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「あいち2022」ポップ・アップ! 参加アーティストなど決定

愛知県内4市で11組が作品を発表

 国際芸術祭「あいち」組織委員会は2022年7月8日、9月の週末に愛知県内4市で開催する「あいち2022」ポップ・アップ!の参加アーティストと開催内容を発表した。

 国際芸術祭「あいち2022」の現代美術展参加アーティスト82組のうち11組が、本展とは異なる作品を発表する。

 参加アーティストは、小杉大介、遠藤薫、黒田大スケ、升山和明、尾花賢一、カズ・オオシロ、塩田千春、和合亮一、渡辺篤(アイムヒア プロジェクト)、イー・イラン、横野明日香の11組。

 作品展示のほかに、アーティストによるワークショップや学芸スタッフによるガイドツアーが実施される。

「あいち2022」ポップ・アップ!とは

 国際芸術祭「あいち2022」の会期中の週末に愛知県内4つのまちを巡る移動型芸術祭。「あいち2022」のテーマ「STILL ALIVE  今、を生き抜くアートのちから」のエッセンスを感じられる展示内容が展開される。

 「あいちトリエンナーレ2019」までの「モバイル・トリエンナーレ」を引き継いで実施する。各会場とも入場無料。

各会場の開催内容

「あいち2022」ポップ・アップ! in 長久手

日時:2022年9月2日(金)~4日(日)午前9時から午後7時まで(最終入場は午後6時30分まで、一部作品は午後10時まで)
会場:長久手市文化の家(長久手市野田農201)

ワークショップWithアーティスト 和合亮一「#愛の礫:STILL ALIVE(いまだ生きている)からはじまる言葉」
 「あいち 2022」のテーマ「STILL ALIVE」は、愛知県出身のアーティスト、河原温の作品から着想している。言葉を表現の中心とした河原の作品から出発し、当展に出展された和合さんの即興的な詩の書き方を体験しながら、詩の創作にチャレンジする。
【日 時】9月4日(日) 午前10時から正午まで
【対 象】中学生以上
【定 員】20名 ※要申込(先着順、定員に満たない場合は当日参加可)
【参加費】参加無料
【申込期限】8月26日(金)

作品ガイドツアー
【日  時】9月3日(土)午前11時/午後2時(各30分間)
【集合場所】長久手市文化の家1階受付前

「あいち2022」ポップ・アップ! in 蒲郡

日時:2022年9月7日(水)~12日(月)午前9時から午後5時まで(最終入場は午後4時30分まで)※新型コロナウイルス対策で入館規制を行っている場合がある。入館予約は蒲郡市生命の海科学館のウェブサイトで(定員に達していない場合は当日予約可)。
会場: 蒲郡市生命の海科学館(蒲郡市港町17-17)

◉ワークショップWithアーティスト 黒田大スケ「心霊わしづかみ!幽霊写真術」(第1回)
 幽霊をテーマに活動する黒田さんが古今東西の心霊写真がどのように表現されているかを解説。アーティストと一緒に幽霊にまつわる物語を考えながら、最後にはみんなで心霊写真を撮影する。
【日  時】9月10日(土) 午後2時から午後4時まで
【対  象】小学生~一般(小学3年生以下は保護者同伴)
【定  員】10名(保護者の同伴は1名まで)※要申込(先着順、定員に満たない場合は当日参加可)
【参 加 費】参加無料
【申込期限】9月2日(金)

◉作品ガイドツアー
【日  時】9月11日(日)午前10時/午後2時(各30分間)
【集合場所】蒲郡市生命の海科学館 サイエンスショールーム

「あいち2022」ポップ・アップ !in 半田

日時:2022年9月16日(金)~19日(月・祝)午前10時から午後5時まで(最終入場は午後4時30分まで)
会場:旧中埜半六邸(半田市中村町1丁目7番地)、半田市役所(半田市東洋町二丁目1番地)

◉ワークショップWithアーティスト 黒田大スケ「心霊わしづかみ!幽霊写真術」(第2回)
 幽霊をテーマに活動する黒田さんが古今東西の心霊写真がどのように表現されているかを解説。アーティストと一緒に幽霊にまつわる物語を考えながら、最後にはみんなで心霊写真を撮影する。
【日 時】9月19日(月・祝) 午後2時から午後4時まで
【対 象】小学生~一般(小学3年生以下は保護者同伴)
【定 員】10名(保護者の同伴は1名まで)※要申込(先着順、定員に満たない場合は当日参加可)
【参加費】参加無料
【申込期限】9月9日(金)

◉作品ガイドツアー
【日  時】 9月17日(土)午前10時/午後2時(各30分間)
【集合場所】旧中埜半六邸 広場

「あいち2022」ポップ・アップ! in 西尾

日時:2022年9月23日(金・祝)~25日(日)午前9時から午後5時まで(最終入場は午後4時30分まで)
会場:西尾市文化会館(西尾市山下町泡原30番地)

ワークショップWithアーティスト 尾花賢一「マスクをアップデート〜デコレーションマスク!!」
 マスク生活が定着した今日、相手の表情や素顔が分かりにくく感じることも。今回は、そんなマスクをアップデート! 顔が隠れていても「自分らしさ」が伝わるマスクを作る。模様や飾りをつけて自分流にアレンジすることで、わくわくドキドキするようなマスクにしよう。
【日  時】9月24日(土) 午後2時から午後4時まで
【対  象】小・中学生 (小学3年生以下は保護者同伴)
【定  員】15名(保護者の同伴は1名まで)※要申込(先着順、定員に満たない場合は当日参加可)
【参 加 費】参加無料
【申込期限】9月16日(金)

作品ガイドツアー
【日  時】9月25日(日)午前10時/午後2時(各30分間)
【集合場所】西尾市文化会館 事務室前

参加方法

作品ガイドツアー

 「あいち2022」の学芸スタッフが展示作品を分かりやすく解説する。申込不要。開始時間までに各会場の集合場所に集まる。

ワークショップ

 ①氏名 ②年齢 ③ワークショップの参加を希望する開催地名 ④メールアドレス ⑤連絡のつく電話番号 ⑥住まいの地域(市区町村まで)を明記のうえ、件名を「あいち2022 ポップ・アップ!ワークショップ参加申込」にして、E-mail、またはFAXで下記まで申し込む。
 国際芸術祭「あいち」組織委員会事務局 ポップ・アップ!係
E-mail:popup@aichitriennale.jp   
F A X:052-971-6115

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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