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表現の不自由展 名古屋で8月25-28日に再展示 京都は8月6-7日 神戸は9月10-11日

名古屋展

 国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で中止に追い込まれた「表現の不自由展・その後」の一部作品を紹介しようと2021年に各地で計画されながら、中止などに見舞われた展覧会が2022年8月25~28日に、名古屋市中区の市民ギャラリー栄で改めて開催された。

  名古屋での展覧会は、「私たちの『表現の不自由展・その後』」で、慰安婦を象徴する「平和の少女像」や昭和天皇の肖像が燃える映像作品などが展示された。

 報道によると、連日、会場周辺で抗議活動があったが、大きな混乱はなく、4日間の日程を終えた。

 8月26日に、河村たかし市長の事務所や名古屋市役所に爆竹の入った郵便物が届く騒動があったが、展示は続行された。名古屋市文化振興事業団にも不審物が郵送された。

京都展、神戸展

 京都展は2022年8月6、7日に開催された。

 神戸市での「表現の不自由展KOBE」は9月10、11日に開かれる。

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 2021年7月に開催された名古屋での再展示「私たちの『表現の不自由展・その後』」は、会場に届いた郵便物が破裂し、途中で中止となった。

 東京展は延期となり、2022年4月に開催。大阪展は、府の施設が利用許可を取り消すなどしたが、司法判断を経て開催された。

 詳細は、「『表現の不自由展』東京は4月2-5日に開催、名古屋での再展示は中止、大阪は開催」を参照。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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