名古屋が芸術助成の第三者機関設置へ

 2019年9月10日の朝日新聞、中日新聞によると、「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」が中止になった問題を受け、名古屋市の河村たかし市長は9日の定例会見で、芸術への助成の是非などを審査する第三者機関「アーツカウンシル」を設置する意向を明らかにした。
 河村市長は、慰安婦を表現した平和の少女像などの展示中止を求め、公共が芸術祭を主催した場合には展示内容を肯定したように受け取られるとして問題視。「今後は、文化芸術への公金支出についての判断は権力と離れたところでやるべきだ」などと話した。アーツカウンシルは、行政から独立した専門家らが審査して文化芸術の助成先を決め、その後の活動も評価する。中日新聞によると、市文化振興事業団のような外郭団体の中に設置するのが現実的だという。

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伝えること、文化芸術とメディアについて

1980年代から、名古屋、東京、関西で文化芸術を見てきた。新聞文化面、専門雑誌、「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、自ら新聞文化欄を編集、美術、映画、演劇などの記事を書いてきた。2000年代に入ると芸術批評誌を立ち上げ、2019年にはWEBメディアを始めた。文化芸術とメディアの関係、その歴史的展開、メディアリテラシー、課題と可能性、レビューや伝わる文章の書き方、WEBメディアの意義、構築方法について、若い世代に伝えたいと考えています。

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