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「クリスマスはオルガンだ!2023~天使の調べ オーボエとともに~」愛知県芸術劇場コンサートホールで2023年12月15、16日に開催

「クリスマスはオルガンだ!2022」より

木管楽器オーボエとの共演

 名古屋・栄の愛知県芸術劇場コンサートホールで2023年12月15、16日、「クリスマスはオルガンだ!2023~天使の調べ オーボエとともに~」が開催される。

 同劇場のコンサートホールが誇る国内最大級のパイプオルガンの魅力を余すことなく堪能できるコンサートで、今年で20回目。この時期にぴったりな音楽と幻想的な空間を楽しめる。

 今回は、ダブル・リード楽器を代表する木管楽器オーボエとの共演。

 演奏はベルギー、スペイン、南仏などの国際アカデミーで研鑽を積み、劇場専属のオルガニストやオーケストラとの共演で活躍する新山恵理と、年間100回を越えるコンサートへの出演をはじめ、吹奏楽やオーボエのコンクールの審査員も務める杉本真木。親交ある2人による表現力豊かな演奏が披露される。

 オルガンソロの曲では、D.ラスキーの賛歌「諸人こぞりて」や J.S.バッハの「オルガン小曲集」を演奏。共演曲では、カッチーニの「アヴェ・マリア」や、A.マルチェッロの「オーボエ協奏曲 ニ短調 」などで、本格的なクラシックの曲からクリスマスにちなんだ曲まで計10曲を楽しめる。

 オルガニストの手元、足元を大型スクリーンに投影する演出も注目である。

劇場と子ども 7 万人プロジェクト   鑑賞サポートも

 地域の将来を担う子どもたちを招待し、質の高い芸術に触れてもらうことによって、子どもたちの豊かで健やかな心を育てることを目的とする「劇場と子ども 7 万人プロジェクト」の対象公演となる。

招  待:小・中・高校生(枚数限定・先着順)
申し込み:受付中 。 同行者も一緒に購入できる(1 申し込みついて、招待と合わせ4 枚まで)。詳細はこちら

 また、障がいの有無に関わらずに公演を楽しめる社会を目指す取り組みとして、障がいのある人に向けたサポートも実施する。

 今回は、視覚に障がいのある人向けに、プログラムのデータを事前に E メールで送る。鑑賞サポートによって、多くの人が劇場に来られるように取り組む。

演奏曲目

C.バルバストル:「この佳き日に」「偉大なる神よ」(ノエル組曲第 2 巻 より)
J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ(カンタータ第 147 番 より) オーボエと共演
オルガン小曲集 より
A.マルチェッロ:オーボエ協奏曲 ニ短調  オーボエと共演
D.ラスキー:賛歌「諸人こぞりて」
C.フランク:天使の糧  オーボエと共演
カッチーニ:アヴェ・マリア  オーボエと共演
A.ローリー:グリーンスリーヴスによるコラール前奏曲
A.ピアソラ:タンティ・アンニ・プリマ(アヴェ・マリア)  オーボエと共演
P.カモナン:ノエル「白い鐘塔に響く真夜中の鐘」による変奏曲

公演情報

公演名:クリスマスはオルガンだ!2023 ~天使の調べ オーボエとともに~
日 時:2023年12月15日(金)19:00開演(18:15 開場) / 16日(土)15:00 開演(14:15 開場)
会 場:愛知県芸術劇場コンサートホール
出 演:オルガン・新山恵理 オーボエ・杉本真木
入場料:金全席指定 一般 2,000 円 U25 1,000 円
※U25 は公演日に 25 歳以下対象(要証明書)
※未就学児入場不可。託児サービスあり(有料・要予約)。

○託児サービス(16 日のみ)
対象:満 1 歳以上の未就学児
料金:1 名につき 1,000 円(税込)
申し込みは、12月9日(土)までに、オフィス・パレット=☎ 0120-353-528(携帯からは 052-562-5005)=へ。
○車椅子席、鑑賞サポートは、劇場事務局(☎ 052-211-7552/ contact@aaf.or.jp )へ連絡。

チケット

愛知県芸術劇場オンラインチケットサービス
○愛知芸術文化センタープレイガイド ☎052-972-0430
※平日 10:00-19:00 土日祝休 10:00-18:00 (月曜定休/祝休日の場合、翌平日)

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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