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モーツァルト作曲オペラ『バスティアンとバスティエンヌ』6月12日愛知県芸術劇場小ホールで

2018年度公演より ⒸNoashi Hatori

子どもから大人まで人気の公演

 名古屋・栄の愛知県芸術劇場小ホールで2022年6月12日(日)、「モーツァルト作曲 オペラ『バスティアンとバスティエンヌ』羊飼いと村娘の恋の行方は?」が上演される。原語歌唱、日本語字幕付きで、せりふは日本語となる。

 国内外で活躍する実力派の指揮者、演出家、ソリストと地元愛知のオーケストラ団体によって2018年に創作・上演したオペラの再演。子どもから大人まで楽しめる。

 指揮は、セントラル愛知交響楽団常任指揮者で、日本で最も期待される若手の1人である角田鋼亮さん。

 演出は、ドイツで研鑽を積み、さまざまなオペラで活躍中の太田麻衣子さんが担当。「笑い」にこだわった舞台を披露する。

 ソリストには、三重県出身で日本で最も歴史のあるオペラ団体・藤原歌劇団に所属する伊藤晴さん、愛知県岡崎市出身で二期会に所属する柴田紗貴子さんらが出演する。

 管弦楽は、創立20周年を迎える愛知室内オーケストラ。

『バスティアンとバスティエンヌ』

 『バスティアンとバスティエンヌ』は、フランスで活躍した哲学者・政治哲学者・作曲家のジャン=ジャック・ルソー(1712- 1778年)が手掛けた『村の占い師』(1752年)を原作に、モーツァルトが12歳で作曲した最初期のオペラ。

 物語の舞台は、17世紀頃のフランス、コルシカ島内のバスティア村。一人寂しく恋の悩みを歌う娘バスティエンヌが村の占い師に恋の悩みを相談したことをきっかけに、青年バスティアンとの恋の駆け引きが始まる。

 二人の恋の行方もさることながら、バスティエンヌが気持ちを歌う愛らしいアリアやバスティアンの恋の歓びのアリアなど、牧歌的な恋愛ストーリーと美しい歌が特徴的である。

公演概要

公 演 名:モーツァルト作曲 オペラ『バスティアンとバスティエンヌ』
羊飼いと村娘の恋の行方は?(原語歌唱・日本語字幕付き・日本語セリフ)
日  時:2022 年 6 月 12 日(日)14:00 予定枚数終了/18:00
※開場は各 30 分前
※上演時間:約 110 分(休憩 1 回含む)
会  場:愛知県芸術劇場 小ホール
入場料金:全席指定 一般 5,000 円 高校生以下(要証明書)2,000 円
※未就学児入場不可。 託児サービス あり(有料・要事前予約)。
     
☆託児サービス:対象は満1歳以上の未就学児。料金は1人につき1,000円(税込)。申し込み締め切りは6月4日。問い合わせはオフィス・パレット=電話0120-353-528 携帯からは052-562-5005。

チケット取り扱い

愛知県芸術劇場オンラインチケットサービス
○愛知芸術文化センタープレイガイド ☎052-972-0430
※平日 10:00-19:00 土日祝休 10:00-18:00(月曜定休/祝休日の場合、翌平日)
<購入方法によって手数料が必要になる場合がある>

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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