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5月8日から2023年度公募を開始 クリエイティブ・リンク・ナゴヤ助成事業

助成A、B、C、D 4区分でサポート

 名古屋市が2022年10月に立ち上げた名古屋版アーツカウンシル「クリエイティブ・リンク・ナゴヤ」が、2023年度助成事業の募集を始めた。

 募集期間は2023年5月8~31日。名古屋の文化芸術活動への助成・支援はクリエイティブ・リンク・ナゴヤの主要事業の1つ。助成を通じて、文化芸術活動と「観光、まちづくり、国際交流、福祉、教育、産業」など他分野との連携を目指している。

 助成Aは「文化芸術分野からの他分野との連携」、助成Bは「観光・まちづくりの立場からの文化芸術活動との連携」がテーマ。

 また、助成Cは若手アーティストのキャリアアップをサポートするための「記録集制作支援」、助成Dは「デジタル広報支援」である。

助成金額助成対象者
助成A: 社会連携100万円アーティスト・文化芸術団体
助成B: 社会連携100万円観光・まちづくりの事業者・団体
助成C: キャリアップ30万円アーティスト・文化芸術団体
助成D: デジタル広報10万円アーティスト・文化芸術団体

公募概要

 公募種別は次のとおり。

■助成A社会連携(上限100万円)
採択予定数:B とあわせて4件程度
対 象 者: アーティスト・文化芸術団体
対 象 事 業:2023年7月10日から2024年3月3日までに名古屋市内で実施される事業

■助成 B 社会連携(上限100万円)
採択予定数:A とあわせて4件程度
対 象 者: アーティスト・文化芸術団体以外の団体・事業者
対 象 事 業:2023 年 7 月 10 日から 2024 年 3 月3日までに名古屋市内で実施される事業

■助成 C キャリアアップ(上限30万円)
採択予定数:7件程度
対 象 者: 39歳以下の若手アーティスト・文化芸術団体
対 象 事 業:2023年7月10日から 2024 年3月3日までに実施される記録集制作

■助成 D デジタル広報(上限10万円)
採択予定数:8件程度
対 象 者:アーティスト・文化芸術団体
対 象 事 業:2023年8月1日からイベント当日までに実施される広報活動
(イベント:2023年9月1日から2024年3月3日までに名古屋市内で実施されるもの)

 2023年度は、助成Aと助成Bに概算払い(前払い)を導入。助成D採択者が、デジタルマーケティング講座を無料で受講できるようにするなど、助成内容の拡充を図っている。

スケジュール

応募期間・審査・結果通知

 書類応募期間は5月8日(月)~31日(水)。最終日17:00まで。

■助成A、助成B、助成C (書類による一次審査後、面接による二次審査を実施)
一次審査結果通知: 6月16日(金)までに書類審査による合否結果を連絡
二次審査(面談): 助成 A・Bは6月27日(火)、助成 Cは 6月28日(水)
二次審査結果通知: 7月3日(月)までに審査結果と助成金額を連絡

■助成D(書類審査のみ)
審査結果通知:7月3日(月)までに書類審査と助成金額を連絡

事前相談会

 事前相談会を下記の日程で実施する。

■対面(1組15分程度、ナディアパーク内会議室)
①4月27日(木)18:30~20:00
②5月8日(月)18:30~20:00
③5月14日(日)10:00~11:30
④5月21日(日)14:00~15:30

■オンライン(1 組 15 分程度、Teamsによる実施)
① 5月11日(木)9:00~17:30
② 5月16日(火)9:00~17:30
③ 5月26日(金)9:00~17:30

★各助成の詳細・応募方法・事前説明会予約方法は、こちらから。

2022年度採択助成事業報告会

■日時:5月11日(木)18:30~20:00
■会場:FabCafe Nagoya
(名古屋市中区丸の内三丁目 6 番 18 号 RAYARD Hisaya-Odori Park 内)

内容:助成AB採択者や関係者のトーク、交流会など
*定員40人 要事前申込(5/10まで)
*申込みはこちら

PLACENESS(作品展示・トークイベント・アーティストブック)など、2022年度採択助成事業はこちら

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>文化とメディア—書くこと、伝えることについて

文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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