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2019年

  • 2019年10月7日
  • 2021年9月3日

あいちトリエンナーレ不自由展 10月8日午後から再開

朝日新聞のweb、中日新聞のwebなどによると、「あいちトリエンナーレ2019」で中止になっていた「表現の不自由展・その後」について、トリエンナーレ実行委会長の大村秀章愛知県知事は2019年10月7日、8日午後から不自由展を再開することを決めた。安全を確保し、展示を理解してもらうため、入場制限を導入 […]

  • 2019年10月7日
  • 2021年9月3日

あいトリ不自由展再開の協議難航 作家有志はコールセンター開設

2019年10月7日の中日新聞、朝日新聞などによると、「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」が中止になった問題で、5、6日、愛知芸術文化センターで表現の自由を考える国際フォーラムが開かれ、津田大介芸術監督は不自由展再開について「再開しない可能性は五分五分と思う」との認識を示した […]

  • 2019年10月6日
  • 2020年3月5日

藍生(あおい)展 原田弘子

ギャラリーサンセリテ(愛知県豊橋市) 2019年9月28日〜10月20日  ギャラリーの大空間の壁に、藍染めの平面作品(あえて、タペストリーと言わずにそう言ってみる)が展示され、一部は、天井からいくつものレイヤーになって、空間を柔らかく包んでいる。どこまでも深い青、あるいは透明感のある繊細な変化に富 […]

  • 2019年10月4日
  • 2021年6月19日

「情の深みと浅さ」展

ヤマザキ マザック美術館(名古屋) 2019年10月1〜14日  2010年に始まったあいちトリエンナーレの期間中に、名古屋の現代美術系のギャラリーが画廊マップを作ろうとして発足したNCAM(Nagoya Contemporary Art Map)が主体となって始まった現代美術展。2016年に市民ギ […]

  • 2019年10月3日
  • 2022年4月9日

直野宣子さんの絵に思う— 名古屋画廊の個展「Washable Blue-永遠のゆらぎの中で」

名古屋画廊(名古屋)2019年10月2〜12日   市川 政憲(元愛知県美術館長、元茨城県近代美術館長)  個展の案内が届き、写真の絵を見ながら、一年前に画廊で見た絵がどんなであったかを想い出せないでいる。いま手にとる写真の絵が、あなたの絵であることに頷きながら、なんとも歯痒い。そして、この「想い出 […]

  • 2019年10月3日
  • 2021年10月10日

ながくてアートフェスティバル 展覧会レビュー

2021年 愛知・長久手市文化の家、市内各所 2021年9月18日〜10月10日  昨年は中止となったが、今年は、コロナが収束しない中、関係者の尽力で開催にこぎつけた。ただし、ワークショップやマーケットは中止で、展示が中心となる。  会場は、長久手市内に散らばっているが、メイン会場の長久手市文化の家 […]

  • 2019年10月1日
  • 2019年10月2日

井手日出志 景色

Gallery HAM(名古屋) 2019年9月21日〜10月26日  1990年代の終わり頃だから、20年ほど前、筆者が書いた新聞の美術評には、井手さんが発表したさまざまな作品が紹介されていたが、一番印象に残っているのは、井手さんの使用済みベッドシーツにイメージを刺繍した作品である。その後、Gal […]

  • 2019年9月30日
  • 2021年5月1日

あいちトリエンナーレ 不自由展 6〜8日再開で和解

 2019年9月30日の朝日新聞、中日新聞の夕刊などによると、「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」が中止になった問題で、不自由展の実行委が展示再開を求めた仮処分申し立ての審尋が30日、名古屋地裁であり、トリエンナーレ実行委との間で、10月6〜8日に展示を再開する方向で協議する […]

  • 2019年9月30日
  • 2021年7月22日

松岡恵子 版画作品展—目の中の世界—

ギャラリーアートグラフ(名古屋) 2019年9月7日〜10月14日  日本の美術界は分断された社会で成り立っていた。以前、筆者が新聞の美術記者をしていた1990年代は、東海地方では公募団体が依然として力をもち、毎年2月ごろに開かれる日展は多くの観客を集めた。二科会や独立美術協会、二紀会、白日会、春陽 […]

  • 2019年9月29日
  • 2022年2月28日

タル・ベーラ監督「サタンタンゴ」名古屋で10月12日からついに公開

 「ニーチェの馬」、「ヴェルクマイスター・ハーモニー」などの作品で知られる、ハンガリ ーを代表する巨匠 タル・ベーラ監督が4 年の歳月をかけて 完成させた伝説の映画「サタンタンゴ」(1994年)が、製作から 25 年を 経て、東京などで公開されている。名古屋シネマテークでも10月12〜18日に上映。 […]

  • 2019年9月29日
  • 2019年9月29日

あいちトリエンナーレ 表象文化論学会が補助金不交付撤回を求める声明

 「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」中止問題に関して、文化庁の補助金が不交付になった問題で、表象文化論学会が2019年9月28日、「文化庁による『あいちトリエンナーレ2019』への補助金不交付の撤回を求める会長声明」を出した。声明内容は、以下の通り。  文化庁は「あいちトリ […]

  • 2019年9月28日
  • 2023年11月3日

佐々木類 Residues from the Surrounding

Lights Gallery(名古屋) 2019年9月26日〜10月14日  佐々木類は1984年高知県生まれ。現在は、金沢市を拠点に国内外で展覧会を開き、ガラスを素材にしたインスタレーションを発表している。Lights Galleryでは、8月にも個展を開いた。  ギャラリー1階の空間に入って驚く […]

  • 2019年9月28日
  • 2023年4月9日

竹田尚史 質量の泉と重力の霧

美濃加茂市民ミュージアム(岐阜県美濃加茂市) 2019年9月21日〜10月27日  美濃加茂市民ミュージアムは、「芸術と自然」をテーマに現代美術のレジデンスプログラムを継続している。  今回の竹田尚史さん(1976年生まれ)は、立体や写真、映像、インスタレーションと表現方法を多彩に変化させながら、自 […]

  • 2019年9月27日
  • 2022年8月30日

彫る絵画—三原色—鈴木淳夫個展 2019年9月21日-10月5日

AIN SOPH DISPATCH(名古屋) 2019年9月21日〜10月5日  鈴木淳夫さんの作品は長く見てきた。今回はとりわけ、美しく、力強い展示である。2020年の個展「平面⇄立体」のレビュー、2022年の豊川市桜ヶ丘ミュージアムでの2人展レビューも参照。  鈴木さんは一貫して、パネルに何層、 […]

  • 2019年9月27日
  • 2021年9月3日

あいちトリエンナーレ 国の補助金不交付 知事は提訴の意向

2019年9月27日の朝日新聞、中日新聞の朝刊などによると、「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」が中止となった問題で、文化庁が26日に、採択を決めていたトリエンナーレへの補助金約7800万円を全額交付しない方針を発表したのを受け、トリエンナーレの実行委会長である大村秀章愛知県 […]

  • 2019年9月26日
  • 2019年9月26日

あいちトリエンナーレ 藤井光も9月27日から展示の一時中止

「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」が中止になった問題で、あいちトリエンナーレのwebサイトによると、名古屋市美術館の会場に作品「無情」を展示し、22日夕のイベントの中で展示のボイコットを宣言した藤井光さんは、芸術祭実行委と協議の結果、9月27日から展示を一時中止することにな […]

  • 2019年9月26日
  • 2019年9月26日

文化庁 あいちトリエンナーレの補助金「交付しない」と発表

 2019年9月26日の朝日新聞、中日新聞の夕刊などによると、「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」が中止となった問題で、文化庁は26日、採択を決めていたトリエンナーレへの補助金約7800万円を全額交付しないと発表した。文化庁は、展示内容の問題でなく、慰安婦を象徴した少女像など […]

  • 2019年9月26日
  • 2021年9月3日

あいちトリエンナーレ 大村知事「不自由展の再開を目指す」

 2019年9月26日の朝日新聞、中日新聞朝刊などによると、「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」が中止になった問題で、25日に開かれた検証委員会が、不自由展について「条件が整い次第、すみやかに再開すべきである」との中間報告をまとめた。報告を受け、芸術祭実行委会長の大村秀章知事 […]

  • 2019年9月25日
  • 2021年11月27日

公器の庭  日本料理 寶樂(愛知県一宮市)

日本料理 寶樂(愛知県一宮市) 2019年9月7日〜10月27日  「公器」は、「おおやけ」のことであって、例えば、「新聞は社会の公器」などという。そこには公共の役に立つもの、の含意がある。愛知県一宮市の料亭「日本料理 寶樂(たから)」は、美術家の松本幹永さんの家業である。この企画は、料亭の日本建築 […]

  • 2019年9月24日
  • 2022年11月14日

あいちトリエンナーレ 四間道・円頓寺+YEBISU ART LABO 弓指寛治

 YEBISU ART LABO(名古屋) 2019年8月24日〜9月28日  1986年、三重県出身。ゲンロンカオス*ラウンジ新芸術校の第一期生として学んでいた2015年に、交通事故後で心身のバランスを崩していた母親が自死したことで人生観が一変。死者への視点を変容させる絵画に取り組む。今回の「輝け […]

>文化とメディア—書くこと、伝えることについて

文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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