ギャラリーヴァルール KURA
(愛知県一宮市西大海道宅美78)
2026年6月20日~7月26日
ギャラリーヴァルール KURA
若手作家の発掘・支援をコンセプトに2011年5月に開廊した名古屋市名東区のギャラリーヴァルールが愛知県一宮市にヴァルール KURAを開設した。従来の名古屋市内のスペースは、ヴァルール ISSHAとして引き続き、運営する。
ヴァルール KURAは、蔵をリノベーションし、1階に3つの個展スペース、2階に常設スペースがある。
文谷有佳里 なにもない風景を眺める
文谷有佳里さんは1985年、岡山県生まれ。2008年、愛知県立芸術大学音楽学部作曲専攻卒業。2010年、東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。主な展覧会に、「あいちトリエンナーレ2019 情の時代」、瀬戸現代美術展2019など。2022年1-3月の「愛知県美術館 若手アーティストの購入作品公開第3弾」でも作品が展示された。2022年には、ギャラリーヴァルール(名古屋)で個展を開催。「ONーものと身体、接点から」(愛知・清須市はるひ美術館)にも参加している。今回は、現在性の感覚に応答した密度の高いドローイングを展示している。

鵜飼聡子 大海の一滴
鵜飼聡子さんは1990年、三重県生まれ。2017年、愛知県立芸術大学博士前期課程油画版画領域修了。三重県在住。ギャラリーヴァルールでは、2017、2019年、2020年、2021年、2023年に個展を開いている。概念(言葉)とイメージ、認知を探求する中で今回のテーマは「死」と弔い。飼っていたカブトムシの死を巡って、標本、立体、映像などさまざまなメディア、素材によって、その表象の不可能性があらわになっている。

田中藍衣 GNSS
田中藍衣さんは1992年、愛知県生まれ。愛知県立芸術大学美術学部日本画専攻卒業。愛知県立芸術大学美術研究科博士前期課程油画・版画領域修了。個展は2025年、「共有地」(愛知県立芸術大学サテライトギャラリーSA・KURA/愛知県名古屋市)、2019年、「垣根と隣人」(gallery N/愛知県名古屋市)など。VOCA展2023で佳作賞。日本画の岩絵具、技法によるミニマルな幾何学抽象絵画である。彼女の絵画はさまざまレベルで二項対立を行き来しながら、揺らぎ、超えていく弁証法的探求によって常にアップデートされている。
