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「あいち2022」有松地区プレイベント「宮田明日鹿さんに聞く《STILL ALIVE》と《手芸》」6月19日に開催

写真 | 江本典隆、山田憲子、岡田和奈佳、三浦知也、宮田明日鹿
画像提供|港まちづくり協議会

アーティスト宮田明日鹿、飯田志保子チーフ・キュレーターが対談

 国際芸術祭「あいち」組織委員会は、2022年7月の国際芸術祭「あいち2022」開幕に向け、主要会場の1つ、有松地区でプレイベントを開催する。

 「宮田明日鹿さんに聞く《STILL ALIVE》と《手芸》」をテーマに、有松地区で作品を展示する参加アーティスト、宮田明日鹿さんを迎え、飯田志保子チーフ・キュレーターと対談する。 参加には申し込みが必要。先着35名で、定員に達し次第締め切る。  

イベント概要

日 時:2022年6月19日(日)午後2~3時(開場は午後1時30分)
会 場:有松・鳴海絞会館 2階大会議室(名古屋市緑区有松3008番地)
※有松駅から徒歩約5分
※会場の駐車場は使用できない。公共交通機関で来場するか、近隣の有料駐車場を利用する。
定 員:35名(先着順・要申込)
参加費:無料
対談者:「あいち2022」参加アーティスト宮田明日鹿、「あいち2022」チーフ・キュレーター飯田志保子
テーマ:宮田明日鹿さんに聞く「STILL ALIVE」と「手芸」
備 考:イベント当日の様子について、後日オンラインで配信予定
主 催:国際芸術祭「あいち」組織委員会

申込方法

国際芸術祭「あいち2022」公式Webサイトに掲載の申し込みフォームから申し込む。(https://aichitriennale.jp/pre-event0619-entry/index.php
※郵便、FAX で申し込む場合は、「①氏名②住まいの地域(市区町村)③日中連絡のつく電話番号」を記入し、下記の住所またはFAX番号に送る。
住所:〒461-8525 名古屋市東区東桜一丁目13-2 愛知芸術文化センター6階
FAX :052-971-6115
申込締切 2022年6月15日(水)午後5時まで 
※先着35名。定員に達し次第締め切る。

対談者の略歴

宮田 明日鹿(アーティスト)

 愛知県生まれ。三重県拠点。ニット、テキスタイル、手芸などの技法で作品を制作。自分や他人の記憶を用いて新たな物語を立ち上げ、顧みることなく継承されてきた慣習や風習に疑問を投げかけている。近年では、手芸文化を通して様々なまちの人とコミュニティを形成するプロジェクトを各地で継続している。おしゃべりしながら編む手を動かし、様々な世代が学び合い、何気ない会話を交わすなかで、見過ごされてきた出来事や家のなかの事柄も社会と密接につながっていることを参加者自身が再認識する作業を試みている。近年の活動には「名古屋×ペナン同時開催展:名古屋文化発信局」Minatomachi POTLUCK BUILDING(2021年、愛知)、「金石手芸部」金沢21世紀美術館主催「自治区 金石大野アートプロジェクト『かないわ楽座』」金石地区(2021年、石川)、「織り目の在りか 現代美術 in 一宮」旧林家住宅(2018年、愛知)、「港まち手芸部」(2017年-進行中、愛知)など。

飯田 志保子(キュレーター)

 東京都生まれ。名古屋市在住。1998年の開館準備期から11年間東京オペラシティアートギャラリーに勤務。2009年から2011年までブリスベンのクイーンズランド州立美術館/現代美術館(豪州)の研究機関ACAPAに客員キュレーターとして在籍。韓国国立現代美術館2011年度インターナショナル・フェローシップ・リサーチャー。アジア地域の現代美術、共同企画、芸術文化制度と社会の関係に関心を持ち、ソウル、豪州、ニューデリー、ジャカルタ各地域で共同企画を実践。第15回アジアン・アート・ビエンナーレ・バングラデシュ2012、あいちトリエンナーレ2013、札幌国際芸術祭2014キュレーター、あいちトリエンナーレ2019チーフ・キュレーター(学芸統括)を務めた他、2014年から2018年まで東京藝術大学准教授。国際美術館会議(CIMAM)、国際ビエンナーレ協会(IBA)、美術評論家連盟(AICA Japan)会員。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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