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デザインあ展 in AICHI 豊田市美術館 2021年1月5日〜3月14日

ⒸSATOSHI ASAKAWA

デザインあ展 in AICHI 豊田市美術館

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 子どもたちのデザインマインドをはぐくむ NHK Eテレ『デザインあ』のコンセプトを体験の場に発展させた展覧会、「デザインあ展 in AICHI」が2021年1月5日〜3月14日、愛知・豊田市美術館で開かれる。

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  番組のコンセプトを4つのパートで体験できる。

 五感に働き掛ける体験型展示や、斬新な映像表現によって、未来を担う子どもたちが、見ること、考えることの豊かさと喜びを体感できるように企画。 約40点の作品を通じたリアルな発見を通じて、創造性の種を見つけてもらう。

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 観覧料は一般1,300円、高校・大学生1,000円、中学生以下無料。

 感染症拡大防止のため、チケット購入は、 ローソンチケットでの事前予約制となる。各日ごとに午前10時から30分ごとの時間指定が可能。豊田市美術館でのチケット販売はない。

未来を開くデザイン思考をはぐくむ

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 現代は、子どもたちを取りまく状況が複雑化。大量の情報にのみこまれ、現実と仮想の境界が曖昧化している。さまざまな現象が絡み合い、地球規模の課題が深刻化する中、一人一人にかつてなく高度な判断力が求められる時代が到来している。

 従来の考え方では対応しきれない時代をしなや かに生きるために求められるのは、デザイン思考。自分の目で見て、自分で考えて解決策を見いだす力である。

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  優れたデザインは、身の周りを観察し、問題を探り出し、それに対して、どうすればよい状況をつくりだせるかを思考することから生まれる。

 番組では、周囲を見て、考え、つくるという一連の思考力と感性を「デザインマインド」ととらえ、多彩な映像表現によって伝えてきた。

 そうして導かれた創発的な工夫は、人と人、人とモノをつなぐ。この展覧会では、そうした「見る」「考える」「つくる」プロセスの豊かさを体感できる。

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ディレクター等

【ディレクター、展示構成 展覧会ディレクター】佐藤卓、中村勇吾、小山田圭吾
【展示構成】岡崎智弘、パーフェクトロン、plaplax

4つのパート

●観察のへや

 身の周りにあるモノ・コトから、「お弁当」「マーク」「容器」「からだ」「なまえ」の5 つのテーマを取りあげる。

●体感のへや

 番組オリジナルソングや音楽とぴったりシンクロする映像が、展示室の四方の壁画いっぱいに映し出される。

●概念のへや

 場、時のながれ、人のうごきを、デザインを通してどう感じているのか。「空間」「時間」「しくみ」のテーマを取りあげる。

●体験コーナー

 番組で人気の「デッサンあ」「もん」を、会場内で描いて体験できるコーナーもある。

※体験型の展示コーナーで、スケッチ、作図をする際に必要な「鉛筆」「消しゴム」「コンパス」は、各自で持参する。
※会場内では、写真、動画の撮影が可能。ただし、長時間の撮影、作品を独占しての撮影はできない。

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チケット事前購入

【オンライン】ローソンチケット(Lコード/ 1月分:43101、2月分:43102、3月分:43103)
【店舗】ローソン、ミニストップ

販売開始日対象期間
12月5日(土)午前10時~ 1月5日(火)~ 1月31日(日)
1月1日(金)午前10時~ 2月2日(火)~ 2月28日(日)
2月6日(土)午前10時~3月2日(火)~ 3月14日(日)

※障がい者手帳のある人と介添者1人、豊田市内在住か在学の高校生、豊田市内在住の75歳以上、中学生以下(小学生以下は保護者同伴が必要)などの無料対象者は、日時指定やチケット購入の必要はない。当日、インフォメーションカウンターで観覧整理券を受け取る。
※詳細は、豊田市美術館のWEBサイトで。

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>文化とメディア—書くこと、伝えることについて

文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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