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「アーツ・アンド・クラフツとデザイン│そして民藝 ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで」豊田市民芸館で2026年6月20日-8月30日に開催

ウィリアム・モリス 《 いちご泥棒 》 1883年 Photo © Brain Trust Inc.

アーツ・アンド・クラフツ運動の魅力と展開を紹介

 愛知・豊田市民芸館で2026年6月20日~8月30日、「アーツ・アンド・クラフツとデザイン│そして民藝 ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで」が開催される。

 19世紀後半に英国で起こったアーツ・アンド・クラフツ運動は、産業革命以後の機械化された工場で作られる粗悪な量産品や商業主義を批判し、職人の手仕事による上質なものづくりを見直すとともに、生活と芸術の一体化を目指した。

 その中心となったのが、デザイナーのみならず詩人、社会運動家としても知られるウィリアム・モリス( 1834-1896)である。

ウィリアム・モリス 《格子 垣 》 1864年 Photo © Brain Trust Inc.

《馬の目皿》 豊田市民芸館蔵

 その思想は、同時代の芸術家たちに受け入れられ、英国はもちろん、世界各地へと広がった。米国では建築家フランク・ロイド・ライト( 1867-1959)らが 参加して新たな展開を見せるとともに、その後も運動の精神は、現代のデザイン思想にまで引き継がれている。

 本展では、モリスの代表作として名高いテキスタイル《いちご泥棒》から、ライトがデザインしたステンドグラスに至るまで、壁紙、家具、工芸品、宝飾品、書物といった約140点の多彩な作品を通じて、モダン・デザインの源流となったアーツ・アンド・クラフツ運動の魅力と展開を紹介する。

 併せて、豊田市民芸館が所蔵する民藝作品を展示することで、ともに生活に根差した美を探求したアーツ・アンド・クラフツと民藝との相違や共通点を感じ取ることもできる。

ジョージ・ワシントン・ジャック 《 サーヴィル肘掛け椅子 》 1890年頃 Photo © Brain Trust Inc.

展覧会概要

展覧会名:アーツ・アンド・クラフツとデザイン│そして民藝
     ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで
会  期:2026年6月20日[土]〜8月30日[日]
開館時間:午前9時30分〜午後5時
休 館 日:月曜日[7月20日は開館]
主  催:豊田市民芸館
共  催:中日新聞社
後  援:ブリティッシュ・カウンシル
企画協力:株式会社ブレーントラスト
会  場:第1・2民芸館
観 覧 料:一般1,000円/高校・大学生800円/中学生以下無料
    観覧料の減免、割引等については同館ウェブサイトを確認
同時開催:民藝とデザイン(第3民芸館) 豊田市民芸館のコレクションの中から100年にわたり受け継がれた「民藝思想」を継承し、柳宗悦の「日常にこそ美が宿る」という思想が漂う作品を紹介する。

《 ミュージック・キャビネット 》 1890年頃 Photo © Brain Trust Inc.

関連企画

記念講演会 「吉田璋也 の新作民藝運動 とウィリアム・モリス」
日 時:7月12日[日]午後2時-3時30分
講 師:木谷清人 鳥取民藝美術館常務理事
会 場:豊田市民芸館(第3民芸館)
聴 講:無料、ただし会期中の観覧券提示が必要
定 員:先着50人程度(事前申込不要)

バスツアー「 ウィリアム・モリスと吉田璋也 民藝をめぐる小旅行」
日 時:7月18日[土]午前9時-午後5時 (名鉄豊田市駅発着予定)
本展覧会と岐阜県現代陶芸美術館で開催される展覧会「吉田璋也のデザイン 新作民藝運動がめざした未来」を学芸員の解説付きで鑑賞するツアー。
定 員:25人
参加費:8,000円(昼食、観覧料を含む。図録などのお土産付き)
詳細は同館ウェブサイトで確認。
※7月19日[日]にはJR多治見駅発着で同内容のバスツアーが実施される。詳細は岐阜県現代陶芸美術館のウェブサイトで確認。

ギャラリートーク(学芸員による展示解説)
日 時:6月28日[日]、8月2日[日] いずれも午後2時から(40分程度)
会 場:第1民芸館集合
聴 講:無料(ただし当日の観覧券提示が必要)

《 カットグラスの扇型花器 》 Photo © Brain Trust Inc.

フランク・ロイド・ライト 《 オスカー・ステファンズ邸のステンドグラス・窓 》 1909年 Photo © Brain Trust Inc.

《 夜具地 唐獅子牡丹 》 豊田市民芸館蔵

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