荒川修作+マドリン・ギンズの国際会議《AGxKANSAI 2022》2022年3月11−15日に京都で開催

  • 2021年12月9日
  • 2022年3月14日
  • 美術

AGxKANSAI 2022 : Art and Philosophy in the 22nd Century After ARAKAWA+GINS

 関西大学東西学術研究所・身体論研究班(Studies of the Architectural Body Research Group: SABRG)と京都芸術大学環境デザイン学科が、2022年3月11−15日、京都芸術大学 (対面+オンライン)で、荒川修作マドリン・ギンズに関する国際カンファレンス《AGxKANSAI 2022》を開催する。

 京都芸術大学大学院環境デザイン領域、同大学舞台芸術学科、荒川+ギンズ東京事務所Reversible Destiny Foundationが協力する。

 関西大学の三村尚彦教授(現象学)が率いるSABRGは、2016年以来、荒川ギンズについての学際的な研究を進めてきた。

  三村 教授は、共著『22世紀の荒川修作とマドリン・ギンズ──天命反転する経験と身体』(三村尚彦、門林岳史共編、フィルムアート社、2019)をはじめ、荒川+ギンズについて多数の論考を発表している。

 対面及びオンラインでの参加申し込みは、公式サイトへ。

主な登壇予定者

講演:河本英夫(哲学、東洋大学)/エイドリアン・ハート(振付家、ネオンダンス)
対談:池上高志(人工生命/複雑系の科学、東京大学)×小林康夫(哲学、東京大学名誉教授)
パネル・ディスカッション:ジョンディ・キーン+アラン・プローム+ドン・バード
展示:小野暁彦研究室(京都芸術大学)
ほか

概要

 荒川修作と詩人マドリン・ギンズは、1990年代から、新しい「環境」を提案し、そこで活動する身体の感覚の変化を引き起こすことを提案。その新しい身体感覚に依拠して、既存の価値観を疑い、本当に生きやすい社会を感じとる人間を生み出すことを目標に掲げた。

 ポストコロナの時代のあり方を模索するためにも、荒川ギンズの芸術活動と思想を手がかりにすることには、大きな可能性があると考えられる。

 われわれがいかなる存在で、何に向かっているのか──「自らにとってのパズル・クリーチャーであるわれわれとは、不可解さの訪れなのである」。荒川+ギンズは、こうした問いをさまざまなかたちで、徹底的に深く問いつづけ、次なる世紀の(暫定的ながら)具体的なプランを提示した。

 関西大学東西学術研究所身体論研究班は、2016年から、荒川+ギンズの思想を学際的に研究するプロジェクトを推進してきた。

 これまでに開催された荒川+ギンズ国際カンファレンス(2005年、2008年、2010年)で探求された問題やテーマをさらに発展させ、講演、対談、プレゼンテーション、展示、パフォーマンスを通して、22世紀に向けての/22世紀の芸術と哲学のあり方を探る。

応募要領

 《AGxKANSAI 2022》は、会議での発表を募集している。提出締め切りは2021年12月31日。応募はフォームから。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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