記事内に商品プロモーションを含む場合があります

シアターカフェ(名古屋)が8月1日移転オープン 8日から大開放祭を開催

シアターカフェのWEBサイトより

移転記念の大開放祭

 2012年4月から2019年2月までの7年間、名古屋・大須で自主映画や短編アニメーションを上映してきた「シアターカフェ」が2020年8月1日、名古屋市東区白壁でリニューアルオープンする。 新しいスペースを多くの人に知ってもらおうと、8月8~16日 、 リニューアルオープン記念の大開放祭を開催する。

 大開放祭の作品は、5月上旬まで公募。今回は、 28 作品( 23 人)を 5 プログラムに分けて上映する。シアターカフェ賞のほか、「飛騨なっとく豚」協賛の観 客賞がある。定員を通常の 半分 の 10人とするなど、新型コロナウイルスの感染対策に万全を期す 。

料金など

☆料金   要 1 ドリンク注文( 600 円~)
☆定員  各回 10 人
☆予約 シアターカフェ予約 フォームから

※詳細は公式ブログから。
来場時は、シアターカフェのコロナ対策のガイドラインに目を通すこと。

スケジュール表

プログラム

Aプログラム  5 作品 /82 分

・『ルーツ』( 2019 年 /29 34 ))監督:渋谷悠
 日本語教室の講師、比留川。ベトナム人労働者のグエン。祖父の 遺品を届け
るため綾瀬にやってきたアメリカ人のトミー。言葉がちょっとしか通じない3人
が、珍道中の果てに辿り着いたのは…?

 

・『2 face 二面 再編集版 2020 』 (2020 年 /22 02 )監督:足立剛
 人は誰しも複数の人格を持っている。それぞれに少しずつ異なる世界があって、
それぞれに生きた時間が刻まれる。他人の人格と入れ替わることはできなくても、自分の中でなら叶うのではないだろうか。もしそれを周囲に気づかれることなくコントロールできるとしたら。

・『キドアンラク』(20 18 年 /19 46 )監 督:片岡 拓海
 公園のベンチにひとり座っている安楽の元にやってきた木戸、おなかがすいているという彼に向って安楽は言う。「お昼によか」と。彼ら二人の出会いと別れの物語です。

・『 JENAGURU HOSO 』( 2014 年 /7 00 )監督:藤野知明
 昼下がりの喫茶店。退屈そうな客。そこへジャナグルがやってきた…。ジャナグルはジンバブエの歌とダンスのチーム。ホソは馬の動きを表現したダンス。 34 年前にジンバブエに移住した高橋朋子さんは子供たちが伝統音楽を学ぶ機会を作り、毎年日本で演奏旅行を行ってい る。アフリカの可能性を感じさせるジャナ グルの熱いダンスをご堪能あれ!

・『スルー』(2018 年 /3 07 )監督:彩菜
 思い詰めた高校生の行き着く先はどこ?この作品は、孤独になりすぎて、周りから孤立してしまった少年を描こうと思いました。

Bプログラム  6 作品 /83 分

・『崩壊をくれ。』(2020 年 /23 37 )監督:櫻井保幸
 女優を目指して上京しワンルームのアパートに一人暮らしをしているチアキ。夜は独り、誰もいない道を歩き続ける。

・『末期デラックス』(2018 年 /10 42 )監督:三ッ星レストランの残飯
 極め て下品で下劣で、キッチュで珍妙な、ハァトフルハッピィアニメーションっ!

・『みんちゃあ』(2017 年 /9 47 )監督:三ッ星レストランの残飯
 様々な思惑で生まれた作品。

・『霜肥-SHIMOGOE-』(2020 年 /10.32 )監督:三ッ星レストランの残飯
 極めて下品で下劣で、キッチュで珍妙な、ハァトフルハッピィアニメーションっ!

・『あり。』(2018 年 /22 53 )監督:田村専一
 お兄ちゃん二人がお姉ちゃんだった!

・『雪花』(2019 年 /4 20 )監督:山北 麻由子
有松町の高校に通う「堀田」と「久屋大志」。堀田は久屋の爪に藍色の塗料が付いているのに気づ く。久屋の家は代々、有松絞りの店をやっており、仕事を手伝っているのである。

C プログラム  6 作品 /85 分

・『 Tokyo Strangers 』( 2019 年 /23 10 )監督:川崎大輔
 東京にやってきたエリックは、顔認証ではじかれどのホテルにも宿泊を拒絶されてしまう。放浪の果てにとある廃墟にたどり着き、そこで細々と暮らす元理容師の優希で出会う。言葉を発することさえない中で、 2 人の間には不思 議な感情が芽生え始める。

・『ハルと、リク』(2011 年 /16 00 )監督:川 崎大輔
 当たり屋のリクとそれを知らないハルとの交流の先にあるものとは…。

・『七人の監督・予告篇』(2014 年 /10 00 )監督:中嶋政彦
 ある駅前の小さなプロダクションに眠る監督の墓4つ・・・。お蔵入りの為に倒産の危機に陥ったプロダクションの映画を完成させる為に“七人の監督”が集まった!「彼らこそ、監督だ!」

・『ウイチョーレス・エン・テピック』(2016 年 /9 25 )監督:中山由衣
 メキシコ・ナヤリット州テピックにあるウイチョール族の村を案内してもらった時の映像です。テピックの奥地まで車で行き、船で渡ると見 えてくるのが彼らの集落です。彼らは自分たちの文化を観光として体験してもらう試 みをしています。そん
な彼らウイチョール族の集落や風習を旅行に行った気分で見て知っていただけたらと思います。

・『ランチボックス』(2019 年 /23 11 )監督:中神円
 東京郊外で同棲しているハルとがんちゃん。がんちゃんは藍染工房で働いているが、一方のハルは休職中。せめてがんちゃんの役にたとうと、弁当を手作りし工房まで届けに行くのだが…。

・『昨日はすべて返される』2019 年 /3 40 )監督:さとうゆか
 すべてのものは常に変わり続けている。昨日まで当たり前だったことは、全
く違うものへと変化する。無常をテーマに版画技法を用いて描いた抽象アニメーション。

D プログラム  6 作品 /86 分

・『はくめいこうせん』(2019 年 /15 00 )監督:増本竜馬
 生活に行き詰まり、金の無心のために久しぶりの故郷へと戻る修一。

・『さよならハーバー』(2020 年 /29 30 )監督:渡邉 高章
 父の遺言である散骨を果たすために湘南の海にやってきた三姉妹。夫との不仲をさらけ出す長女広海と、不倫の果てに子どもを身籠った次女波と、父の 生前に家を飛び出した三女灯。胸に抱えたそれぞれの思いは交錯しながらも、姉妹の絆を取り戻していく二日間の物語。

・『高校生日記』(1999 年 /18 17 )監督:東野敦
 女子高生のまりあは、転校初日の朝駅のホームで北高のヤンキー達から痴漢にあう。が、そこに居合わせた高校生・倉本に助けられる。無事に学校にたどりいたまりあに 恋の予感!なんと倉本はクラスメートだったのだ! まりあは お 節介なあまり倉本 vs 北高のケンカに巻き込まれていく!ピンボケなんか気にするな!とにかく見ろ!

・『ラストコントラスト』(2006 年 /6 0 0 )監督:東野敦
 露店の外国人とお婆さん。家具に「クン」をつけて呼ぶOL 。遅刻寸前の小学生。三つのストーリーをやるせない映像で綴る脱力系コント集。

・『Moment 2 Moment 』( 2020 年 /9 45 )監督 MOMO
 20年ぶりに再会した女友達。長い時間は人を変える。私が失ったものの重さを彼女は知らない。彼女の哀しみの深さを私は知らない。けれど私たちは、やっぱりバカを言 って、笑いあって、ほんのちょっとだけ、哀しみを分かち合うのだ。いつかのあの日と同じように…。

・『タイトル未定。』(2020 年 /7 06 監督:岡ゆきの・山場雅
 皆さんにとって、”青春”とは何ですか?楽しかった思い出も沢山あると思いますが、それと同じくらい、悩んだ、辛かった思い出も沢山あることと思います。”卒業”という人生の節目をテーマに、熱い想いを持って人生の一歩を踏み出す、ある女の子を作品に描きました。音楽と、ファッションと、デザインと。様々な得意分野を持つ映画製作初心者の学生たちが集まって製作した、沢山 こだわりを盛り込んだ、青春映画となっています。

Eプログラム  5 作品 /84 分

・『夏休みの遠足』(2020 年 /14 50 )監督:堀井 彩
 小学生の眞名水は、父・晃と二人暮らし。母親は家を出た後、すでに浜松で再婚している。親子の生活の限界を感じた晃は、母親のほうに眞名水を預けようと考えていた。そして夏休みになり、眞名水は新幹線で母親の暮らす街へ向かうことに。しかし、改札口まで来たところで、切符を家に忘れてきてしまったことに気づく…。

 

・『想像してごらん』(2018 年 /12 38 )監督:堀井彩
 男が仕事から帰宅すると、マンションの郵便受けのゴミ箱に自分宛の封の開けられた郵便物があった。差出人は、毛利森という見知らぬ人物で、男の秘密の証拠品が収め られていたらしい。誰が抜き取ったのか? 誰が送ってきたのか? 男は妻に知られないように、真相を突き止めようとするが…。

・『豪快エロ坊主』(2005 年 /26 51 )監督:髙橋 亨
 金と女にゃ目が無い片腕の殺し屋、エロ坊主。殺しの依頼を受け温泉街へ来てみたはいいが今度は混浴風呂で出会ったわけあり女に惚れちまった。その女が温泉街を取り仕切る鬼龍会の組長の女だったからさあ大変。謎の 女子高生も絡んできてエロ坊主の仕事と恋の結末はいかに!?

・『たぶん僕は幸せなんだと思う。』(2016 年 /12 34 )監督:繁田 健治
 僕には「誰もが持っている甘酸っぱい青春の記憶」がありません。女性に縁のないままいい歳になってしまいました。そんなある日…。

・『壁の目』(2003 年 /16 38 )監督:麿
 戦後間もない昭和20 年代前半。売れない作家の「ぼく」の部屋の壁にはある居候が住み着いていた。奇妙な居候である「目玉」との共同生活は、いつしか「ぼく」にとってかけがえのないものになっていた。そんなある日、一人の 見知らぬ男が、「ぼく」の部屋に何かかわったことはないか、と訪ねてくる。男は一体何者なのか。


最新情報をチェックしよう!
>文化とメディア—書くこと、伝えることについて

文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

CTR IMG