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メージフォーラム・フェスティバル2023 愛知芸術文化センター(名古屋)で11月23-26日に開催

特集は「ギャザリング・クラウド」

 映像アートの最新動向を紹介する「イメージフォーラム・フェスティバル2023」(イメージフォーラム主催、愛知県美術館共催)が2023年11月23〜26日、名古屋・栄の愛知芸術文化センター12階アートスペースA、EFで開かれる。

 37回目を迎える今年の特集は「ギャザリング・クラウド」。

 ミャンマー、ロシア、コンゴ民主共和国など、社会・政治状況の変化により自由な映画づくりが困難となった地域から海外などへ身を移して制作や上映を続けるアーティストたちの最新映像作品を紹介する。

 日本を含む東アジア地域を対象とした公募部門「東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション」では、応募のあった400点から、32作品がノミネートされた。

 そして、美術、映画の領域を超えて国際的に高い評価を受けるベルギーのヴィジュアルアーティスト、アヌーク・ドゥ・クレルク氏を招聘。日本初上映となる同氏の作品を上映、ティーチインも行う。

チケット情報

 一般 1,200 円 / 学生 800 円 / イメージフォーラム会員 1,000 円 (前売券=1回券 1000 円 / 4回券 3600 円)
 ※ 自由席・各回入替制。各プログラムは上映開始 15 分前に開場

タイムテーブル(→プログラムダウンロード

上映プログラム(15プログラム 79作品、インスタレーション 2作品)

東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション部門

 日本、中国、香港、マカオ、台湾、韓国の東アジア地域を 対象とした公募部門。同地域出身または在住の作家による 2022年以降に制作された作品を対象としている。

 本年は、400作品の応募があり、一次審査、二次審査を経て東アジアの「今」を映し出す注目作品がノミネートされた。


 新しい才能を発掘する場であるとともに、ベテランと新進作家が互いに賞を競う場でもある。東京会場開催中に最終審査があり、大賞以下6作品の受賞が決定した。

A 東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション1(5作品85分)

『何も変わらない』監督: シュ・ジンウェイ/デジタル/44 分/2022 年(中国) ★大賞

『I stitch my skin to the ground』監督: 宇佐美奈緒/デジタル/22 分/2023 年(日本)
『2022 年 10 月 5 日、君は逝ってしまった。』監督: ツェン・ユーチン/デジタル/10 分/2022 年(台湾/オランダ) 『The Stream XII-II』監督: 櫻井宏哉/デジタル/5 分/2022 年(日本)
『告白夢』監督: 施聖雪/デジタル/4 分/2022 年(中国/日本)
『何も変わらない』監督: シュ・ジンウェイ/デジタル/44 分/2022 年(中国) ★大賞

B 東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション2(5作品80分)

『並んだ LAND』監督: ALIMO/デジタル/8 分/2023 年(日本)
『秘密を教えてあげる』監督: ジャウ・エンビン/デジタル/5 分/2022 年(中国/アメリカ)
『ナハトムジーク』監督: 誉田千尋/デジタル/22 分/2023 年(日本)
『STRAW』監督: 劉明承/デジタル/8 分/2022 年(中国/日本)
『九龍東部の昔話』監督: ボー・ワン/デジタル/37 分/2023 年(中国/オランダ) ★優秀賞

C 東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション3(5作品87分)

『隧道漫歩』監督: 李澤昊/デジタル/11 分/2023 年(中国/日本)
『虫が土の中から出てくる時、人間になる』監督: ルウ・エンチョン/デジタル/24 分/2022 年(台湾)
『よだか』監督: 王俊捷/デジタル/9 分/2022 年(中国/日本)
『眼球の人』監督: 村岡由梨/デジタル/12 分/2023 年(日本)
『ザ・シューターズ』監督: ヤン・ジフン/デジタル/31 分/2022 年(韓国)

D 東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション4(5作品85分)

『私は馬である』監督: イム・チェリン/デジタル/8 分/2022 年(韓国)
『明るい音 A』監督: ヨンウン・キム/デジタル/17 分/2022 年(韓国/アメリカ)
『Who owns the story?』監督: 国本隆史/デジタル/30 分/2023 年(日本/ドイツ)
『ゾウのかたち』監督: クワ・ウケン/デジタル/8 分/2023 年(中国/日本)
『暝映』監督: 芝田日菜/デジタル/22 分/2023 年(日本)

E 東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション5(5作品79分)

『Sewing Love』監督: 許願/デジタル/9 分/2023 年(中国/日本) ★SHIBUYA SKY 賞&東京会場観客賞

『デリバリー・ダンサーズ・スフィア』監督: アヨン・キム/デジタル/26 分/2023 年(韓国) ★寺山修司賞

『異郷』監督: 陳爽/デジタル/10 分/2022 年(中国/日本)
『Sewing Love』監督: 許願/デジタル/9 分/2023 年(中国/日本) ★SHIBUYA SKY 賞&東京会場観客賞
『デリバリー・ダンサーズ・スフィア』監督: アヨン・キム/デジタル/26 分/2023 年(韓国) ★寺山修司賞
『mom is どこ』監督: 竹原結/デジタル/5 分/2022 年(日本)
『スピリアールト』監督: リサ・スピリアールト/デジタル/29 分/2023 年(日本/ベルギー)

F 東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション6(6作品79分)

『ゆらめくグラファイト』監督:シャーリン・シンシン・リュウ/デジタル/13 分/2022 年(台湾/アメリカ)
『ABITA』監督: nakice(奥野美和+藤代洋平)/デジタル/20 分/2022 年(日本)
『ザ・パーフェクト・ヒューマン』監督: リラン・ヤン/デジタル/13 分/2023 年(中国/アメリカ) ★優秀賞
『fur』監督: ゼン・リ/デジタル/7 分/2022 年(中国/アメリカ)
『ライカワアッ』監督: 能瀬大助/デジタル/2 分/2023 年(日本) ★優秀賞
『とおぼえ』監督: 川添彩/デジタル/24 分/2022 年(日本)

G 東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション7(1作品インスタレーション)

『LETHE』監督: 五島一浩/デジタル/21 分/2023 年(日本)
 ※ アートスペース EF にて展示上映

エクスペリメンタル・パノラマ部門

特集「ギャザリング・クラウド:フィルム・イン・シェルター2023」

H1 ミャンマー〈アンダーグラウンドから洩れる光〉(6 作品 108 分)

『ハロー、ワールド!』監督: タンシトゥボー/デジタル/13 分/2022 年(ミャンマー)

 クーデター後戒厳令の外出制限下、ミャンマーの Z 世代がアンダーグラウンドで個人映画の潮流を生み出そうとし ている。ミャンマーから生まれる新しい映像を紹介。
 2022 年、ミャンマーと日本間でオンラインの映画制作ワークショップが行われた。外出が制限され、人が集まるこ とが難しいミャンマーでいかに映画を続けるか。生まれた映画はまごうことなき「アンダーグラウンド映画」。モーミ ェメイザチの『供物』がドイツのオーバーハウゼン短編映画祭で上映されるなど、世界的にも注目され始めている。

『ハロー、ワールド!』監督: タンシトゥボー/デジタル/13 分/2022 年(ミャンマー)
『口がきけない』監督: ワイナーニュント/デジタル/28 分/2022 年(ミャンマー・スウェーデン)
『供物』監督: モーミェメイザチ/デジタル/10 分/2022 年(ミャンマー)
『蝕』監督: リンテットアウン/デジタル/35 分/2022 年(ミャンマー)
『ライト・マター』監督: ググ/デジタル/15 分/2022 年(ミャンマー)
『心の風景』監督: サイコンカム/デジタル/7 分/2022 年(ミャンマー)

H2 ロシア〈祖国との対峙〉(3 作品 81 分)

『DVA』監督: アレクサンドラ・カレリナ/デジタル/33 分/2022 年(ロシア)

 2022 年 2 月のウクライナ戦争勃発以降、制作と発表の自由を求めて国外に出たロシアの映画作家を特集。彼らの視点で見つめた祖国・ロシアとは。
 ウクライナ侵攻から 1 年半が過ぎた。戦争に反対し、国外へと出たロシアの映 像作家たちは祖国の現在をどのように描くのか。プーチンやカディロフの肖像 にあふれるチェチェンの街頭をカメラに収めた『文化なくして国家なし』、兵役 を目前に控えた若者の心情を虚飾なく捉えたホームムービー的作品『スティ ル・フリー』、災害の予感の中で生きる人々をディストピア SF のスタイルで描 き、ロシアの不条理な政治的状況を反映させた『DVA』を上映。

『文化なくして国家なし』監督: ウラドレナ・サンドゥ/デジタル/17 分/2022 年(ロシア)
『スティル・フリー』監督: ヴァディム・コストロフ/デジタル/31 分/2023 年(ロシア)
『DVA』監督: アレクサンドラ・カレリナ/デジタル/33 分/2022 年(ロシア)

H3 コンゴ民主共和国〈コンゴ・ササ〉(3 作品 74 分)

『光明を与える』監督: マイシャ・マエネ/デジタル/14 分/2022 年(コンゴ民主共和国)

 長年紛争の舞台となっているコンゴ民主共和国東部の都市ゴマ。クリシェを乗り越えアフリカのイメージを刷新する鮮烈な実験的映像作品を紹介する。
 ニリヤゴンゴ火山噴火後の荒地に降り立つ“異人”を主人公に、アフロ・フュー チャリズム的想像力でコンゴ社会を描きロカルノ映画祭で受賞した『光明を 与える』。環境破壊、軍事的脅威、その中で育った子供たちが強烈にぶつかり 合うモンタージュ『ここ』。混沌としたゴマの街角を夢遊病的なカメラで活写 し、そこに NGO や国際協力組織という“新しい植民地主義”への問いかけの意 識が流れ込む『ムワナ・ポ』。パワフルな 3 作品。

『光明を与える』監督: マイシャ・マエネ/デジタル/14 分/2022 年(コンゴ民主共和国)
『ここ』監督: マイシャ・マエネ+リオ・ネルキ/デジタル/3 分/2021 年(コンゴ民主共和国)
『ムワナ・ポ』監督: ムガボ・バリテゲラ/デジタル/57 分/2019 年(コンゴ民主共和国)

香港映像事情

I1 香港映像事情1 “高い城からの物語”(8作品77分)

 香港在住のアーティストたちの日常から、現在の街の社会地理的な風景/状 況を映し出す最新の短編映像集。
 技法は多様だが、どの作品も日記的なアプローチによる一人称的視点を用 い、急激に変容する土地に対しての証言。ある場所の鮮烈なポートレートを 通して、ありえたかもしれない今を夢想する、香港の最新作品をまとめた映像アンソロジー。

『君は私の心に家を建てた』監督: リー・ユッキ・フローレンス/デジタル/5 分/2023 年(香港)
『うちのバスタブは海に通じている』監督:タイ・ロック・イー/デジタル/6 分/2023 年(香港)
『TWENTYTИƎWT』監督:マックス・ハトラー/デジタル/7 分/2023 年(香港)
『親愛なる息子』監督:リリアン・フー/デジタル/9 分/2022 年(香港)
『石硤尾公園の眺め』監督:タマシュ・ヴァリツキー/デジタル/3 分/2016-2021 年(香港)
『食物とのセルフポートレート』監督:タマシュ・ヴァリツキー/デジタル/3 分/2022 年(香港)
『私の体が動くのを想像しながら』監督:エリサ・ウェンディ/デジタル/30 分/2022 年(香港)
『シグナル 8』監督:サイモン・リュー/デジタル/14 分/2019 年(香港)

I2 香港映像事情2“プラスティックなランドスケープ、堕ちた空:イップ・ユック=ユー作品集”(6作品86分)

『革命前のノート』監督: イップ・ユック=ユー/16 ミリ(デジタル版)/15 分/1998 年(香港)

 風景を媒体とするマルチメディア・アーティスト、イップ・ユック=ユーの映像集。
 イップ・ユック=ユー作品における中心的なテーマは風景である。観察、記 録、流用、様々空間におけるパフォーマンスを通し、風景をメタファー、 ドラマ、洞察、証言の媒介とする。作者の 20 年にわたる創作活動からの セレクション。

『九龍における再び憂鬱な 1 日』監督: イップ・ユック=ユー/デジタル/15 分/2012 年(香港)
『プラスティック・ガーデン』監督: イップ・ユック=ユー/デジタル/11 分/2013 年(香港)
『雲は堕ちる』監督: イップ・ユック=ユー/デジタル/28 分/2014 年(香港)
『パニックルーム』監督: イップ・ユック=ユー/デジタル/6 分/2011 年(香港)
『革命前のノート』監督: イップ・ユック=ユー/16 ミリ(デジタル版)/15 分/1998 年(香港)
『長い目で見れば』監督: イップ・ユック=ユー/デジタル/11 分/2023 年(香港)

日常の驚異

J 日常の驚異1シングス&ワンダーズ(1作品60分)

『シングス&ワンダーズ』監督: アンナ・ファゾフ/デジタル/60 分/2016-2022 年(オーストリア)

 日用品の誤用…。レディメイドをミスメイク。驚きと笑いのアンナ・ファゾフ 短編映画集。
 日々の生活の身の回りにある品々には、実はウィットが潜んでいる…。オースト リアの建築家/メディア・アーティストのアンナ・ファゾフは、日常品をあえ て誤用と機知を通し、アニメーションの原理を利用するなどして世界の別の見方を提示する。40 本の超短編映画のアンソロジー。

『シングス&ワンダーズ』監督: アンナ・ファゾフ/デジタル/60 分/2016-2022 年(オーストリア)

K 日常の驚異2(3作品60分)

『落ちていく』監督: セバスチャン・スヒャーヴェルス/デジタル/23 分/2022 年(ベルギー+スイス)

 隣人・日常品など身の回りを映像トリックで異化。驚きの視覚体験・傑作 3 本。
 地球温暖化による氷河溶解の最前線、スイス・アルプスの村にパラシュートで降り立った男。男がその危機的な状況に意外な方法で対峙するドキュフィクション『落ちてい く』。部屋を埋めるオブジェから見えない力を引き出し運動させるアニメーション『飛 行停止』。ソマリア難民の隣人アブディの半生を、彼の工房内に作ったミニチュアジオ ラマで再現するドキュアニメ『隣人アブ ディ』。各地の映画祭で話題の最新映像集。

『落ちていく』監督: セバスチャン・スヒャーヴェルス/デジタル/23 分/2022 年(ベルギー+スイス)
『飛行停止』監督:エイドリアン・フルーリー/デジタル/8 分/2021 年(スイス)
『隣人アブディ』監督: ドウエ・ダイクストラ/デジタル/29 分/2022 年(オランダ)

その他

O1 1ダースの宝:フィンランドの映像アーカイブAV-Arkki(12作品72分)

『大地の鳥たち』監督: マルヤ・ヘランデル/デジタル/11 分/2018 年(フィンランド)

 実験映画・ビデオアートを跨ぐアーカイブとして 1989 年にヘルシンキに設立された組織 AV-Arkki。60 年代から現 在、フィルムと ビデオアート、デジタル作品をつなぐフィンランドの実験映像代表作品をセレクション。

『(ディス)インテグレーター』監督: ユハ・ヴァン・インゲル/デジタル/4 分/1992 年(フィンランド)
『Kiila:燃える大地』監督: ミカ・ターニラ/デジタル/7 分/2002 年(フィンランド)
『フローラとファウナ』監督: エルッキ・クッレンニエミ/16 ミリ(デジタル版)/6 分/1965 年(フィンランド)
『キネティック・ピクチャーズ』監督: エイノ・ルートサロ/16 ミリ(デジタル版)/5 分/1962 年(フィンランド)
『ヘアバンド』監督: メルヴィ・キュッテサルミニブフル/デジタル/4 分/1982 年(ドイツ)
『洗濯仕事』監督: アンリ・ニュグレン/デジタル/3 分/1992 年(フィンランド)
『ミレーナの旅』監督:マリッキ・ハコラ/デジタル/5 分/1989 年(フィンランド)
『ダイブ・イン ローザ・リクリン/16 ミリ(デジタル版)/6 分/1990 年(フィンランド)
『マサ』監督: アンシ・カシトンニ/16 ミリ(デジタル版)/11 分/2009 年(フィンランド)
『フィンランド的寓話 2011』監督: ニイナ・スオミネン/デジタル/6 分/2011 年(フィンランド)
『ラッソー』監督: サッラ・テュッケ/デジタル/4 分/2000 年(フィンランド)
『大地の鳥たち』監督: マルヤ・ヘランデル/デジタル/11 分/2018 年(フィンランド)

R 太陽が真っ暗になったら見つけてあげる(6作品66分)

『あら惑星ちがい』監督: アヌーク・ドゥ・クレルク/デジタル/8 分/2009 年 (ベルギー)

 3D アニメーション、スキャニング、電子顕微鏡のイメージを駆使し、原初の闇から視覚的に立 ち上がる人間の想像の輪郭を捉えるビジュアル・アーティスト、アヌーク・ドゥ・クレルクの作品を日本初上映。
 テート・モダン、アルス・エレクトロニカ、ベルリン国際映画祭など、美術・映画の領域を超えて 高い評価を受けるクレルクが来日し、自選の作品を上映、解説する。

『ビルディング』監督: アヌーク・ドゥ・クレルク/デジタル/12 分/2003 年 (ベルギー)
『あら惑星ちがい』監督: アヌーク・ドゥ・クレルク/デジタル/8 分/2009 年 (ベルギー)
『Thing』監督: アヌーク・ドゥ・クレルク/デジタル/18 分/2013 年(ベルギー)
『太陽が真っ暗になったら見つけてあげる』監督: アヌーク・ドゥ・クレルク/デジ タル/6 分/2021 年(ベルギー)
『One』監督: アヌーク・ドゥ・クレルク/デジタル/6 分/2020 年(ベルギー)
『バードソング』監督: アヌーク・ドゥ・クレルク/デジタル/16 分/2023 年 (ベルギー)

インスタレーション

 本作は、映像とその装置(支持体)について、日用品や家具と同じ「モノ」として批評するビデオ・インスタレーショ ンのシリーズの新作である。前回の「イメージフォーラム・フェスティバル 2022」では、型落ちで低解像度となっ た液晶ビデオモニターを、情報や物語を配達する容器(キャリア)に喩えるビデオ彫刻『入れ物についての考察』を発 表した。今回はそれをサイトスペシフィックに展開する。

『階談落ち(栄)』伊藤隆介/ミクスト・メディア/2023 年
 ※アートスペース A で展示


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1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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