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第20回AAF 戯曲賞受賞記念公演『リンチ(戯曲)』愛知県芸術劇場小ホールで11月4-6日に上演

公演イメージ画像 (C)久富健太郎

戯曲はどこまで飛躍できるか。ダンサーが挑む脱 ・演劇

 愛知県芸術劇場主催の「第20回AAF戯曲賞」(公開最終審査会:2021年1月)で大賞に選ばれた『リンチ(戯曲)』が2022年11月4~6日、同劇場小ホールで上演される。チケットは、10月7日午前10時から発売。

 『リンチ』は、羽鳥ヨダ嘉郎はとりよだよしろうさんが執筆。戦時下や戦後の日本をテーマにする文献からの引用文や、介護のシーンがコラージュされた戯曲である。

 演出は、これまでに、ニューヨークダンス&パフォーマンスアワード(ベッシーアワード)の最優秀作品賞や、ニューヨーク市芸術家助成フェロー等を受賞してきた振付家・演出家・ダンサー、余越保子よこしやすこさんである。

余越 保子(C)Miana June

演出・振付・出演 余越保子(C)Miana June


 余越さんは、戯曲を基にダンスを軸にした演出プランを提案。

 上演に向け、「ボディが 4 つあるところから考えている。羽鳥さんの言葉は身体を突き動かすものが多く、主語がなくて、ダンスの感覚と同じ。戯曲のどこの文章を取っても、いくらでも踊れる楽しさとワクワク感の宝庫です」と語っている。

公演概要

公 演 名:第 20 回 AAF 戯曲賞受賞記念公演『リンチ(戯曲)』

日  時:11月4日(金)、5日(土)、6日(日)各日17:00開演
※11月3日(木・祝)高校生ゲネプロ(本番同様の最終リハーサル)招待

会  場:愛知県芸術劇場 小ホール

入場料金:全席自由[一般] 3,000円 [U25] 1,000円 [リピーター割] 1,000円
※リピーター割は、本公演を別日に鑑賞済みの人が対象(要半券提示・当日のみ販売)
※U25は公演日に25歳以下が対象(要証明書)
※未就学児入場不可。5日(土)のみ託児サービスあり(有料・要予約)

○託児サービス
対    象:満 1 歳以上の未就学児
料    金:1 名につき1,000円(税込)
申し込み期限:10月29日(土)まで
問 い 合 わ せ: オフィス・パレット ☎0120-353-528(携帯からは 052-562-5005)月~金 9:00~17:00、土 9:00~12:00(日・祝日は休業)

※車椅子席、ポータブル日本語字幕(6 日(日)のみ)を希望する人は劇場事務局(☎052-211-7552)まで事前に連絡する。

チケット

愛知県芸術劇場オンラインチケットサービス

○愛知芸術文化センタープレイガイド(地下 2 階) ☎052-972-0430
※平日 10:00~19:00、土日祝 18:00まで。月曜定休(祝休日の場合は翌平日が休み)。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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