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愛知県芸術劇場 第20回AAF戯曲賞を募集

第19回AAF戯曲賞公開最終審査会の様子

 愛知県芸術劇場が、第20回AAF戯曲賞の募集を始めた。締め切りは7月31日。上演を前提とした戯曲賞として、2000年に始まった。賞金は大賞50万円、特別賞10万円。作家と演出家、作品と観客、観客同士が出会うことで、新しい価値観をつくり出すことを狙いとしたコンクールである。新型コロナウイルスの影響で、芸術活動のありようが変貌する中、 演劇、ダンス、美術など、さまざまなフィールドで活躍する演出家らが可能性を切り開く新たな戯曲を求めている。
 
 審査員は、白神ももこさん(演出家・振付家・ダンサー・「モモンガ・コンプレックス」主宰)、鳴海康平さん (演出家・「第七劇場」代表)、羊屋白玉さん(演出家・劇作家・俳優・「指輪ホテル」芸術監督)、三浦基さん(演出家・「地点」代表)、やなぎみわさん ( 舞台演出家・美術作家)。詳しいプロフィールは、愛知県芸術劇場のWEBサイト

 一次審査通過作品の発表は10月上旬、二次審査通過作品の発表は11月中旬。公開最終審査会は2021年1月10日、愛知県芸術劇場で催し、インターネットによる生中継もする。公開最終審査会までに 一次、ニ次審査のレポートを劇場WEBサイトに公開する。
 応募規定の詳細は、愛知県芸術劇場のWEBサイト

 第18回AAF戯曲賞受賞記念公演「朽ちた蔓延る」は2020年11月7〜9日、愛知県芸術劇場小ホールである。作:山内晶 演出:篠田千明

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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