サウンドパフォーマンス・プラットフォーム2022 2月27日に愛知県芸術劇場で 

ASUNA『Chocolate, Candy, Drops』(C)Takehiro Iikawa

サウンドパフォーマンス・プラットフォーム2022

 「サウンドパフォーマンス・プラットフォーム2022」の公演が2022年2月27日午後3時から、名古屋・栄の愛知県芸術劇場小ホールで開催される。

 音と身体を核に舞台芸術の新たな表現に挑戦するアーティストのオムニバス公演。前衛的な音楽から身体を伴う作品まで、さまざまなパフォーマンスを繰り広げる。

 2006年にスタートした前身の「AAC サウンドパフォーマンス道場」を含め、これまで 13 回開いてきた。

 今回のテーマは「音と動きを解放する」。音と身体を既成概念にとらわれない自由な関係性で表現することに焦点を当てた。

 出演はゲストアーティスト2 組と、公募アーティスト4 組。

 ゲストは、音の物理現象を軸にした音楽作品やパフォーマンスを海外 25カ国以上で演奏・展示してきた「ASUNA」と、名古屋学芸大学メディア造形学部で教鞭を執る伏木啓さんをはじめとしたアーティスト集団「伏木啓 + Collaborative Artists」。

 公募は、人体の器官を模倣したオリジナル楽器で演奏する華山萌さんや、インドネシアの民族音楽ガムランの演奏法から着想を得た Benda putar など。

概要

日  時:2022 年 2 月 27 日(日)15:00 開演(14:30 開場)
会  場:愛知県芸術劇場小ホール
入場料金:全席自由(当日券のみ) 一般 2,500 円 U25 1,000 円

公募アーティスト

華山萌『The Act of Before and After the Demise』

 「柔らかい楽器とは?」という問いから、人体の器官を模倣し、皮膚、血液、そして拍動を意識させる楽器を製作する。出演者は、その楽器に対して振動を制御。さまざまな物質をのせることで音を出す。

村田 厚生・池田 拓実・磯部 英彬 演奏の新しいかたち『モーション & エフェクト』

 トロンボーンに付けたモーションセンサーと赤外線距離計によるリアルタイム音響エフェクトを取り入れた演奏。トロンボーン奏者の村田厚生さん、コンピュータ音楽家、作曲家の池田拓実さん、作曲家、メディアアーティストの磯部英彬さんが参加。

Benda putar『Sar/on rails』

 インドネシアの民族音楽ガムランの演奏法から着想を得た音楽作品。動作の反復から生まれる独特の没入感を、ガムランの持つ精神「ラサ(情緒)」の一種であると捉える。ドラマーの吉島智仁さん、木琴奏者の小山理恵さん、作曲者の森田了さんの3人で演奏する。

レトロニム『ルーム・ダビング』

 俳優の瀬戸沙門さん、陶芸家の武内ももさん、演出家の野村眞人さんからなる京都のアート・コレクティブ。 音と行為による劇場未満・部屋以上の余白に向けたサウンド・パフォーマンスである。

ゲストアーティスト

ASUNA『Chocolate,Candy,Drops』

 音の物理現象を軸に音楽作品の制作やパフォーマンスを展開。海外25カ国以上で演奏・展示を重ねる。近年は、干渉音の複雑な分布とモアレ共鳴に着目した作品「100 Keyboards」で海外のアートフェスティバルを中心に活動する。

伏木 啓+Collaborative Artists『The Other Side – Feb.2022』

伏木啓 + Collaborative Artists(C)安齋萌実

 映像作家やダンサー、ピアニスト、舞台技術者が協働する舞台作品。 伏木啓さん(演出家 / 映像作家)は、時間意識における線形性と非線形性の重なりを主題とし、身体と映像、音響などのメディアを複合的に扱ったパフォーマンス / 舞台作品や、映像インスタレーションを制作している。『The Other Side – Feb. 2022』は、井垣理史さん(空間構成・装置)、髙木理恵さん(ダンス・語り)、てらにしあいさん(ダンス・語り)、山田亮さん(ピアノ)、せきみつほさん(音響)及びテクニカルスタッフとの協働による。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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