愛知県芸術劇場 勅使川原三郎 演出・振付 ダンス 『風の又三郎』7月24、25日

2021 年2 月に愛知県芸術劇場大リハ―サル室で行った稽古の様子 Ⓒ Naoshi Hatori

東海圏にゆかりあるバレエ経験者たちと創りあげる初の試み

Ⓒ Hiroshi Noguchi (Flowers)

 愛知県芸術劇場大ホールで2021年7月24日(土)、25日(日)15:00 から、「愛知県芸術劇場芸術監督 勅使川原三郎 演出・振付 ダンス『風の又三郎』」が上演される。

 勅使川原さんが芸術監督として初めて大ホールで構成・演出・振付を担うダン ス公演である。

  東海圏にゆかりある10代から20代までのバレエダンサー11人が出演する。出演者オー ディション・ワークショップを2020年10月に開催。11月から愛知県芸術劇場で勅使川原さんの指導を受けて、稽古を重ねている。

  アーティスティック・コラボレーターを務 める佐東利穂子さんも出演する。

 本公演に向け、勅使川原さんは「愛知は優秀なダンサーを輩出している。東海圏にゆかりあるバレエダンサーと一緒にプロジェクトを進めるとともに、芸術監督として、いろんな方々と仕事をして新たな価値観をつくりたい」と語っている。

『風の又三郎』

 これまでに勅使川原さんは『春と修羅』や『銀河鉄道の夜』など数々の宮沢賢治作品を題材にダンスを手掛けてきた。

 『風の又三郎』は、山あいの小さな学校に一人の転校生がやってくるところからはじまる物語。子どもたちが戸惑い、緊張や葛藤を抱きながら経験を重ねることで、夏から秋に移り変わる季節のように成長する様子を描く。

 子どもはもちろん、誰もがダンスに興味を持てるような舞台を目指している。

2021 年2 月に愛知県芸術劇場大リハ―サル室で行った稽古の様子 Ⓒ Naoshi Hatori

公演情報

【公演名】勅使川原三郎芸術監督 演出・振付 ダンス『風の又三郎』
【 日 時 】2021年7月24日(土)・25日(日)各日15:00開演(14:15 開場)
【 会 場 】愛知県芸術劇場大ホール
【スタッフ・出演者】
原作:宮沢賢治
演出・振付/美術/衣装/照明デザイン/音楽編集:勅使川原三郎
アーティスティック・コラボレーター/出演:佐東利穂子
出演:オーディションダンサー(赤木萌絵、石黒優美、石橋智子、菰田いづみ、佐藤静佳、澤村結愛、松川果歩、宮本咲里、横山礼華、吉田美生、渡邉菫)

チケット

全席指定
S席4,000円 中学生以下2,000円
(団体割引:10名以上 S席3,500円 中学生以下1,500円)
A席3,000円 中学生以下1,500円

※ディスタンスシート(2 席または1 席ごとに空けた座席エリア)あり
※3 歳以下入場不可
※推奨年齢:小学校高学年以上

【販売場所】
愛知県芸術劇場オンラインチケットサービス
○愛知芸術文化センタープレイガイド(地下2 階)(平日10:00~19:00) ☎052-972-0430※土日祝は18:00 まで。月曜定休、祝休日の場合は翌平日
チケットぴあ [Pコード:505-592]

勅使川原三郎 ステートメント

ダンス 風の又三郎

 以前から私は宮沢賢治原作で誰が見ても面白い踊りの作品を作りたいと思っていました。
 バレエもダンスで踊りですね。宮沢賢治の詩や物語の中には数々のダンスが登場します。
 吹き飛ばされながら風に向かって走り、心がふるえる恐ろしさや静けさを取り戻し安心した後、生き生きと飛び跳ね、大きく強くそして細やかに、自然と人間たちが踊ります。
 新学期の初めの日に転校生の少年が誰よりも早く教室に座っているところから物語は始まります。見知らぬ少年がはこんでくる風とともに同級生たちの不思議な夏は終わります。
 風の少年が去り、新たな風が微かに吹いている。

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伝えること、文化芸術とメディアについて

1980年代から、名古屋、東京、関西で文化芸術を見てきた。新聞文化面、専門雑誌、「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、自ら新聞文化欄を編集、美術、映画、演劇などの記事を書いてきた。2000年代に入ると芸術批評誌を立ち上げ、2019年にはWEBメディアを始めた。文化芸術とメディアの関係、その歴史的展開、メディアリテラシー、課題と可能性、レビューや伝わる文章の書き方、WEBメディアの意義、構築方法について、若い世代に伝えたいと考えています。

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