画家の設楽知昭さん死去 66歳

設楽知昭さん死去

 2021年8月3日の中日新聞朝刊によると、画家で愛知県立芸術大名誉教授の設楽知昭さんが7月27日死去した。66歳。

 1955年、北海道苫小牧市出身。1980年、愛知県立芸術大大学院を修了した。2005~2021年に愛知県立芸術大美術学部油画専攻教授。

 突然の訃報で、驚いている。筆者は、1990年代を中心に、名古屋の画廊、白土舎での個展等で、新聞記者として取材させていただいた。

 2021年3月末で愛知県立芸術大教授を退任したばかりである。

 その記念展が2020年10月10日〜11月8日、愛知県立芸術大学サテライトギャラリーSA・KURA(名古屋)で開催された。

 また、2020年10月6〜18日、愛知県立芸大「設楽知昭研究室」の修了生、在学生(当時)によるグループ展「絵の回路」展が、名古屋・愛知芸術文化センター地下2階アートスペースXで開かれた。

 名古屋大学教授、秋庭史典さんの新著「絵の幸福—シタラトモアキ論」の出版記念展として、東京・不忍画廊では、2020年10月2〜24日、「設楽知昭個展 絵の幸福」展も開かれた。

 詳細は、「設楽知昭退任記念展 愛知県立芸術大学サテライトギャラリーSA・KURA 10月10日〜11月8日」。

 ご冥福をお祈りいたします。

以下、STANDING PINE(名古屋)のWEBサイトより

個展

1984 ギャラリー大西(名古屋)
1989 ギャルリーユマニテ東京(東京)
     ギャラリー1956(那覇)
     ギャラリーOH(一宮)
1990 ギャラリー竹内/A.C.S.(名古屋)
1992 ギャルリーユマニテ名古屋 (名古屋)
1995 「SHITARA FRESCO H氏邸のフレスコ」(H氏邸/長久手・白土舎/名古屋)
2003 「EQUINOX」T&Sギャラリー(東京)
2004 「FOLIOS-佐久島の恋」(弁天サロン/三河湾佐久島)
1993〜2010 白土舎/名古屋
2012 「毎日、尻尾を食べていた」STANDING PINE(名古屋)
2013 「大きなモレスキンのノート」STANDING PINE(名古屋)
2014 「光・人間・絵画」不忍画廊(東京)
2014 「壊れた紙芝居」STANDING PINE(名古屋)
2015 「二つ折りにして封筒に入れました 手紙」STANDING PINE(名古屋)
2016 「瞼 まぶた」不忍画廊(東京)

グループ展

1994 「POSITION 1994 – 名古屋発現代美術展」(名古屋市美術館)
                 「VOCA展 – 現代美術の展望、新しい平面の作家たち」 (上野の森美術館/東京)
1996 「石田財団1995年度芸術奨励賞 受賞記念展」(名古屋電気文化会館)
                「Art Spirit:HOKKAIDO BIENNIAL 1996-97 語る身体・10人のアプローチ」(北海道立近代美術館・帯広美術館・旭川美術館・函館美術館/札幌・帯広・旭川・函館)
1997 「絵画の方向’97」(大阪府立現代美術センター)
2001 「EXTENSION MAXI GRAPHICA」(京都市美術館別館/京都)
2002 「仲介者たち」ファン・デ・ナゴヤ美術展2002(名古屋市民ギャラリー矢田)
2004 「Light Boxes/Dark Rooms」(ホープカレッジ・アートセンターギャラリー/ミシガン州、米国)
                 「人間をつくってください」(名古屋市民芸術祭2004主催事業/名古屋市民ギャラリー矢田)
2005 「人工夢」(名古屋市民芸術祭2005主催事業/名古屋市民ギャラリー矢田)
2006 「北の創造者たち」(札幌芸術の森美術館)
2008 豊田市美術館・常設展第Ⅰ期(豊田市美術館)
                「版の誘惑展」(名古屋市美術館)
                「土から生える」(国際陶磁器フェスティバル美濃‘08)
2009 「放課後のはらっぱ」(愛知県美術館・名古屋市美術館)
2010 「TOYOTA ART COLLECTION 09-10」(豊田市美術館)
2013 「アイチのチカラ!」(愛知県美術館)

受賞歴

1978 愛知県立芸術大学卒業制作桑原賞(愛知県立芸術大学)
1980 愛知県立芸術大学修了制作買い上げ賞(愛知県立芸術大学)
1995 名古屋市芸術創造賞(名古屋市文化振興事業団)
1996 石田財団芸術奨励賞(財団法人石田財団)

パブッリクコレクション

愛知県美術館
名古屋市美術館
豊田市美術館
徳島県立近代美術館
愛知県立芸術大学
愛知県立農業総合試験場
長久手町立中央図書館

 

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>文化とメディア—書くこと、伝えることについて

文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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