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映画評論家の山根貞男さんが死去 83歳

 報道によると、映画評論家の山根貞男さんが2023年2月20日、胃がんのため、横浜市の自宅で死去した。83歳だった。

 大阪府出身。大阪外国語大学フランス語科卒業。「日本読書新聞」、映画批評誌「シネマ」の編集に携わり、同誌の鈴木清順特集で自身も映画評論を始めた。

 主に日本映画を中心に論じ、「日本映画作品大事典」を編集。1986年から、「キネマ旬報」の連載「日本映画時評」を執筆した。映画関係者へのインタビュー、聞き書き、対談などの仕事が多くある。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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