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スターダンサーズ・バレエ団 リラックスパフォーマンス 愛知県芸術劇場で2月23日

(C)HASEGAWA Photo Pro.

「白鳥の湖」(全1幕)&「迷子の青虫さん」

 ハンディキャップの有無に関わらず舞台を楽しんでもらおうと、 名古屋・栄の愛知県芸術劇場大ホールで2022年2月23日午後2時から、スターダンサーズ・バレエ団「リラックスパフォーマンス『白鳥の湖』&『迷子の青虫さん』」が上演される。

 リラックスパフォーマンス (以下RP)の「 白鳥の湖」 &「 迷子の青虫さん 」は文化庁、公益財団法人スターダンサーズ・バレエ団、同劇場の主催。

 RPは、自閉症やADHDなどで支えを必要とする人や劇場での鑑賞に不安がある人、バレエ鑑賞が初めての子どものために考案された。「窮屈な劇場マナーは苦手」「もっと気楽にバレエを見たい」という人もオーケーだ。

 突然、大きな音がする場面などでボリュームに配慮があり、照明も真っ暗にしない。完全に静寂でなくてもよく、上演中にロビーに出て休憩するのも自由であるなど、リラックスして鑑賞できる環境を整える。

 RPは、英国のスコティッシュ・バレエ団やナショナル・シアターなどがいち早く取り入れ、海外の主要なバレエ団、劇場等を中心に広がっている。

 愛知県芸術劇場も、 共生社会を進める活動の一環で、 より多くの人が劇場で鑑賞できるような環境を目指している。

 スターダンサーズ・バレエ団は、 2018年からRPをスタート。『白鳥の湖』は約3時間にもなる全4幕を45分の全1幕に凝縮。解説付きで、 初めての人も短時間でバレエの名作が楽しめる。

 『迷子の青虫さん』は、作曲家のすぎやまこういちさんが、高校3年のときに作曲した子どものためのバレエ曲を基に、スターダンサーズ ・バ レエ団が製作したオリジナル。個性豊かな虫たちが繰り広げる出来事を描いた新感覚のバレエだ。

公演概要

日 時:2022年2月23日(水・祝) 14:00開演(13:15開場)
<上演時間:約2時間(休憩含む)>
会 場:愛知県芸術劇場 大ホール
演 目
①「白鳥の湖」(全1幕)」古典バレエの名作を全1幕45分に凝縮! 解説付きで初めてでもよく分かる!
「迷子の青虫さん」個性豊かな虫たちの世界がバレエに! 小さな生き物の小さな出来事を描いた新感覚バレエ
演出・振付:鈴木稔
舞台美術:ディック・バード
音 楽:P.I.チャイコフスキー(白鳥の湖)、すぎやまこういち(迷子の青虫さん)
ピアノ:小田桐恵子(迷子の青虫さん)
※「白鳥の湖」は特別録音による音源を使用
問い合わせ
公益財団法人スターダンサーズ・バレエ団 TEL 03-3401-2293(平日10~18時) E-mail : info-sd△sdballet.com(「△」を「@」に置き変える)
愛知県芸術劇場 TEL: 052-211-7552(10:00~18:00) FAX: 052-971-5541 Email: contact△aaf.or.jp(「△」を「@」に置き変える)

チケット

全席指定 大人 4,000円 子ども 2,000円(4歳~高校生)

※ 3歳以下は入場できない。 
※ 車椅子席は劇場事務局での取り扱い。
託児サービス がある(有料・要事前予約)。
対象は満1歳以上の未就学児。1人1,000円(税込)。申し込みは2022年2月16日まで。申し込みは、オフィス・パレット。
TEL 0120-353-528(携帯からは052-562-5005)
月~金 9:00~17:00、土 9:00~12:00(日・祝日は休業)

愛知芸術文化センタープレイガイド(地下2階)
TEL 052-972-0430 平日10:00-19:00 土日祝休10:00-18:00 (月曜定休/祝休日の場合、翌平日、年末年始休12/28~1/3)

愛知県芸術劇場メンバーズウェブ

チケットぴあ [Pコード:509-788]

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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