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はにわ展 ハニワ展 埴輪展 2024年-2025年開催

2024年-2025年のはにわ展 ハニワ展 埴輪展

東京国立近代美術館

ハニワと土偶の近代 2024年10月1日~12月22日

 古の地層から出土するハニワや土偶のイメージは日本中に浸透し、いまや押しも押されもせぬキャラクターと化しているといっていい。出土遺物は、美術に限らず、工芸、建築、写真、映画、演劇、文学、伝統芸能、思想、さらには教育番組にいたるまで、幅広い領域で文化現象を巻き起こしてきた。戦後、岡本太郎やイサム・ノグチによって、それまで考古学の資料として扱われていた出土遺物の美的な価値が「発見」されたというエピソードはもはや伝説化している。なぜ、出土遺物は一時期に集中して注目を浴びたのか、その評価はいかに広まったのか、作家たちが「遺物」の掘り起こしに熱中したのはなぜか――本展は美術を中心に、文化史の舞台に躍り出た「出土モチーフ」の系譜を、明治時代から昭和戦後にかけて追いかけつつ、ハニワや土器、土偶に向けられた視線の変遷を探る。

東京国立博物館

挂甲の武人 国宝指定50周年記念 特別展「はにわ」2024年10月16日~12月8日公式サイト

 埴輪とは、王の墓である古墳に立て並べられた素焼きの造形。その始まりは、今から1750年ほど前にさかのぼる。古墳時代の350年間、時代や地域ごとに個性豊かな埴輪が作られ、王をとりまく人々や当時の生活の様子を今に伝えている。なかでも、国宝「埴輪 挂甲の武人」は最高傑作といえる作品。この埴輪が国宝に指定されてから50周年を迎えることを記念し、全国各地から約120件の選りすぐりの至宝が空前の規模で集結。素朴で“ユルい”人物や愛らしい動物から、精巧な武具や家にいたるまで、埴輪の魅力が満載の展覧会である。東京国立博物館では約半世紀ぶりに開催される埴輪展。

2025年-2026年のはにわ展 ハニワ展 埴輪展

九州国立博物館

☆特別展 挂甲の武人 国宝指定50周年記念/九州国立博物館開館20周年記念 はにわ 2025年1月21日~5月11日公式サイト

 開館20周年を記念した特別展の第1弾として、日本全国の「はにわ」が九博に集結。今から約1750年前に始まった古墳時代。前方後円墳をはじめとした大きなお墓をにぎやかに飾った人、動物、船や刀、家などが楽しめる。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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