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「生誕150周年 アルベール・マルケ展 水辺を愛した画家」三重県立美術館で2026年8月8日-9月13日に開催

 《パリ、ルーヴル河岸》1906年、ヤマザキマザック美術館
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フランス近代美術の巨匠の全貌に迫る

 津市の三重県立美術館で2026年8月8日〜9月13日、「生誕150周年 アルベール・マルケ展 水辺を愛した画家」が開催される。

 フランス近代絵画の巨匠アルベール・マルケ(1875‒1947)の日本で35年ぶりとなる回顧展。

 日仏の美術館や個人コレクションから、油彩画を中心に素描、パステルも含め約100点を展示。初期フォーヴィスム(野獣派)の作品から、パリのセーヌ河やマルケが旅先で目にした海、港を描いた作品など、とりわけ水辺の情景に焦点を当て、マルケ作品の魅力に迫る。

 フランス南西部の港湾都市ボルドーに生まれたマルケは、パリでアンリ・マティスらと出会った。彼らは画家仲間たちとともに強烈な色彩と自由な筆触によるフォーヴィスムと呼ばれる作風を展開。

 しかし、マルケは観察にもとづいて描く態度を崩すことはなく、やがてニュアンスに富んだ中間色による穏やかな作風へと変わっていった。

 《バルコニー、または縞模様の日よけ》
1945年頃、パリ、個人蔵(協力:パリ、ギャルリー・ド・ラ・プレジダンス)
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 マルケが好んで手がけたのは、パリの街とセーヌ河の光景、そして旅先の地中海沿岸地域で出会った港や浜辺の光景。窓から眺めた大胆な構図で魅力的な風景画を数多く手がけた。

 本展は、マルケの画家としての形成期をたどり、その独自の作風がどのように確立されていったのかを明らかにするとともに、いくつかのモチーフやテーマに着目し、洗練された繊細な色彩表現による光や空気感が織りなすマルケ作品特有の魅力を紹介する。

 《マルセイユの馬》1916年、ボルドー美術館 
© Mairie de Bordeaux, Musée des Beaux-Arts, photo, F. Deval
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展覧会概要

生誕150周年 アルベール・マルケ展 水辺を愛した画家
会  期:2026年8月8日[土]から9月13日[日]
※会期中、一部の作品の展示替えがある。
開館時間:9時30分から17時(入館は16時30分まで)
休 館 日:月曜日
主  催:三重県立美術館、中日新聞社、共同通信社
特別協力:ボルドー美術館
後  援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
協  賛:DNP 大日本印刷
協  力:日本航空、ヤマト運輸
助  成:公益財団法人岡田文化財団、公益財団法人三重県立美術館協力会
観 覧 料:一般 1,200円(1,000円) 学生 1,000円(800円) 高校生以下無料
*( )内は前売および 20 名以上の団体割引料金
*この料金で、「美術館のコレクション」、柳原義達記念館も見ることができる。
 ※柳原義達記念館は、8月18日[火]-8月30日[日]は展示準備のため閉室。
*生徒、学生の方は生徒手帳、学生証等を提示。
*障害者手帳等(アプリ含む)のある人および付き添いの1名は観覧無料。
*教育活動の一環として県内学校(幼・小・中・高・特支)および相当施設が来館する場合、引率者も観覧無料(要申請)。
*毎月第3日曜の「家庭の日」(8月16日)は団体割引料金で見ることができる。
*主な前売券販売所は、チケットぴあ、ファミリーマート、セブン – イレブンなど

《ル・ピラ》1935年、ボルドー美術館
© Mairie de Bordeaux, Musée des Beaux-Arts, photo, F. Deval
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見どころ

日本国内では 35 年ぶりの回顧展
 アルベール・マルケはパリでマティスらとフォーヴィスム(野獣派)と呼ばれる作風を展開し、その後は独自の作風に向かった。
 その軽妙なデッサンによりマティスから「我らの北斎」と称えられた。 日本国内での回顧展は35年ぶり。本展ではフォーヴィスムの作風を展開した初期作品から晩年のポン=ヌフ連作まで、油彩、パステル、デッサンなど約100点から画業の全貌に迫る。
水辺を愛した画家
 マルケがとりわけ好んだのが、川や海、港など水辺の光景だった。パリではセーヌ河を望むアパルトマン(集合住宅)にアトリエを構え、窓から眺めた景色を描いた。
 国内外に旅行した際には、船が停泊する港や保養地の浜辺などを主題に、不断に変化する水辺の様子を描いている。会場では穏やかな筆致と繊細な色調で表された魅力的な水辺の情景を堪能できる。
旅する画家
 マルケは旅を愛した画家だった。フランス国内はもちろん、ドイツやイタリアなどのヨーロッパ諸国、さらにはアルジェリアやモロッコなどアフリカにも訪れている。
 とりわけアルジェリアの都市アルジェに魅了され、毎年のように滞在した。アルジェでもやはり、港や海を望む光景を多く手がけているが、穏やかだった港の光景には次第に軍艦が登場。1940年代の時世を感じさせる臨場感を湛えた作品が現れる。時代の変化も感じさせるアルジェでの作品群に注目。
力作!ポン=ヌフ連作
 マルケは1931年にセーヌ河に架かる橋ポン=ヌフを望むアパルトマンに転居する。ここがマルケの終の棲家となった。マルケはこのアトリエを「パリで一番眺めのいいところ」と言い、橋の先にサマリテーヌ百貨店が見えるこの景色を幾度となく描いた。会場ではマルケが様々な天候や時刻で描いたポン=ヌフ連作から5点を展示する。

《アルジェ港》1922年頃、パリ、個人蔵(協力:パリ、ギャルリー・ド・ラ・プレジダンス)
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関連イベント

記念講演会「フォーヴィスムのなかのマルケ」
講師:桑名真吾(SOMPO 美術館学芸員)
日時:8月22日[土]14時から(90分程度)
会場:三重県立美術館 地下 1 階講堂
定員:140名
参加費無料、当日先着順、13時30分に開場

担当学芸員によるスライドトーク
日時:8月15日[土]、9月6日[日]14時から(30分程度)
会場:三重県立美術館 地下 1 階講堂
定員:140名
参加費無料、当日先着順、13時30分に開場

ギャラリートーク(館長が展示室内で作品を解説)
日時:8月11日[火・祝]、8月30日[日]14時から(30分程度)
会場:三重県立美術館 企画展示室
展示室に入るため、観覧券が必要。展示室入り口に集合

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