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笠岡市立竹喬美術館名品展 小野竹喬 三重県立美術館で2023年4月22日-6月11日に開催

小野竹喬 自然との素直な対話

 「笠岡市立竹喬美術館名品展 小野竹喬」が2023年4月22日~6月11日、津市の三重県立美術館で開催される。

 自然との素直な対話を通して、四季折々の風景を描き続けた日本画家、小野竹喬(1889~1979年)。志摩市大王町波切の美しい自然に魅了され、《波切村》に取り組んだ三重県ゆかりの画家でもある。

 岡山県笠岡市に生まれた竹喬は14歳で故郷を離れ、京都で竹内栖鳳に師事した。西洋の美術や芸術思潮にも学びながら、新しい日本画の創造を目指した。

 1918(大正7)年には、新進気鋭の日本画家たちで国画創作協会を創設、日本画革新に挑んだ。同会解散後は、京都画壇の中心的画家として官展を舞台に活躍。豊かな色彩で詩情あふれる日本の自然を描き、独自の画境に到達した。

 本展では、生地である岡山県・笠岡市立竹喬美術館の協力を得て、三重県・志摩半島の波切を描いた風景画を含む代表作や素描など105点を展示。その生涯と作品を紹介する(会期中、一部展示替えがある)。

展覧会概要

会  期:2023年4月22日(土)~6月11日(日)
休 館 日:毎週月曜日(ただし5月1日は開館)
開館時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで)
観 覧 料:一般1,000(800)円、学生[大学・各種専門学校等]800(600)円、高校生以下無料 ( )は20名以上の団体割引料金

※この料金で「美術館のコレクション」、柳原義達記念館も見ることができる。
※障害者手帳等(アプリ含む)のある人、および付き添いの1名は無料。
※生徒、学生は生徒手帳、学生証等を提示する。
※教育活動の一環として、県内学校(小・中・高・特別支援)および相当施設が来館する場合、引率者も観覧無料(要申請)。
※毎月第3日曜の「家庭の日」(5月21日)は団体割引料金で見ることができる。
※主な前売券販売所は、チケットぴあ、ファミリーマート、セブン-イレブン他

会  場:1階企画展示室第1~4室
主  催:三重県立美術館
助  成:公益財団法人三重県立美術館協力会
特別協力:笠岡市立竹喬美術館

小野竹喬

 小野竹喬は、現在の岡山県笠岡市に生まれた日本画家。14歳で故郷を離れ 、京都で日本画近代化の先駆者、竹内栖鳳に師事した。

 その後、師の勧めで京都市立絵画専門学校にも学んだ。西洋絵画や南画に関心を示し、洋画家や学者、評論家とも交流。新しい日本画の創造に向けて邁進した。

 特別ではない、どこにでもある自然を叙情豊かに描き出し、京都画壇を代表する日本画家として活躍した。

見どころ

1. 三重県志摩半島の波切を描いたあの名作が登場!

 波切村の雄大な自然とその地に暮らす人々の営みを写実的に描いた4曲1双屏風 《波切村》。竹喬ら新進気鋭の日本画家による日本画革新運動・国画創作協会の記念すべき第1回展出品作である。新しい日本画の創造に向けて第一歩を踏み出した竹喬の自信に満ちあふれた代表作。

2. 京都画壇を代表する日本画家・竹喬の全貌に迫る!
 
 「日本画壇最高の風景画家」とも称される小野竹喬の業績をたたえ、その功績を後世に伝えるために設立された笠岡市立竹喬美術館が所蔵する初期から最晩年までの名品105点で、竹喬の作品と生涯をわかりやすく紹介する。

3. 近代日本画の歩みがわかる!

 近代日本画において、極めて重要な革新運動を率い、多くの後進に影響を与えた小野竹喬。竹喬の歩みは、近代日本画の歩みそのものであったといっても過言ではない。竹喬の苦悩や模索を通して、かつての日本画家たちが直面した課題や展開を紹介する。

会期中のイベント

記念講演会「竹喬絵画の魅力―近現代日本画の中で―」

講師:上薗四郎(笠岡市立竹喬美術館前館長)
日時:4月23日(日) 午後2時から 90分程度 ※開場・受付は午後1時20分から
会場:三重県立美術館講堂
定員:70名 聴講無料/申込不要・先着順
 

笠岡市立竹喬美術館学芸員によるギャラリートーク

日時:5月14日(日) 午後2時から 60分程度
会場:企画展示室
定員:40名 先着順(午後1時30分より企画展示室入口横で整理券配布、観覧券が必要)

担当学芸員によるスライドレクチャー

日時:5月27日(土) 午後2時から 60分程度
*開場・受付は午後1時20分から
会場:三重県立美術館講堂
定員:70名 聴講無料/申込不要・先着順

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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