BIWAKO ビエンナーレ2022 滋賀県近江八幡市、彦根市で10月8日-11月27日に開催  

  • 2022年6月24日
  • 2022年6月23日
  • 美術

野田拓真「Untitled」 2020年のBIWAKO ビエンナーレで、滋賀県近江八幡市の町家である禧長 (旧喜多七右衛門邸)に展示された。

国際芸術祭BIWAKO ビエンナーレ2022 起源~ORIGIN


 「国際芸術祭 BIWAKOビエンナーレ2022 起源~ORIGIN」が2022年10月8日~11月27日、滋賀県近江八幡市、彦根市で開催される。今回で10回目。

 主催は⽂化庁、独⽴⾏政法⼈⽇本芸術⽂化振興会、国際芸術祭BIWAKOビエンナーレ実⾏委員会。水曜は定休日(最終週無休)。

 テーマは、“起源〜ORIGIN〜”。総合ディレクターは、中⽥洋⼦さん。

アン・エリングスタム(ann eringstam) 「In search of wonderland」

 国内外の芸術家約65人が、近江八幡旧市街地、彦根市街地など、25カ所ほどの会場で作品を展示する。

 アーティストは、町の魅力を引き出し、空間に新たな命を吹き込む。見る者は、歴史と伝統に根差した町を歩きながら、作品とともに地域の文化や風土にも触れる。

参加アーティスト

 ⻄嶋雄志、⽶⾕健+ジュリア、江頭誠、アトリエシムラ、君平、アン・エリングスタム、オージック、ガブリエラ・モラウェッツ、マチュー・キリシ、小出ナオキ、佐々木類中田ナオト林勇気、細井篤、宮田彩加国谷隆志ほか。

パスポート料金

【⼀般】
◉全エリアパスポート(近江⼋幡・彦根エリア):4,500円(前売4,000円、彦根城⼊場料含む)
◉各エリアパスポート
・近江⼋幡エリア:3,000円
・彦 根 エ リ ア:3,500円( 彦根城⼊場料含む)


【学⽣(⼤学・専⾨学⽣・⾼校⽣)】
◉全エリアパスポート(近江⼋幡・彦根エリア):3,500円(前売3,000円、彦根城⼊場料含む)
◉各エリアパスポート
・近江⼋幡エリア:2,500円
・彦 根 エ リ ア:3,000円( 彦根城⼊場料含む)

【中学⽣以下・障がい者】
 無料

米谷健+ジュリア「Crystal Palace」©Ken+ Julia Yonetani, Courtesy of the artists and Mizuma Art Gallery

展示会場

【近江八幡エリア(10会場)】

旧八幡郵便局、まちや倶楽部、藤ya、カネ吉別邸、禧長、旧伴家住宅、幸村邸隠居、寺本邸、旧扇吉もろみ倉、八幡山展望館

【近江八幡エリア エクステンション会場】

ティースペース茶楽(カフェスペースに展⽰。パスポートなしでの入場可)

【沖島エリア】(近江八幡市)

公園、広場、桟橋、倉庫、源弥亭など島全体に点在

【彦根市街地エリア(10会場)】

彦根城⻄の丸三重櫓、彦根城天秤櫓、⽞宮園、楽々園、⼭の湯、⾜軽屋敷 川井邸(旧⼾塚家住宅)、スミス記念堂、伊藤邸、中の家具2号店、コジマギャラリー中央店(元・呉服屋)

【鳥居本エリア(3会場)】(彦根市)

有川家住宅、⽊綿屋(元・合⽻屋)、⿃居本駅

西島雄志 「吉祥」

見どころ

 伝統的建造物が数多く残る近江⼋幡、彦根両市を散策しながら、国内外のアーティスト約65組の作品を⼀堂に鑑賞できる。

◎琵琶湖に浮かぶ「沖島」での展⽰。
◎旧中⼭道の宿場町「⿃居本」での展⽰。
◎⼈間国宝、志村ふくみさん誕⽣の地、近江⼋幡で、アトリエシムラによる⾃然の植物の⾊世界を体感できる草⽊染めの展⽰。
◎ACOON HIBINOを中⼼としたコラボレーション・コンサートの開催。
◎衰退した地場産業、“ヨシ”の新たな活⽤⽅法を模索したインスタレーションの展⽰。

江頭誠 「いっしょになかよしバスタイム」

BIWAKO ビエンナーレとは?

 2001年、⼤津市のびわ湖ホールと周辺の公園で始まり、2003年以降は、拠点を近江⼋幡市に移した。

 2020年の9回⽬からは、会場に彦根市を追加。近江⼋幡市の旧市街地の伝統的な建造物、造り酒屋、醤油蔵だった空間や、彦根市の彦根城、⾜軽屋敷などを会場に開催している。

 2022年は、琵琶湖の沖島(近江八幡市)と中⼭道の宿場町「⿃居本」(彦根市)を会場に加え、さらに展示区域を広げる。

 会場となる建物は、地域固有の⽂化を特徴付けるものとして、未来へと継承すべき貴重な財産。失われつつある建物の保存、継承の可能性をも現代アートに⾒出そうとする試みが、BIWAKOビエンナーレである。

 空き家や古民家を会場に活用することで、古き良き建物の魅力を再発見し、地域再生につなげるのも目的のひとつ。

 長年放置された日本家屋を住民や全国から集まる有志で清掃することからスタート。国内外から集まるアーティストたちの⼿による、町の歴史と芸術が共鳴する展示によって、五感をフルに使った鑑賞を体験してもらう。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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