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愛知県美術館 コロナ禍支援で購入した若手美術家の作品の第2弾 1月15日から公開

愛知県美術館 コロナ禍支援の第2弾

 愛知県によると、 新型コロナウイルス感染拡大の影響でアーティストの作品発表の機会が失われる中、愛知県美術館が、県の美術品等取得基金の特別枠で若手作家の現代美術作品を重点的に購入する取り組みの第2弾を、2021年1月15日から、コレクション展(企画展「GENKYO 横尾忠則」と同時開催)で公開する。

  第2弾は、若手作家15人の37作品で、全作品を公開する。2021年1月7日の読売新聞によると、購入総額は3400万円。

 作品は、2020年度新収蔵作品展「新しい術(すべ)」の展示室で展示された。作家は、船井美佐、吉本直⼦、KOURYOU、遠藤薫、⽯場⽂⼦、⼸指寛治、うしお、渡辺豪、下道基⾏、潘逸⾈、村⽥峰紀、碓井ゆいら。

三井淑香 《 C . L . inc. 》 2017 年 油彩・陶器・ビーズ・ガラス・石、麻布 182.0×228.5cm (愛知県提供)

 日常の生活空間にあるワンピースやカーペット、壁紙、手紙といったモ ティーフを、まるでコラージュするかのように描いている。画面全体がこれらの色や 柄、模様で覆い尽くされているが、中間色を交えた色使いは、どこか落ち着 いた印象を与える。脳裏に次々と浮かぶイメージが消えてしまう前に、全てを必死 で描きとめたものこそが、「極上」の絵画だと、三井は言う。=愛知県のWEBサイトより

渡辺豪《フェイス(’’ポートレート’’)- 2 7 》 2009 年 デジタルプリント、半透過性フィルム・ライトボックス 135.0×118.0×20.0cm (愛知県提供)

 3DCG の頭部のモデルに実際のヒトの皮膚の画像を貼り付けた肖像を生み出している。鑑賞者を大きな瞳でまっすぐ見つめるこの少女の、透明感のある肌は、ライトボックスによ ってほのかに発光している。彼女の存在は、アンドロイドのように人工的に見えると同時に、 生身の人間の質感をも保ち続けているようでもあり、どこか不可解な感覚を与えている。 =愛知県のWEBサイトより

 購入の背景は、「愛知県が1億円(3年間)の特別枠 県美術館が若手作品を購入」、第1弾の展示レビューは、「愛知県美術館 2020年度第3期コレクション展」、 企画展「GENKYO 横尾忠則」は、「『GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?』 2021年1月15日から愛知県美術館」をそれぞれ参照。

鑑賞ガイド

開催期間:2021年1月15日~4月11日、毎週月曜日休館

開館時間:午前10時~午後6時、金曜日は午後8時まで

会場:愛知芸術文化センター愛知県美術館 展示室5ほか
    名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター10階
    電話 052-971-5511

観覧料:一般 500円、高校・大学生 300円、中学生以下 無料
    企画展「GENKYO 横尾忠則」のチケットでも観覧可

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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