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『Threads of Blue(スレッズ・オブ・ブルー)』シアターカフェ(名古屋)で2024年1月6-12日に上映 名古屋初公開

見る者を翻弄するサイコ・スリラー

 新進気鋭の宗野賢一監督による『Threads of Blue(スレッズ・オブ・ブルー)』が2024年1月6~12日、名古屋市東区白壁のシアターカフェで上映される。名古屋初公開。

 緻密に張り巡らされた伏線や謎が見る者を翻弄するサイコ・スリラー。

上映スケジュール・予約

日時:2024年1/6(土)~12(金) ※火水定休
1/6(土)1/7(日)1/8(月祝) ①15:00-16:32 ②17:30-19:02
1/11(木)1/12(金) 18:00-19:32
※1/7(日)②17:30上映後、宗野賢一監督(リアル)、佐藤玲さん(リモート)舞台挨拶予定

料金:1300円+1ドリンク(600円~)
定員:各回19名
予約はこちら

『Threads of Blue(スレッズ・オブ・ブルー)』(2023年/ 92分)

脚本・監督・編集:宗野賢一
出演:佐藤玲、筒井真理子、野村宏伸、広山詞葉、越村友一、荒田陽向、佐渡山順久、市瀬由宇、桑原良二、村上泰児
配給協力:Cinemago

 とある薄暗いマンションの一室で、燃える車の絵を荒々しく描く謎の白髪の老婆……。
 
 ちょうどその頃、「山道での交通事故で両親と弟を失う」という悪夢から目を覚ました縁(佐藤玲)は、不吉な予感に襲われる。なぜなら、数日後に予定している家族旅行の行き先は避暑地の山であったからだ。縁は父親に旅行をやめさせようと説得を試みるも、聞く耳を持たない。

 そんな中、同じマンションの住人の百合子さんは縁に「夢で見た交通事故はもうすでに起こった出来事である」と告げる。いったいどういう意味なのか?もしそれが本当だとしたら、縁の目の前にいる家族はいったい誰なのか?

 そして不吉な絵を描く老婆の正体は…?
 主人公・縁(エン)が見た悪夢とその真実に迫るサスペンスを描いたサイコスリラー。
 公式サイトはこちら
 (C)2022 threads of blue製作委員会

宗野賢一監督プロフィール

 1985年生まれ、兵庫県出身。
 高校卒業後、米国に渡り、カリフォルニア州のチャップマン大学で映画制作を専攻。人種差別問題を扱った卒業制作映画『ThereBut Not There』(2010)がミシシッピ州のCrossroad Film Festival、ロードアイランド州のIvy FilmFestival、サウスダコタ州のBlackHills Film Festivalで公式上映され、好評を博す。Black Hills FilmFestivalでは2010年度の最優秀学生映画のノミネート作品6本に選出される。

 2015年に自主制作映画『数多の波に埋もれる声』で長編映画監督デビューし、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 2016 のファンタスティック・オフシアター・コンペティショ ン部門に入選、公式上映される。

 2020年に全国劇場公開された『フェイクプラスティックプラネット』は、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019のファンタスティック・オフシアター・コンペティション部門や「ブエノスアイレス・ロホサングレ映画祭2019」に正式出品され、「マドリード国際映画祭2019」では最優秀外国語映画主演女優賞を山谷花純が受賞するという快挙を遂げた。

 『科捜研の女』、『遺留捜査』、『刑事7人』など人気ドラマでも監督を務めるなど活躍の場を広げている。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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