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印象派展 2024年-2025年開催

  • 2024年4月3日
  • 2024年4月3日
  • 美術


2024年-2025年の印象派展

上野の森美術館

モネ 連作の情景 2023年10月20日~2024年1月28日公式サイト

大阪中之島美術館

モネ 連作の情景 2024年2月10日~2024年5月6日公式サイト

記事「モネ 連作の情景」大阪中之島美術館で2024年2月10日-5月6日に開催 100%モネ。
記事「モネ 連作の情景」(大阪中之島美術館)の来場者が20万人突破 <積みわら>が1点増え4点に!4月27日から開場時間を1時間延長

 印象派を代表する画家のひとり、クロード・モネ(1840-1926)は、自然の光と色彩に対する並外れた感覚を持ち、柔らかい色使いとあたたかい光の表現を得意とし、自然の息遣いが感じられる作品を数多く残した。同じ場所やテーマに注目し、異なる天候、異なる時間、異なる季節を通して一瞬の表情や風の動き、時の移り変わりをカンヴァスに写し取った「連作」は、巨匠モネの画業から切り離して語ることができない。移ろいゆく景色と、その全ての表情を描き留めようとしたモネの時と光に対する探究心が感じられる「連作」は、巨匠モネの画家としての芸術的精神を色濃く映し出していると言えるのかもしれない。1874年に第1回印象派展が開催されてから150年の節目を迎えることを記念し、東京と大阪を会場に国内外のモネの代表作60点以上*が一堂に会す本展では、モネの代名詞として日本でも広く親しまれている〈積みわら〉〈睡蓮〉などをモティーフとした「連作」に焦点を当てながら、時間や光とのたゆまぬ対話を続けた画家の生涯を辿る。サロン(官展)を離れ、印象派の旗手として活動を始めるきっかけとなった、日本初公開となる人物画の大作《昼食》を中心に、「印象派以前」の作品も紹介。モネの革新的な表現手法の一つである「連作」に至る過程を追う。

東京都美術館

印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵 2024年1月27日~4月7日⇒公式サイト

 ウスター美術館(アメリカ)のコレクションを中心に、印象派の国際的な広がりを紹介する展覧会。バルビゾン派など印象派誕生前夜から、モネやルノワールなどのフランス印象派、さらにアメリカをはじめとするフランス国外の状況まで、印象派の受容と展開をたどる。ほとんどが日本初公開で、アメリカ印象派の知られざる魅力を堪能できる。

郡山市立美術館

印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵 2024年4月20日~6月23日 ⇒公式サイト

東京富士美術館

印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵 2024年7月6日~9月29日 ⇒公式サイト

あべのハルカス美術館

印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵 2024年10月12日~ 2025年1月5日⇒公式サイト

国立西洋美術館

モネ 睡蓮のとき 2024年10月5日〜2025年2月11日公式サイト

 印象派を代表する画家のひとりとして親しまれる、クロード・モネ。その晩年の制作に焦点をあてた本展では、マルモッタン・モネ美術館の珠玉のコレクションおよそ50点に加え、日本国内に所蔵される名品の数々から、“印象派を超えた”モネの芸術の豊かな展開をたどる。なかでも注目なのは、〈睡蓮〉の大画面に取り囲まれ、たゆたう水と一体になるかのような展示空間。画家が長い道のりの果てにたどり着いた境地である。

京都市京セラ美術館

☆モネ 睡蓮のとき 2025年3月7日〜6月8日⇒公式サイト

2025年-2026年の印象派展

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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