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ミュシャ展 2024年-2025年開催

  • 2023年10月27日
  • 2024年4月18日
  • 美術

2023年-2024年のミュシャ展

堺 アルフォンス・ミュシャ館

アルフォンス・ムハ モラヴィアン・ドリーム! 2023年8月5日〜11月26日

 19世紀末のパリをポスターで虜にしたAlfons Muchaは、日本ではチェコ語読みのムハよりもフランス読みの“ミュシャ”で親しまれている。本展では、パリで活躍しながらも「芸術の力でチェコとスラヴ民族の団結に貢献したい」という壮大な夢を実現していくムハの姿を追いかける。どのように夢が芽生え、どのような表現となって叶えたのか、作品の中に散りばめられた夢のカケラを探しながら、ムハのチェコへの想いにもせまる。さらに今回は、ムハの夢とプラハの日本人作家の夢が重なる。人形劇の国チェコのプラハを拠点に国内外で活躍する人形作家林由未が本展のために新作を制作。ムハの作品から導かれた先に広がる人形たちの世界も体感できる。

ミュシャとパリの画塾 2023年12月2日〜2024年3月31日

 教師ー画家のもうひとつの顔。本展の舞台は1900年前後の、パリの画塾。国籍/性別/年齢/技術を問わないアトリエで、若き日のミュシャはアカデミズムの巨匠に画を学んだ。やがてポスターで脚光を浴び、装飾画家として活躍する一方、ミュシャが画塾で次世代にデッサンや構図を教えたことは、あまり知られていない。生徒の中には、洋画を志す日本人留学生の姿もあった。自ら手を動かし画を語る、ミュシャの熱き指導。さあ、あなたも教師・ミュシャの画論に触れてみませんか。

イリュストラシオン ミュシャとアール・ヌーヴォーの挿絵 2024年4月6日〜7月28日 同時開催:ミュシャとアール・ヌーヴォーの部屋

 “イリュストラシオン”とはフランス語で「挿絵」を意味する。ミュシャは生涯に250冊以上の書籍や雑誌に挿絵や作品が掲載された。彼の画家としてのデビューは挿絵の仕事から。ポスター画家としてパリで一世を風靡する前から書籍や雑誌の挿絵を描くことで生計を立て、その後、売れっ子の画家になってからも挿絵を描き続けた。ミュシャが挿絵から装丁までを手がけた書籍をはじめ、同時代のアール・ヌーヴォーの美しい挿絵本、さらにミュシャの後半生の大作とそれに関連する挿絵作品も紹介。初期から円熟期に至るミュシャとアール・ヌーヴォーの挿絵の世界を堪能できる。

ひろしま美術館

ミュシャ展 マルチ・アーティストの先駆者 2023年9月2日 ~ 10月29日

 世紀末の転換期にデザイナー兼画家として活動した先駆的な存在といえるミュシャの仕事に焦点をあて、チェコ在住の個人コレクターであるチマル博士のコレクションから選りすぐりの作品の数々を紹介する。初期の挿絵の仕事、ミュシャを一躍有名にした女優サラ・ベルナールの演劇ポスターをはじめとする種々のポスターや艶やかでたおやかな女性像を特徴とする装飾パネル、フランスの老舗菓子メーカーのパッケージなどデザインの仕事に加え、油彩、素描、水彩などオリジナル作品の数々を展覧し、ミュシャの芸術をひもとく。

都城市立美術館

特別展「アルフォンス・ミュシャ展」 2023年10月21日~12月3日公式サイト

 アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)は現在のチェコ共和国に生まれた。パリに出て、絵を学びながら挿絵の仕事をしていたミュシャは、偶然引き受けた演劇ポスター《ジスモンダ》をきっかけに、一躍時代の寵児となる。ミュシャは「すべての人に美しい芸術を」という思いのもと、ポスターや商品パッケージなど身近なデザインを次々と手がけ、人々の生活を彩った。 本展では、パリ時代の代表的なポスターや装飾パネルをはじめ、香水瓶や図案集も展示。下積み時代の挿絵から、後半生を捧げた祖国チェコでの活躍までを網羅した約500点の作品で、その画業を辿る。 物事が変わりゆく激動の近代において、束の間の平和と繁栄を謳歌した世紀末のパリ。その煌びやかな時代とともに華ひらいたミュシャの芸術の魅力と、その生涯から知れる画家としての思いに迫る。

松坂屋美術館

ミュシャ展 マルチ・アーティストの先駆者 2023年12月9日〜2024年1月21日

 世紀末の転換期にデザイナー兼画家として活動した先駆的な存在といえるミュシャの仕事に焦点をあて、チェコ在住の個人コレクターであるチマル博士のコレクションから選りすぐりの作品の数々を紹介する。初期の挿絵の仕事、ミュシャを一躍有名にした女優サラ・ベルナールの演劇ポスターをはじめとする種々のポスターや艶やかでたおやかな女性像を特徴とする装飾パネル、フランスの老舗菓子メーカーのパッケージなどデザインの仕事に加え、油彩、素描、水彩などオリジナル作品の数々を展覧し、ミュシャの芸術をひもとく。

グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル イベントラボ

アール・ヌーヴォーの女神たち 2023年12月9日〜2024年1月28日公式サイト

記事『アール・ヌーヴォーの女神たち』2023年12月9日-24年1月28日 グランフロント大阪で開催 イマーシブ×オリジナル作品 いま、みて感じる動く「ミュシャ」

 アール・ヌーヴォーの代表画家・デザイナーのアルフォンス・ミュシャ。曲線や幾何学的な模様を使った装飾性の高さから「線の魔術師」と言われるミュシャならではの作品を、高精細のプロジェクターで圧巻の映像空間として楽しめる。アール・ヌーヴォーの時代を彩った女神たちが、現代で新たな命を吹き込まれたかのように躍動する姿は必見。さらにオリジナル作品を約150点を同会場内に展示。リアルとデジタルを両方楽しめ、「絵画を全身で体験する」ハイブリッド展覧会となる。

熊本市現代美術館》 

ミュシャ展 マルチ・アーティストの先駆者 2024年2月10日~4月7日

 世紀末の転換期にデザイナー兼画家として活動した先駆的な存在といえるミュシャの仕事に焦点をあて、チェコ在住の個人コレクターであるチマル博士のコレクションから選りすぐりの作品の数々を紹介する。初期の挿絵の仕事、ミュシャを一躍有名にした女優サラ・ベルナールの演劇ポスターをはじめとする種々のポスターや艶やかでたおやかな女性像を特徴とする装飾パネル、フランスの老舗菓子メーカーのパッケージなどデザインの仕事に加え、油彩、素描、水彩などオリジナル作品の数々を展覧し、ミュシャの芸術をひもとく。

栃木市立美術館》 

☆アルフォンス・ミュシャ 魂と装飾の芸術 2024年4月3日~6月9日

 アルフォンス・ミュシャ(1860~1939)は19世紀末にヨーロッパで流行した芸術様式、アール・ヌーヴォーを代表する芸術家。現在のチェコ共和国に生まれ、幼いころから描く事が好きだったミュシャは、絵の道を志してドイツやフランスに渡るも始めは無名のままだった。一躍人気の芸術家となったきっかけは、サラ・ベルナール主演の舞台ポスターを制作したことにあり、その後もポスターを中心に華やかで可憐な作品を生み出していく。輝かしい成功を収めながらも徐々に芸術家として祖国のスラヴ民族のために大作を残したいと思うようになったミュシャは、アメリカで資金を集めてから、独立を果たした祖国に戻る。本展ではミュシャの華やかな装飾の芸術と、根源にある民族としての魂を表す芸術を紹介し、その生涯の画業を追う。

山形・天童市美術館》 

ミュシャ展 マルチ・アーティストの先駆者 2024年4月19日~6月16日

 世紀末の転換期にデザイナー兼画家として活動した先駆的な存在といえるミュシャの仕事に焦点をあて、チェコ在住の個人コレクターであるチマル博士のコレクションから選りすぐりの作品の数々を紹介する。初期の挿絵の仕事、ミュシャを一躍有名にした女優サラ・ベルナールの演劇ポスターをはじめとする種々のポスターや艶やかでたおやかな女性像を特徴とする装飾パネル、フランスの老舗菓子メーカーのパッケージなどデザインの仕事に加え、油彩、素描、水彩などオリジナル作品の数々を展覧し、ミュシャの芸術をひもとく。

三重・パラミタミュージアム》 

ミュシャ展 マルチ・アーティストの先駆者 2024年8月3日~9月29日

 世紀末の転換期にデザイナー兼画家として活動した先駆的な存在といえるミュシャの仕事に焦点をあて、チェコ在住の個人コレクターであるチマル博士のコレクションから選りすぐりの作品の数々を紹介する。初期の挿絵の仕事、ミュシャを一躍有名にした女優サラ・ベルナールの演劇ポスターをはじめとする種々のポスターや艶やかでたおやかな女性像を特徴とする装飾パネル、フランスの老舗菓子メーカーのパッケージなどデザインの仕事に加え、油彩、素描、水彩などオリジナル作品の数々を展覧し、ミュシャの芸術をひもとく。

府中市美術館

市制施行70周年記念 アルフォンス・ミュシャ展 2024年9月21日~12月1日

 世紀末パリを彩るポスターの数々を生んだデザイナー、そして、壮大なテーマを重厚な油彩で描き出した画家。ミュシャ(1860-1939)は、二つの顔を持つ芸術家だと捉えられている。しかし、その両方に貫かれているのは、どんな素材を扱っても「ミュシャ風」にする圧倒的な造形力。本展では、版画、油彩画に、貴重な下絵なども交えながら、ミュシャ最大の魅力である造形の力を紐解く。

2024年-2025年のミュシャ展

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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