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奥能登国際芸術祭 2023 2023年9月23日-11月12日に開催

  • 2023年8月30日
  • 2023年9月1日
  • 美術

石川県珠洲市全域で開催

 「奥能登国際芸術祭 2023」が2023年9月23日~11月12 日、石川県珠洲市全域で開催される。

 珠洲市は、市政施行前の3町6村(西海、三崎、蛸島、正院、直、飯田、上戸、宝立、若山)を基本に、外浦一帯に広がっていた旧西海村を大谷と日置に分けた10のエリアがある。

 奥能登国際芸術祭では、独自の祭りや文化、歴史を持つ各エリアの特徴を楽しみながら、芸術祭を楽しむことができる。

開催概要

会期:2023年9月23日(土)~11月12日(日) 毎週木曜休館日
会場:石川県珠洲市全域(247.20km²)
参加アーティスト:14の国と地域から59組
主催:奥能登国際芸術祭実行委員会
実行委員長:泉谷満寿裕(珠洲市長)
総合ディレクター:北川フラム(アートディレクター)
特別協力:北國新聞社
後援:金沢経済同友会/北陸放送/テレビ金沢/エフエム石川/ラジオかなざわ/ラジオこまつ/ラジオななお

参加アーティスト(2023年5月末時点)

パフォーミングアーツ(2023年5月末時点)

特徴

岬めぐり
 奥能登・珠洲は、能登半島の最先端に位置し、日本海に囲まれた農山漁村である。荒々しい岩礁海岸の外海と、波穏やかな砂浜が広がる内海という2つの海をもち、美しい岬が里山里海によって形成されている。

廃線をたどる
 1964年に開通し、2005年に廃線となった「のと鉄道」能登線。珠洲市内を走っていた長さは約12kmで、当時の面影を残したまま線路敷きやトンネル跡など、現在8つの駅跡が残されている。

祭り
 秋には五穀豊穣を願い祝う「秋祭り」が行われる。キリコや曳山が巡行し、集落や町内を囃子に合わせて日中から夜にかけて練り歩く姿は幻想的。家人が客人をもてなす「ヨバレ」という独特な風習も見ることができる。


 世界農業遺産にも認定された「能登の里山里海」の最先端に位置する珠洲は、まさに食材の宝庫。季節とともに旬が移り変わり、能登杜氏などの独特な発酵文化も育まれてきた。

チケット

 奥能登国際芸術祭の作品を鑑賞するには、芸術祭の会期中、すべての作品を 1 回ずつ鑑賞できる(イベント除く)作品鑑賞パスポートか、作品会場(主に屋内作品)ごとに個別鑑賞券を購入する必要がある。

◆作品鑑賞パスポート
【料金】
[前売り]一般:2,750 円/大学生:1,320 円/小中高生:550 円   
[当日] 一般:3,300 円/大学生:1,650 円/小中高生:550 円
【特典】
・スタンプを全て集めた人は、インフォメーションセンターでコンプリート賞がプレゼントされる。
・パスポート提示で、飲食店、宿泊施設などの割り引きが受けられる。
◆電子パスポート
作品鑑賞パスポートの電子版を販売する。専用のQRコードを各会場で読み取って入場するため、非接触形式の電子パスポートとして利用できる。
◆個別鑑賞券
【料金】
一般・大学生:330 円/小中高校生:220 円
[スズ・シアター・ミュージアム]一般:800 円/大学生:600 円/小中高生:400 円

オフィシャルツアー「すずアートバス」

 全てのコースに現地ガイドが搭乗し、芸術祭情報はもちろんのこと、地域情報や作品制作秘話なども紹介する。全4コース(午前・午後、各2コース運行)を回れば、市の中心部である直・飯田エリア以外の作品が鑑賞できる。
 発着:道の駅すずなり(野々江町 シの部 15)
【料金】
[各コースチケット]        一般:2,750 円/小中高生:1,100 円
[全コースに乗車できる通し券]  一般:7,700 円/小中高生:2,750 円

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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