- 2019年8月11日
- 2019年10月21日
あいちトリエンナーレ リポート 豊田市美術館・同市駅周辺②
タリン・サイモン、スタジオ・ドリフト、レニエール・レイバ・ノボ 米ニューヨークが拠点のタリン・サイモンの写真、映像作品及びテキストは、隠された権力(支配)構造、社会の裏側や視覚イメージに潜む抑圧や権威のシステム、情報格差と分断などを暴き、見応え十分である。最初の部屋にある「隠されているものと見慣れぬ […]
タリン・サイモン、スタジオ・ドリフト、レニエール・レイバ・ノボ 米ニューヨークが拠点のタリン・サイモンの写真、映像作品及びテキストは、隠された権力(支配)構造、社会の裏側や視覚イメージに潜む抑圧や権威のシステム、情報格差と分断などを暴き、見応え十分である。最初の部屋にある「隠されているものと見慣れぬ […]
高嶺格 豊田市美術館・豊田市駅周辺会場の作品群も大変興味深く、全体に充実していた。最初に紹介したいのが、豊田市美術館横の旧豊田東高校跡(建築家・坂茂設計による豊田市博物館の建設予定地、2024年秋開館予定)に展示された高嶺格の作品である。 彼の作品は従来から政治性、社会性が強く、正義に裏打ちされ […]
「情の時代」をテーマに、あいちトリエンナーレ2019が2019年8月1日、開幕した。10月14日まで、愛知芸術文化センター、名古屋市美術館、豊田市美術館、名古屋市内の四間道・円頓寺エリアなどを会場に多ジャンルの現代芸術が展開される。この記事では、7月31日、酷暑の中催されたプレスツアーとオープニン […]
愛知・豊田市美術館で2019年7月23日、「クリムト展 ウィーンと日本1900」が始まった。10月14日まで。19世紀末ウィーンを代表する巨匠、グスタフ・クリムト(1862〜1918年)の没後100年と日本オーストリア友好150周年を記念する展覧会で、国内で開催されたクリムト展では、過去最高の油彩 […]
2019年7月18日の読売新聞などによると、新築される豊田市博物館(愛知県)の設計者に、建築家の坂茂さんの建築設計事務所(東京)が決まった。 同紙によると、公募型プロポーザル方式で、同市が17日に同事務所と契約した。坂さんはフランス国立芸術文化センター分館「ポンピドーセンター・メス」、大分県立美術 […]
「実は映像作家というより、画家の仕事として映像を作っている」。この日、石田尚志さんが話した一つのテーマは、石田さんが軽やかにコンピューターを駆使する映像作家というよりは、絵画を出発点に映像へと進んだ作家だという点だ。 幼いころから、ひたすら絵を描いていた石田さんは「幼稚園のときの絵が僕の人生の中 […]
記念講演「谷口吉生—美術館を語る」 リニューアルオープンした豊田市美術館で2019年6月15日、美術館を設計した建築家、谷口吉生さんの記念講演「谷口吉生—美術館を語る」が催された。 抽選で選ばれた約150人が聴講。村田真宏館長が聞き手となり、丁寧に谷口さんの豊田市美術館への思いや建築思想を尋ねた […]
改修工事のため休館していた豊田市美術館が2019年6月1日にリニューアルオープンし、式典が開かれた。太田稔彦市長は「所蔵品から約150点と市が誇る織田信長像が展示でき、まさに豊田市の底力を示すオープニングになった。派手ではないが、市民目線、お客さん目線のリニューアルになった」とあいさつ。続いて、村 […]