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開館20周年記念 ロマンティック・プログレス 岐阜県現代陶芸美術館で9月17日-11月13日に開催

川端健太郎《O冠(オカンムリ)》2021年 
Collection of David Kordansky and Mindy Shapero, Los Angeles, CA. photo: Tanaka Yoshinori
*参考画像

陶芸の過去・現在・未来を探る

 2002年10月にオープンし、今秋、開館20周年を迎える岐阜県現代陶芸美術館(多治見市)で2022年9月17日〜11月13日、「開館20周年記念 ロマンティック・プログレス」が開催される。

 目まぐるしく変化した陶芸の近現代を俯瞰し、同館のコレクションと現在活躍中の作家の作品を対峙させることで、陶表現の過去・現在・未来を探る。

カルロ・ザウリ《白い官能》1976年 岐阜県現代陶芸美術館蔵
カルロ・ザウリ《白い官能》1976年 
岐阜県現代陶芸美術館蔵

 本展では、予期せぬ出来事が繰り返される中で紡がれてきた陶芸の歴史的展開を「ロマンティック・プログレス」と呼び、そのダイナミックで複雑な相互作用の先端に、現代の陶芸表現を位置付ける。

 過去と現在が照射し合うことで浮かび上がる新たな文脈から、陶芸表現の可能性と未来像を探ろうという企画である。

宮下サトシ《Welcome to the Hell》2020年 photo: Yuji Kimura *参考画像
宮下サトシ《Welcome to the Hell》2020年 
photo: Yuji Kimura    
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現役の出品作家

 川端健太郎桑田卓郎/アルベルト・ヨナタン・セティアワン/田中陽子/田村麻未/橋本知成桝本佳子/宮下サトシ/安永正臣/湯口萌香/中﨑透

湯口萌香《えぐる》2022年 photo: 畠山美樹*参考画像
湯口萌香《えぐる》2022年 
photo: 畠山美樹
*参考画像

展覧会概要

会  期:2022年9月17日(土)~11月13日(日)
会  場:岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリー I
開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)
休 館 日:月曜日(9月19日、10月10日は開館)、9月20日(火)、10月11日(火)
観 覧 料:一般 1000円(900円)、大学生 800円(700円)、高校生以下無料

※( )内は 20名以上の団体料金 
※身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳、特定医療費(指定難病)受給者証のある人と、付き添いの人1名は無料
11月3日(木・祝)文化の日は観覧無料

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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