フランス演劇研究者、演出家の渡辺守章さんが死去 88歳

 報道によると、東京大名誉教授で、フランス演劇・文学の研究や翻訳、評論活動、演出など、幅広く活躍した渡辺守章さんが2021年4月11日、胸部大動脈瘤破裂のため、死去した。東京都出身。88歳。

 2016年、自身が翻訳した詩人・劇作家ポール・クローデルの「繻子の靴」の全編を8時間かけ上演した。

 能楽など日本の演劇にも造詣が深い。演劇集団円や、自ら主宰した「空中庭園」では演出に携わった。京都造形芸術大(現京都芸術大)の舞台芸術研究センター所長も務めた。

 哲学者ミシェル・フーコーの日本への紹介でも知られ、訳書に「性の歴史Ⅰ 知への意志」がある。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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