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2019年

  • 2019年9月24日
  • 2019年9月25日

あいちトリエンナーレ 藤井光に続き、キャンディス・ブレイツも展示中止表明

「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」が中止に追い込まれた問題で、あいちトリエンナーレのwebサイトによると、新たに愛知芸術文化センターに出展している南ア出身のアーティスト、キャンディス・ブレイツさんが2019年9月24日以降、平日は展示室を閉鎖し、声明文を提示することになった […]

  • 2019年9月23日
  • 2020年12月8日

なごや寺町アートプロジェクト「しかしかしか」「羊かん彫刻⁉︎」

「なごや寺町アートプロジェクト」が2019年9月22〜28日、名古屋市中区橘の崇覚寺と日置神社で開かれている。プロジェクトは2017年、名古屋造形大学の50周年記念事業として始まり、今年で3回目。同大学出身者を中心としたアーティストらの作品で構成される、まちなかアート展である。今年は、名古屋芸大から […]

  • 2019年9月22日
  • 2019年10月4日

あいちトリエンナーレ 藤井光が展示ボイコットを宣言

「あいちトリエンナーレ2019」で名古屋市美術館の会場に作品を展示しているアーティストの藤井光さんが2019年9月22日夕、展示のボイコットを宣言した。この日あった同美術館でのレクチャーパフォーマンス/鑑賞ツアーの最後になって参加者の前で宣言した。中止になった「表現の不自由展・その後」の再開への動き […]

  • 2019年9月22日
  • 2019年9月30日

瀬戸内国際芸術祭2019 ③大島 山川冬樹、田島征三

 山川冬樹さんの新作「海峡の歌」は、かつて隔離された大島から自由を求めて対岸の四国・香川県の庵治町に泳いで渡ろうとした人が後を絶たなかったという歴史から着想した映像インスタレーションである。泳いだ人の多くは、潮に流され、対岸にたどり着くことなく亡くなった。自ら約2キロを泳ぎ、そのときの映像が展示され […]

  • 2019年9月21日
  • 2023年2月14日

としのこえ、とちのうた 会場:旧豊田東高校

としのこえ、とちのうた 会場:旧豊田東高校(愛知県豊田市)  愛知・豊田市美術館の北隣の旧豊田東高校の弓道場周辺で、2019年9月13日〜10月14日、現代美術のグループ展「としのこえ、とちのうた」が開かれている。  敷地には、2024年秋、建築家・坂茂さんの設計による豊田市博物館が開館する予定だが […]

  • 2019年9月20日
  • 2022年8月5日

「東京裁判」4Kデジタルリマスター版 8月5〜11日に名演小劇場(名古屋)で特別上映

 ドキュメンタリー映画「東京裁判」の4Kデジタルリマスター版が2022年8月5〜11日、名演小劇場(名古屋)で特別上映される。  名古屋では、2019年8月に名古屋シネマテークで上映され、大ヒット。同年9月にもアンコール上映された。  日本の現代史の節目に当たる極東国際軍事裁判(東京裁判)を通して、 […]

  • 2019年9月19日
  • 2022年8月12日

瀬戸現代美術展2019

旧産業技術総合研究所中部センター瀬戸サイト(愛知県瀬戸市西茨町)2019年9月7日〜10月14日  新聞の美術記者になりたての1990年代半ばごろは愛知県瀬戸市といえば、陶芸の取材で行くことが多かった。  その後、亡くなった現代美術家の栗本百合子さんがインスタレーションを展開した愛知製陶所にも出かけ […]

  • 2019年9月18日
  • 2021年9月3日

あいちトリエンナーレ「不自由展」巡り検証委が準備不足等を指摘

2019年9月18日の中日新聞、朝日新聞などの朝刊によると、「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」が中止になった問題で、検証委員会の2回目の会合が17日に県庁で開かれ、運営側の準備やキュレーションの不足が指摘された。検証委の経過報告によると、1月の会議で津田大介芸術監督は、「極 […]

  • 2019年9月18日
  • 2019年9月18日

二人展 上田良・澤田華/テキサス・ヒットがやってくる

Lights Gallery(名古屋) 2019年9月5〜22日  京都精華大の先輩後輩の関係で、共に評価されている上田良と澤田華という若手アーティストの二人展が、「あいちトリエンナーレ2019」の会場にもなっている名古屋・円頓寺のギャラリーで実現した。「テキサス・ヒットがやってくる」と奇妙な副題が […]

  • 2019年9月16日
  • 2019年9月17日

花模様の儀式 大石茉莉香

N-MARK B1(名古屋) 2019年9月6〜22日  1988年、大阪府生まれの若手の個展である。会場に入ると、正面の壁に大きな矩形のシートが掛けられ、その下の3分の2はそのまま床にだらりと敷かれている。シートは、大量の血痕のような濁った赤で染められ、そこに野草のような花が無造作に置かれている。 […]

  • 2019年9月16日
  • 2019年11月30日

ダンス・セレクション2019 愛知県芸術劇場で10月19日

横山彰乃/lal banshees ©️bozzo  名古屋・栄の愛知県芸術劇場小ホールで2019年10月19日午後3時から、「ダンス・セレクション2019」が開かれる。同劇場プロデューサー選りすぐりの振付家、ダンサーの作品を紹介しようと、2018年に始まった企画。今年も、独自の作風をもつ振付家・ダ […]

  • 2019年9月16日
  • 2019年9月28日

あいちトリエンナーレ 《ReFreedom_Aichi》が活動開始

「あいちトリエンナーレ2019」で中止に追い込まれた「表現の不自由展・その後」など、これまでに中止・変更となった全ての展示の再開を目指そうと設立されたプロジェクト《ReFreedom_Aichi》が14日、具体的な活動を始めた。トリエンナーレの会場の一つ、愛知芸術文化センターで、「表現の不自由展・そ […]

  • 2019年9月15日
  • 2022年11月12日

平川祐樹個展 Years Later

STANDING PINE (名古屋) 2019年9月14日〜10月14日  9分でループされる新作の映像が展示された。映画を考古学的に探求し、緻密な創作過程を経て作品化された、見所の多く知的な展示である。名古屋周辺にいる現代美術の関係者、特に映像作品に注目する向きには、平川の新シリーズの最初の作品 […]

  • 2019年9月14日
  • 2019年9月30日

瀬戸内国際芸術祭2019 ②大島 やさしい美術プロジェクト

大島は、島全体が国立のハンセン病療養所「大島青松園」になっている。国の強制隔離政策で大島に施設がつくられたのは1909(明治42)年。以後の100年余で、2000人を超える人が大島で亡くなった。1958年ごろの入所者数は700人以上、2019年9月現在は52人で、平均年齢は約85歳だという。1907 […]

  • 2019年9月12日
  • 2019年9月12日

「表現の不自由展・その後」の再開求め仮処分申請

 2019年9月12日の中日新聞、朝日新聞などの朝刊によると、「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」が中止になった問題で、「不自由展」の実行委が、トリエンナーレ実行委に対して展示再開を求める仮処分を13日に名古屋地裁に申し立てる、と発表した。「不自由展」の中止が憲法21条が保障 […]

  • 2019年9月12日
  • 2022年5月2日

ドキュメンタリー映画「主戦場」4月23-29日名古屋シネマテークでアンコール上映

 慰安婦問題を扱い、2019年に異例のロングランヒットとなったドキュメンタリー映画「主戦場」(2018年)が名古屋シネマテークで2022年4月23〜29日、アンコール上映される。  名古屋シネマテークでも2019年、アンコール上映を重ねた。今回は、久しぶりの再映である。  2019年は、慰安婦を象徴 […]

  • 2019年9月11日
  • 2020年3月5日

米国の写真家ロバート・フランクさん死去

 2019年9月11日の朝日新聞などによると、フォトドキュメンタリーの草分けとして知られる米国の写真家、ロバート・フランクさんが9日に亡くなった。94歳。米紙ニューヨーク・タイムズが伝えた。 1924年、スイスに生まれ、1947年、23歳で米ニューヨークに移り住んだ。米国横断の撮影旅行の写真をまとめ […]

  • 2019年9月11日
  • 2019年9月30日

あいちトリエンナーレの参加アーティストが《ReFreedom_Aichi》設立

 2019年9月11日の朝日新聞、東京新聞などによると、「あいちトリエンナーレ2019」の出品アーティストらが10日に日本外国特派員協会(東京)で開いた記者会見で、中止に追い込まれた「表現の不自由展・その後」など、これまでに中止・変更となった全ての展示の再開を目指すプロジェクト《ReFreedom_ […]

  • 2019年9月10日
  • 2019年9月10日

岡本光博展 トラロープ

N-MARK 5G(名古屋) 2019年9月7〜29日  「あいちトリエンナーレ2019」で中止となった「表現の不自由展・その後」にも出品していた岡本光博の個展。企画・運営は、愛知県岡崎市のmasayoshi suzuki galleryである。 岡本は、ルイ・ヴィトンのフェイクか本物か非公開のバッ […]

  • 2019年9月10日

名古屋が芸術助成の第三者機関設置へ

 2019年9月10日の朝日新聞、中日新聞によると、「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」が中止になった問題を受け、名古屋市の河村たかし市長は9日の定例会見で、芸術への助成の是非などを審査する第三者機関「アーツカウンシル」を設置する意向を明らかにした。 河村市長は、慰安婦を表現 […]

>文化とメディア—書くこと、伝えることについて

文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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