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あいち2022 公式カタログを2023年3月25日発売 記念トークイベントを3月24日に開催

愛知芸術文化センター内ショップ、書店などで販売

 国際芸術祭「あいち」組織委員会が2023年3月25日、「あいち2022」の公式カタログを発売する。全100組のアーティストの展示・公演作品を網羅。国内最大規模の芸術祭の全貌を600ページ以上にわたり収録している。

 名古屋・栄の愛知芸術文化センター内のショップや、全国の主要書店、オンライン書店でも購入できる。

 公式カタログ刊行を記念したトークイベントが3月24日午後7時から、同センターで開催される。

販売の概要

発 売 日 2023年3月25日(土)
取扱場所
・ART SHOP MY BOOK(愛知芸術文化センター地下2階)※2023 年3月 31 日まで
・愛知県美術館ミュージアムショップ(愛知芸術文化センター10 階)※2023 年4月 14 日(金)から
・一宮市観光案内所(尾張一宮駅前ビル1階)
・常滑市観光プラザ(名鉄常滑駅高架下)、常滑市陶磁器会館
・有松・鳴海絞会館
・全国の主要書店、オンライン書店 等
販売価格 3,960 円(税込)

公式カタログの概要

タイトル 国際芸術祭「あいち 2022」STILL ALIVE
判  型 A5変型(225㎜×148㎜×50㎜)
頁  数 624頁
言  語 日英バイリンガル
内  容 全展示・公演作品のヴィジュアル及び解説、芸術監督/キュレトリアル・アドバイザー/キュレーターのエッセイ、作品リスト 他
カ バ ー 全20種類[表紙に作品画像が使用されているアーティスト]ローマン・オンダック / ホダー・アフシャール / 足立智美 / メアリー・ダパラニー / 渡辺篤(アイムヒア プロジェクト) / 奈良美智 / バリー・マッギー / 塩田千春 / ニャカロ・マレケ / アンネ・イムホフ / 遠藤薫 / デルシー・モレロス / シアスター・ゲイツ / フロレンシア・サディール / ミット・ジャイイン / AKI INOMATA / イワニ・スケース / トラジャル・ハレル / 山本高之と猩々コレクティブ / Åbäke & LPPL
※「あいち 2022」の展示作品の画像を使用している
※カタログ本体の内容は同一
編集発行 国際芸術祭「あいち」組織委員会
販  売 株式会社国書刊行会

カバーデザイン一覧

刊行記念トークイベント『”STILL ALIVE” は終わらない』

概要

 公式カタログの刊行を記念し、「あいち2022」の公式デザイナーで、本カタログのアートディレクションを務めた田中義久さんと、飯田志保子チーフ・キュレーターがカタログを通じて「あいち2022」を振り返り、芸術祭の魅力を語る。

【日 時】2023年3月24日(金)19時~20時(開場18時30分)
【会 場】喫茶アルス(愛知芸術文化センター地下2階 アートプラザ内)
【ゲスト】田中義久(「あいち2022」公式デザイナー)、飯田志保子(「あいち2022」チーフ・キュレーター〈統括〉)
【進 行】塩津青夏(「あいち2022」プロジェクト・マネージャー〈学芸担当〉)
【入場料】無料、ワンドリンクオーダー制(450円~)
【定 員】30名(要事前申し込み/先着順、当日でも席に余裕があれば入場可、①名前②連絡先電話番号を記載のうえ、件名を「カタログ刊行記念トーク参加申込」として、E-mailで下記まで申し込む。E-mail:event@aichitriennale.jp
※開場(18時30分)後、会場内で「あいち2022」公式カタログを先行販売する。現金のみ。

田中義久

 第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館(2019年、イタリア)、Tokyo Art Book Fair(2020年)、東京都写真美術館などのVI(ビジュアル・アイデンティティ)計画や、アーティストと数多くの作品集を制作している。また、アーティストデュオ「Nerhol」として活動しており、近年の展覧会に「第八次椿会 ツバキカイ8 このあたらしい世界」SHISEIDO GALLERY(2021年、東京)、「New Photographic Objects 写真と映像の物質性」埼玉県立近代美術館(2020年)、個展「Promenade」金沢21世紀美術館(2016年)がある。 

飯田 志保子 Iida Shihoko

 東京都生まれ。名古屋市在住。1998年の開館準備期から11年間東京オペラシティアートギャラリーに勤務。2009年から2011年までブリスベンのクイーンズランド州立美術館/現代美術館(豪州)の研究機関ACAPAに客員キュレーターとして在籍。韓国国立現代美術館2011年度インターナショナル・フェローシップ・リサーチャー。アジア地域の現代美術、共同企画、芸術文化制度と社会の関係に関心を持ち、ソウル、豪州、ニューデリー、ジャカルタ各地域で共同企画を実践。第15回アジアン・アート・ビエンナーレ・バングラデシュ2012、あいちトリエンナーレ2013、札幌国際芸術祭2014キュレーター、あいちトリエンナーレ2019チーフ・キュレーター(学芸統括)を務めた他、2014年から2018年まで東京藝術大学准教授。国際美術館会議(CIMAM)、国際ビエンナーレ協会(IBA)、美術評論家連盟(AICA Japan)会員。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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