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愛知県芸術劇場が2023年度自主事業ラインナップを発表

2023年度自主事業ラインナップ

 愛知県芸術劇場が2022年11月17日、2023年度の自主事業ラインナップを発表した。

大ホール

 大ホールでは、勅使川原三郎芸術監督の新作公演をはじめ、初登場となる「新国立劇場バレエ団」の古典バレエの傑作『ドン・キホーテ』、世界で最も人気のあるダンスカンパニーの1つ、「NDT」の常任振付家、クリスタル・パイトのダンスカンパニーによる『検察官/リヴァイザー』が登場する。

愛知県芸術劇場芸術監督 勅使川原三郎 新作ダンス公演

新国立劇場バレエ団公演『ドン・キホーテ』(C)鹿摩隆司

キッド・ピボット『検察官/リヴァイザー』 (C)Michael Slobodian

コンサートホール

 コンサートホールでは、NHK交響楽団による定期演奏会や、海外の音楽祭で高く評価されているマティアス・マイヤ―ホーファーによるオルガン特別コンサート「オルガン・プレミアム・アワー」等を開催する。

オルガン・プレミアム・アワー マティアス・マイヤーホーファー(オルガン)

ファミリー・プログラム

 ゴールデンウィークと夏休み期間中のファミリー・プログラムでは、2022年度に続き、コンサートホールを無料開放するオープンハウスや、毎年人気のオルガン入門コンサート「THEオルガンNIGHT&DAY2023」、オーストラリアのアーティスト集団「ザ・ラスト・グレート・ハント」による子犬と人の友情物語『子犬のバーニー』を上演。県内ツアーも含め、家族で気軽に劇場に来てもらえる企画を提供する。

ミニセレ

 先駆的、実験的なシリーズのミニセレでは、AAF戯曲賞の大賞受賞作を舞台化する記念公演『鮭なら死んでるひよこたち』や、プロフェッショナルなダンス環境の整備・クリエイター育成を目指すDaBY(デイビー)との連携プロジェクト作品を上演する。

DaBYダンスプロジェクト『Rain』

その他

 地域の子どもたちを劇場に招待する「劇場と子ども 7 万人プロジェクト」をはじめ、在住外国人のための多文化共生プログラムやラーニングプログラムなどの普及啓発事業、スタッフやアーティストの両方を育てる人材養成事業にも引き続き取り組む。

・愛知県芸術劇場の2023年度自主事業(PDF)はこちら
・愛知県芸術劇場の自主事業一覧ページはこちら
・2021年度の自主事業ラインナップはこちら
・2022年度の自主事業ラインナップはこちら

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>文化とメディア—書くこと、伝えることについて

文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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