反骨の画家、富山妙子さんが死去 99歳

 各種報道によると、反骨の画家として知られた富山妙子さんが2021年8月18日、東京都内の自宅で死去した。老衰。99歳。

 1921年、神戸市生まれ。少女時代は、旧満州(中国東北部)の大連とハルビンで過ごした。女子美術学校(現・女子美術大)を中退。戦後、炭鉱や、戦争、とりわけ、日本によるアジアの植民地支配や戦争責任、 従軍慰安婦、強制連行などをテーマに版画や絵画を創作した。

 1980年、韓国で民主化を求めた多数の市民が軍に殺された光州事件をモチーフにした版画シリーズがある。

 また、音楽家の高橋悠治さんと音楽、映像による作品を共同制作した。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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