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「吉田璋也のデザイン 新作民藝運動がめざした未来」岐阜県現代陶芸美術館で2026年7月11日-9月27日に開催

民藝のプロデューサー・吉田璋也の思想と実践を紹介

 岐阜県現代陶芸美術館(多治見市)で2026年7月11日~9月27日、「吉田璋也しょうやのデザイン 新作民藝運動がめざした未来」が開催される。

 鳥取出身の医師・吉田璋也(1898-1972)は、柳宗悦の民藝思想に深く共鳴し、民藝運動に生涯を捧げた人物。

牛ノ戸焼 「緑釉黒釉染分小皿」 1931年 鳥取民藝美術館蔵

 自身を「民藝のプロデューサー」と称し、陶芸、木工、染織、金工など多岐にわたる分野で地域の職人と向き合いながら、現代の生活にふさわしい日用品を自ら指導・デザインした。

 生産から流通、販売、普及までのサイクルを築き、地元の鳥取砂丘など自然や文化財の保護にも尽力。広い視野と実験精神のもと、民藝を通じて社会のデザインを実践した。

 本展では、吉田の新作民藝運動の思想と実践の軌跡を吉田の蒐集品、吉田が手掛けた新作民藝の数々、関連資料などによって辿る。

製作者不詳 「竹ショルダーバッグ」 1950年代前半 個人蔵

展覧会情報

会  場:岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリー
会  期: 2026年7月11日(土)~9月27日(日)
休 館 日:月曜日[ただし、7月20日(月・祝)、9月21日(月・祝)は開館]、7月21日(火)、9月24日(木)
開館時間:10:00~18:00 (入館は17:30まで)
主  催:岐阜県現代陶芸美術館、NHK 岐阜放送局、NHK エンタープライズ中部
共  催:中日新聞社
特別協力:鳥取民藝美術館
観 覧 料:一般 1,200円[1,100円]、大学生 1,000円[900円]、高校生以下および18歳未満は無料
*[  ] 内は20名以上の団体料金
*以下の手帳のある方および付き添いの方1名までは無料
身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳、特定医療費(指定難病) 受給者証・登録者証

辰己木工 「曲木肘掛応接椅子(民賞椅子)」 1957年 鳥取民藝美術館蔵

茗荷定治 「パン切り台」 蔵多宣夫 「果物ナイフ」「パン切りナイフ」 1950年代前半 鳥取民藝美術館蔵

見どころ

社会へとまなざす、民藝のこころ
 医師でありながら、自ら民藝品をデザインし、生産・流通・販売の仕組みづくりまで手がけた“民藝のプロデューサー”、吉田璋也。

 自然保護や文化財保護にも取り組むなど、現代で言えば「まちづくり」や「ソーシャルデザイン」に通じる活動を幅広く展開した先駆的な実践に迫る。

いまの暮らしに取り入れたい、民藝がここに!!
 食器、ランプシェード、椅子、ネクタイ、パン切りナイフ、さらにはイカ墨インクやしゃぶしゃぶ用の鍋 (!)まで、吉田璋也が関わった品々は、どれも現代の暮らしに自然と馴染むものばかり。

 使い手への心配りと、作り手への敬意が感じられる、丁寧で美しいデザインの数々を見ることができる。

民藝ファン必見。吉田璋也、過去最大規模の展覧会
 いま再び注目が高まる「民藝」。その重要人物でありながら、吉田璋也に焦点を当てた全国規模の展覧会は今回が初となる。

 作品・資料計297件を通じ、その足跡に迫る。旧吉田医院と旧吉田邸の茶の間をイメージした2つの空間展示では、建築から家具、食器に至るまで、吉田の総合的なデザイン観を体感できる。

向国安婦人会ほか 「ににぐりネクタイ」 1931年 鳥取民藝美術館蔵

製作者不詳 「患者用診察椅子」 1952年 個人蔵

関連イベント

記念講演会 「民藝をデザインする一吉田璋也の実験民藝学一」

日 時2026年7月11日(土)14:00-15:30
会 場岐阜県現代陶芸美術館 プロジェクトルーム
講 師木谷清人 氏(鳥取民藝美術館常務理事)
定 員50名
参加費聴講無料

要事前申込(フォーム)[受付開始:6月6日(土)10:00〜]

対談 「わたしたちの民藝とデザイン」

日 時2026年9月12日(土)14:00-15:30
会 場岐阜県現代陶芸美術館 プロジェクトルーム
講 師朝倉圭一 氏(やわい屋店主・飛騨民芸協会理事)、
望月未来 氏(プロダクトデザイナー・愛知県立芸術大学美術学部 デザイン専攻准教授)
定 員50名
参加費聴講無料

要事前申込(フォーム)[受付開始:7月18日(土)10:00〜]

バスツアー 「ウィリアム・モリスと吉田璋也 民藝をめぐる小旅行」

日 時2026年7月19日(日)10:00-16:30(JR多治見駅・北口発着予定)
共 催岐阜県現代陶芸美術館 友の会
定 員22名
参加費7000円(昼食、観覧料を含む・図録などのお土産付)

要事前申込(専用フォーム)[友の会優先受付期間:6月6日〜6月14日 / 一般受付:6月15日〜]
※7月18日(土)には、名鉄豊田市駅発着にて同行程のバスツアーが実施さる。申し込みについて豊田市民芸館のウェブサイトを参照。

ワークショップ 「スリップウェアでお皿をデザイン」

日 時2026年8月8日(土)13:30-15:30
会 場セラミックパークMINO 作陶館
定 員15名
対 象小学5年生以上
参加費1500円

要事前申込(フォーム)[受付開始:7月4日(土)10:00〜]

ギャラリートーク

日 時2026年8月2日(日)、9月6日(日) 各日14:00-
会 場岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーI
参加費参加無料、事前申込不要、要観覧券(高校生以下は無料)

こどもむかデー

日 時2026年8月22日(土)、8月23日(日)
会 場岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーI
参加費参加無料、事前申込不要

牛ノ戸焼 「緑釉白釉黒釉三方掛分皿」 1957年 鳥取民藝美術館蔵

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