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港まちAIRエクスチェンジ2022、旧・名古屋税関港寮オープンスタジオ 11-12月に名古屋港エリアでイベント開催

港まちAIRエクスチェンジ2022

トゥラポップ・セーンチャルーン

 名古屋の港まちを舞台に「アーティスト・イン・レジデンス(Artist in Residence)=AIR」を中心とした活動を展開するアッセンブリッジ・ナゴヤで2022年11~12月 旧・名古屋税関港寮を会場に、「港まちAIRエクスチェンジ2022」が開催される。

 アーティストは、1986年生まれのタイ・バンコク在住のアーティスト・映画監督のトゥラポップ・セーンチャルーンさん。

 パフォーマンスをベースに参加者とのコラボレーションで紡いだ映像作品や、イメージと主体の相互関係、資本主義社会における支配と自由についてのパラドックスについて問う映画作品などを制作する。

 名古屋港では、港湾地域の労働、環境、コミュニティーに目を向け、リサーチを進める。

作品上映

日 時:2022年11月19日–12月24日11:00–19:00
会 場:港まちポットラックビル 2F
入場料:無料
内 容:トゥラポップの作品の中から、2作品を上映。1つは、1930年の同名ドイツ無声映画を再解釈し、「労働」「行為」「演じること」を見つめ直した『日曜日の人びと』(2020年)。もう1つは、タイ東部のリゾート地・バンセーンを舞台に、地域の商業的繁栄や政治とイメージの結びつきについて探る『ココナッツの見える部屋から』(2018年)。

アーティストトーク

日 時:11月22日19:00–20:00
会 場:港まちポットラックビル
定 員:30名
入場料:無料

旧・名古屋税関港寮 オープンスタジオ

アッセンブリッジ・スタジオ2022

 公募によって、粟坂萌子さん、エリオット・ヘイグ+澤田奈々、中野岳さんの3組が参加。2023年3月まで、旧・名古屋税関港寮のスタジオを拠点にそれぞれの活動を展開している。

オープンスタジオを開催

 旧・名古屋税関港寮で実施中の「港まちAIRエクスチェンジ」「アッセンブリッジ・スタジオ2022」に参加しているアーティストのスタジオを公開する。 アーティストは、トゥラポップ・セーンチャルーンさん、粟坂萌子さん、エリオット・ヘイグ+澤田奈々、中野岳さん。

日 時:2022年11月12、19、2614:00–18:00
会 場:旧・名古屋税関港寮(名古屋市港区浜2-4-10)名古屋港駅2番出口徒歩2分
参加費:無料

エリオット・ヘイグ+澤田奈々 パフォーマンス

日 時:11月26日15:00–、17:00–
会 場:旧・名古屋税関港寮

アッセンブリッジスタジオ アーティストトーク + 作品相談会

日 時:11月26日18:00–19:30
会 場:旧・名古屋税関港寮

その他

港まちブロックパーティー meets みなと土曜市

 「港まちブロックパーティー」が、港まちで月に1度開催される「みなと土曜市」とともに開催される。

開催日:2022年12月10日(土)
会 場:築地口商店街界隈

港まちの社交場「NUCO」オープン

 オープンは、木曜から土曜日までの12:00~18:00(L.O.17:30)。第2、第4金曜日は12:00~20:00。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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