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三重県亀山市で「亀山トリエンナーレ 2024」開催決定 2024年10月27日-11月16日

  • 2023年10月22日
  • 2024年6月2日
  • 美術

亀山トリエンナーレ 2024開催決定

 「亀山トリエンナーレ2024」実行委員会が、2024年10月27日(日)〜11月16日(土)、三重県亀山市内を会場に「亀山トリエンナーレ2024」を開催する。

 国内外より82組が参加。店舗、空き店舗、民家、公園、文化財建造物などが展示会場となり、平面、立体、インスタレーション、映像作品を展示するほか、パフォーマンスを展開。ワークショップも開催する。

 元三重県立美術館長で、横浜トリエンナーレ2005事務局長だった井上隆邦さんが監修する。

 美術評論家、建畠晢さんの講演会が2024年10月27日(日) 14:30〜16:00、亀山市文化会館で開催される。入場無料。また、Arbach + 大岡英介のパフォーマンス「N0 NAME  sound performance 」が10月27日(日)18:30〜19:15、亀山市文化会館である。入場無料。

 総合案内所と休憩所が、亀山市市民協働センターに設けられる。公式グッズの販売は、森本薬品、しぼりや(亀山市東町商店街)。

 前回は、本来の開催年からコロナ禍で2年延期され、2022年に開催された。亀山トリエンナーレ2022はこちら

開催概要

会  期: 2024年10月27日(日)〜11月16日(土)
時  間:10時〜17時 最終日16時30分まで。展示場所により展示時間に多少の変更がある。
会  場:三重県亀山市内一帯、亀山市文化会館-東町商店街-行在所-西町(旧東海道沿い)-旧舘家-加藤家屋敷-佐野家-関宿-旧坂下小学校
入場料:旧舘家のみ500円 他は無料
主  催:亀山トリエンナーレ2024実行委員会
企画監修:井上隆邦(元三重県立美術館長、横浜トリエンナーレ2005事務局長)

参加アーティスト

東町商店街・東海道
岡本ヨシヒロ、倉岡雅、園田源二郎、あまのしんたろう、森本紗月、藤田昌久、カノシオニ、倉岡としえ、的場乃莉華、伊藤亜優子、小野結彩、川原田洋子、中林晴香、かざり、荻野良樹、計良明子、寺本美穂、ピカソ・スイッチ、土方英俊、KAO’RU Shibahara、SIM_Moby、森敏子、伊藤明淑、アトリエ美園、長縄功太郎、里村英昭、田島悠史、堂本清文、momo、鈴木良治

行在所
大岡英介 /Eisuke oooka、服部奈奈、井谷うらん

加藤家屋敷
宮嵜祥子、黒宮亮介、中村岳、Masaki Hagino‐萩野真輝、Akiko Higuchi、森正樹、松岡歩未、市川雄康

旧舘家
伊賀上良太、伊藤龍彦、枝光由嘉里、MOTU、Kim Youngsuk、小林園実、鈴木幸永、高氏奈津樹、田中七星、土井健史、山田なつみ、世津子・ダメーム、白水ロコ、原憲太郎、晶蔵、ARBACH

佐野家
Etsuko Kato、高北幸矢、オノ・ミチ・ヒロ

亀山市文化会館
浅野暢晴、柴田恭宏、福重亘、田村公男

関宿
浅野言朗、天野知亜紀、Hector Falcon、小畑亮平、Omar Torres、Sato Sugamoto、小寺諒、野口翠蓮、花澄、山田風雅、Timo WRIGHT、WILLIAM NORTON、LILY JAZZ HOSOTANI / MEGUMI FUKUDA、下村雄三、Melinda McCoy、Miranda Martinez、Ryan Miller、Cake Hara

旧坂下小学校
井谷うらん、市川雄康、伊藤龍彦、オノ・ミチ・ヒロ、倉岡雅、倉岡としえ、田村公男、堂本清文、長縄功太郎、藤田昌久、森敏子、Cake Hara

主なスケジュール(詳細は公式サイトへ)

(準備中)

亀山トリエンナーレの歴史

 三重県亀山市で開催されている現代美術の祭典。人と作品との出合い、芸術文化の振興と街の活性化が狙い。新人作家の発掘、国際交流の促進にも力点が置かれている。

 前身は、2008年から2013年まで毎年開催されていた「アート亀山」。2014年以降は、3年に一度のトリエンナーレ形式での開催となった。

 亀山トリエンナーレ2022は、当初予定された2020年の開催が、コロナ禍によって2年にわたり延期され、2022年10月30日〜11月19日に開催された。

 これまでに参加したアーティストの総数は「アート亀山」時代を含め、延べ600人以上。

 展示会場は、当初は商店街の空き店舗だったが、その後は、旧東海道沿いに点在する民家や市指定文化財、寺社仏閣なども活用されている。

 作品は、平面、立体、インスタレーション、映像、パフォーマンスなど。

 優れた新人作家を顕彰する「亀山トリエンナーレ賞」も特色の一つ。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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