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国際芸術祭「あいち2022」参加アーティスト発表(第2弾) 計77組が決定

あいち2022アーティスト(第2弾)発表

 国際芸術祭「あいち」組織委員会が2022年2月15日、《STILL ALIVE(今、を生き抜くアートの力)》をテーマに、 2022年7月30日~10月10日に開催する「あいち2022」の参加アーティスト(第2弾)を発表した。現代美術展チケットの概要も決まった。発売は4月1日から。

  会見は、名古屋・栄の愛知芸術文化センター12階のアートスペースAで実施。オンラインでも行われた。

 新たに発表されたアーティストは、55組。現代美術展では、8月23日に発表した22組と合わせて、日本を含めて世界31の国と地域(出身地)から77組の参加が決まった。

 アジア太平洋、欧州、北米、南米、アフリカなど五大陸から、1930~1990年代生まれの幅広い世代が参加する。

 現代美術展では、3月に数名の追加発表がある。

 パフォーミングアーツ(約10演目)、ラーニング・プログラムについては、3月以降の発表を予定している。

 地元関係では、新たに、荒川修作+マドリン・ギンズ岸本清子鯉江良二奈良美智大泉和文、小寺良和、升山和明、宮田明日鹿らが入っている。

 第1弾の発表時には、河原温のほか、コンセプチュアルは発想で多様な絵画を描いてきた三輪美津子や、若手の画家、横野明日香、名古屋のケンジタキギャラリー で作品を発表している塩田千春らが選ばれている。

 あいち2022の主な会場は、愛知芸術文化センター、一宮市、常滑市、有松地区(名古屋市)。詳細は、公式サイトへ。

アーティストリスト(合計)

*印は、今回発表されたアーティスト。

*足立 智美(日本|ドイツ)
ホダー・アフシャール(イラン|豪州)
*AKI INOMATA(日本|日本)
リリアナ・アングロ・コルテス(コロンビア|コロンビア)
*レオノール・アントゥネス(ポルトガル|ドイツ)
*荒川 修作+マドリン・ギンズ(日本/米国|米国)
*カデール・アティア(フランス|ドイツ)
*ローター・バウムガルテン(ドイツ|ドイツ/米国)
*ディードリック・ブラッケンズ(米国|米国)
*ロバート・ブリア(米国|米国/フランス)
*マルセル・ブロータース(ベルギー|ベルギー/ドイツ/英国)
*曹斐(ツァオ・フェイ)(中国|中国)
ヤコバス・カポーン(豪州|豪州)

ケイト・クーパー(英国|英国/オランダ)
*パブロ・ダヴィラ(メキシコ|メキシコ)
*クラウディア・デル・リオ(アルゼンチン|アルゼンチン)
メアリー・ダパラニー(豪州|豪州)
遠藤 薫(日本|日本)
*シアスター・ゲイツ(米国|米国)
潘逸舟(ハン・イシュ)(中国|日本)
*服部 文祥+石川 竜一(日本|日本)
*ニーカウ・へンディン(ニュージーランド(アオテアロア)|ニュージーランド(アオテアロア))
*許家維(シュウ・ジャウェイ)(台湾|台湾)
*石黒 健一(日本|日本)
*ミット・ジャイイン(タイ|タイ)
*ジャッキー・カルティ(ケニア|ケニア)
河原 温(日本|米国)
*ユキ・キハラ(サモア|サモア)
バイロン・キム(米国|米国)
*岸本 清子(日本|日本)
*小寺 良和(日本|日本)
*鯉江 良二(日本|日本)
 アンドレ・コマツ(ブラジル|ブラジル)
*アブドゥライ・コナテ(マリ|マリ)
*近藤 亜樹(日本|日本)
小杉 大介(日本|ノルウェー)
*黒田 大スケ(日本|日本)
*グレンダ・レオン(キューバ|スペイン)
*タニヤ・ルキン・リンクレイター(米国|カナダ)
*ニャカロ・マレケ(南アフリカ|南アフリカ)
 ミシェック・マサンヴ(ジンバブエ|ジンバブエ)
*升山 和明(日本|日本)
*バリー・マッギー(米国|米国)
*ミルク倉庫+ココナッツ(日本|日本)
三輪 美津子(日本|日本)
*宮田 明日鹿(日本|日本)
モハンマド・サーミ(イラク|英国)
百瀬 文(日本|日本)
*デルシー・モレロス(コロンビア|コロンビア)
*迎 英里子(日本|日本)
*奈良 美智(日本|日本)
*トゥアン・アンドリュー・グエン(ベトナム|ベトナム)
*尾花 賢一(日本|日本)
*大泉 和文(日本|日本)
奥村 雄樹(日本|ベルギー/オランダ)
*ローマン・オンダック(スロバキア|スロバキア)
*小野澤 峻(日本|日本)
*ガブリエル・オロスコ(メキシコ|メキシコ)
カズ・オオシロ(日本|米国)
*ティエリー・ウッス(ベナン|オランダ)
*リタ・ポンセ・デ・レオン(ベル-|メキシコ)
プリンツ・ゴラーム(ドイツ/レバノン|ドイツ)
*ジミー・ロベール(フランス|ドイツ)
*フロレンシア・サディール(アルゼンチン|アルゼンチン)
眞田 岳彦(日本|日本)
*ファニー・サニン(コロンビア|米国)
 笹本 晃(日本|米国)
*イワニ・スケース(豪州|豪州)
*塩見 允枝子(日本|日本)
塩田 千春(日本|ドイツ)
*田村 友一郎(日本|日本)
*和合 亮一(日本|日本)
*渡辺 篤(アイムヒア プロジェクト)(日本|日本)
*西瓜姉妹(ウォーターメロン・シスターズ)(台湾/シンガポール|台湾/ドイツ)
*ケイリーン・ウイスキー(豪州|豪州)
*イー・イラン(マレーシア|マレーシア)
 横野 明日香(日本|日本)

 2021年8月に発表した第1弾のアーティスト発表も参照。 アーティストの略歴、作品など詳細は、公式サイトへ。

アーティストリスト(展示会場別)

愛知芸術文化センター会場

一宮会場

常滑会場

有松会場

現代美術展チケット

種類

フリーパス:記名本人に限り、各会場を何回でも見ることができる
1DAYパス:入場当日に限り、各会場を何回でも見ることができる
アップグレード:会期中、一定金額(一般1,200円、学生800円)を追加することで、1DAYパスからフリーパスに変更できる

料金

券種前売券会期中販売券
フリーパス 一般¥2,500¥3,000
フリーパス 学生(高校生以上)¥1,700¥2,000
1DAYパス  一般¥1,500¥1,800
1DAYパス 学生(高校生以上)¥1,000¥1,200

・中学生以下、障害者手帳のある人と付添者1人は無料(チケット不要)
・学生区分適用の場合、チケット確認時に学生証の提示が必要
・学校向け団体鑑賞プログラムで来場する場合、学生及び引率者は無料(要事前申込)
・パフォーミングアーツについては、別途チケットが必要

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 あいち2022のアーティスト発表第1弾については、「国際芸術祭「あいち2022」参加アーティスト発表(第1弾)」、会場については、「国際芸術祭あいち2022の会場は愛知芸術文化センター、一宮市、常滑市、有松地区」、 企画概要については、「国際芸術祭『あいち 2022』企画概要発表 会期は2022 年7月30日~10月10日」、テーマについては、「国際芸術祭『あいち2022』のテーマを決定 STILL ALIVE」を参照。

 そのほか、「国際芸術祭『あいち2022』片岡真実芸術監督が就任あいさつを発表」「国際芸術祭『あいち2022』大林剛郎組織委会長、片岡真実芸術監督が会見 あいちトリエンナーレから改称」「あいちトリエンナーレ 国際芸術祭『あいち2022』に改称 芸術監督は片岡真実さん」なども。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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