『片袖の魚』公開記念 東海林毅ショートフィルム選& トーク シアターカフェ(名古屋)で6月19、20日

 名古屋市東区白壁のシアターカフェで、2021年6月19、20日、「『片袖の魚』公開記念 東海林毅ショートフィルム選&トーク」が開催される。

 上映するのは、『ピンぼけシティライツ』(2016年/18分)、『老ナルキソス』(2017年/21分)、『ホモソーシャルダンス』(2019年/11分)、『帰り道』(2019年/10分)の4作品で、約60分。

 加えて、 東海林毅監督によるトーク《新作『片袖の魚』について ~なぜ「トランス役はトランス当事者に」なのか?》も開催。『片袖の魚』の映像素材(3分程度)を上映し、東海林毅監督が制作動機、メディアにおけるセクシュアルマイノリティの表象の問題などについて語る。
 なお、これは#Save the Theatre Caféということで、東海林監督からのチャリティー企画となる。

日時・料金

6月19日(土)、20(日) 14:30 / 17:00

1000 円 +1 ドリンク (600 円~)
定員:各回10人
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上映作品

『ピンぼけシティライツ』( 2016 年 /18 分)

 出演:星能豊 梅沢佐季子 真田幹也 平井夏貴 ほか
 落ちぶれたカメラマン菊川の前にかつて菊川が撮影したグラビアアイドルの立花えみりが幽霊となって現れる。家を追い出された菊川と成仏できない立花。居場所のない二人は夜の東京で本音をぶつけ合う。夜の東京に小島ケイタニーラブの音楽がふんわり響くオフビートなファンタジー。

『老ナルキソス』(2017 年 /21 分)

 出演:田村泰二郎 高橋里央 佐野弘樹 蒲生映与 ほか
ゲイでナルシストの老絵本作家・山崎(田村泰二郎)は老いて醜く衰えゆく自分の姿に耐えられない。山崎はある夜、若く美しい男性レオ(高橋里央)に出会う。レオとのプレイ中に倒れた山崎は老いの苦しみを打ち明けるが年若いレオには響かない。溺れ死ぬ時を逃し年老いたナルキソスの運命は……。

『ホモソーシャルダンス』(2019 年 /11 分)

 出演 :新宅一平、鈴木春香、内田悠一、楊煉、ゼガ、Chris Darvall、皆木正純、吉澤慎吾
イケてる男⼦学⽣6人のグループに1人の⼥⼦。このグループに⼊れない気弱で貧相な男⼦が1⼈。彼は彼女にアタックしようとするが、いつも周りに笑われてばかり。しかし、⼥⼦がこの男⼦を傷つけるような拒絶をしたことで、男⼦学⽣グループは、この⼥⼦を敵視し、グループを追い出そうとするようになる。男性社会の持つホモソーシャリティ(単一社会性)とミソジニー(女性嫌悪)というテーマを、寸劇とコンテンポラリーダンスによって皮肉を込めて表現した

『帰り道』(2019 年 /10 分)

 出演:眼 鏡太郎 田中博士 照井健仁 永井秀樹 高木公佑 葛堂里奈
 1944年、戦時下の福岡を舞台に、徴兵検査を受けた学生たちの帰り道での青春の一幕を描く。戦争という大きなうねりにかき消される、セクシュアルマイノリティーの青年の極私的かつ人間的な感情を掬い取り可視化した。 

東海林毅監督プロフィール

 第4回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で審査員特別賞を受賞。商業作品の監督を務める一方、近年では自主映画にも力を入れ、『老ナルキソス』は第 27 回レインボー・リール東京グランプリのほか、上海クィア映画祭や札幌国際短編映画祭などでも最高賞を獲得、国内外で10冠を達成した。
 7 月に新作『片袖の魚』が公開待機中。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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