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ジャン=リュック・ゴダール 1960-1965 名古屋シネマテークで1月28日-2月10日開催

「勝手にしやがれ 4Kレストア版」「女は女である」「女と男のいる舗道」「パリところどころ」「 気狂いピエロ2Kレストア版」 の5作品

 2022年9月に91歳で死去したジャン=リュック・ゴダール監督 (1930-2022年) の5作品を上映する「ジャン=リュック・ゴダール 1960-1965」が2023年1月28日~2月10日、名古屋・今池の名古屋シネマテークで開催される。

 1961年から1965年まで夫婦だったアンナ・カリーナ(1940-2019年)主演作を中心に傑作5点を集めている。

 上映作品は、「勝手にしやがれ 4Kレストア版」「女は女である」「女と男のいる舗道」「パリところどころ」「 気狂いピエロ2Kレストア版」。

スケジュール

1/281/291/301/312/12/22/3
16:00勝手にしやがれ気狂いピエロパリところどころ勝手にしやがれ気狂いピエロ勝手にしやがれ気狂いピエロ
2/42/52/62/72/82/92/10
18:00女は女である女と男のいる舗道 女は女である パリところどころ 女と男のいる舗道 女は女である 女と男のいる舗道

作品紹介

①勝手にしやがれ 4Kレストア版

 その後に与えた影響は測り知れないヌーヴェル・ヴァーグ不滅の金字塔。流れ者のチンピラとアメリカ娘の逃避行。90分。

②女は女である

 アメリカ映画への憧れを存分に発揮したミュージカル・コメディ。M・ルグランの軽快なサウンドトラック。84分。

③女と男のいる舗道

 ラウル・クタール撮影の美しいモノクロームの映像が冴え渡る。瞬きするのも惜しい。84分。

④パリところどころ

 6人の監督が独自の感覚でパリの名所を切り取る短編オムニバス。エリック・ロメール「エトワール広場」、クロード・シャブロル「ラ・ミュエット」他。
 ゴダール作は第五話「モンパルナスとルヴァロワ」。撮影はアルバート・メイズルス(『セールスマン』のメイズルス兄弟)。スピーディーなパリの郵便システムとの追いかけっこ。ダイナミックでハラハラする悲喜劇。97分。

⑤気狂いピエロ2Kレストア版

 ジャン=P・ベルモンドを通して、アンナ・カリーナへの愛と絶望が炸裂し、南フランスの海に散る奇跡的な傑作。110分。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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