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第22回AAF戯曲賞受賞記念公演『とりで』愛知県芸術劇場小ホールで2025年12月19-21日に上演

『とりで』試演会 羽鳥嘉郎 演出(C)HATORI Naoshi

新聞家村社裕太朗の戯曲を澄井葵、羽鳥嘉郎の2人が演出

 名古屋・栄の愛知県芸術劇場小ホールで2025年12月19〜21日、「第22回AAF戯曲賞」大賞受賞作『とりで』が上演される。

 「陸の孤島」と呼ばれる住宅地を舞台に、家庭内で生じる失言やゆがみ、孤独を描いた会話劇。作中ではアルコール性認知症の問題にも触れている。

 『とりで』は、言葉がつかえながら話す訥弁の語りを中心に据える演劇作家、村社むらこそ裕太朗さんの作品。演劇カンパニー「新聞家しんぶんか」を主宰する一方で、精神保健福祉士として、精神科医療や家庭支援の現場にも携わるソーシャルワーカーである。多面的な視点が、現代社会の断層を見つめる繊細で誠実な筆致に結びついている。

 本公演では、演出家2人が参加。名古屋を中心に自身のユニット「,5(てんご)」で活動する岐阜県出身の澄井葵と、複数の舞台芸術フェスティバルに携ってきた羽鳥嘉郎がそれぞれ異なる視点で挑み、連続上演形式で多層的な魅力を立体化する。

 また、建築家・中山英之による舞台美術デザインが客席空間を変化させ、戯曲の世界観を空間として体験させる。

公演情報

日 時|2025年12月19日(金)/20日(土)/21日(日)各日 14:00開演
※ ロビー開場は開演30分前、客席開場は開演15分前
会 場|愛知県芸術劇場 小ホール
作 |村社祐太朗

演 出|澄井葵
出 演|江上定子、中澤陽、二瓶翔輔、山口未知(劇団B級遊撃隊)

演 出|羽鳥嘉郎
出 演|石田みや、古賀菜々絵斎田実優(アメージングプロモーション)、池田大知

チケット
19日(金)       一般3,000円 U25 1,500円
20日(土)、21日(日)一般3,500円 U25 2,000 円
※全席自由・整理番号付き
○愛知県芸術劇場オンラインチケットサービス https://www-stage.aac.pref.aichi.jp/event/
○愛知芸術文化センタープレイガイド ☎052-972-0430
主 催|愛知県芸術劇場

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