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ルドン展 2025年-2026年開催

2025年-2026年のルドン展

ひろしま美術館

オディロン・ルドン―光の夢、影の輝き 2025年1月11日〜3月23日

 オディロン・ルドン(1840-1916)が活躍した19世紀後半から20世紀初頭は、技術革新や社会情勢の影響を受けて、芸術家たちが新たな技法や表現に挑戦した時代だった。本展では、ルドンの生涯と彼が生きた時代に焦点を当て、岐阜県美術館のコレクションを中心に、ルドンの版画、木炭画、パステル画、油彩画などを展覧し、伝統と革新の狭間で独自の表現を築きあげていくルドンの画業の全容を、日本との影響関係と併せて紹介する。

パナソニック汐留美術館

☆PARALLEL MODE オディロン・ルドン―光の夢、影の輝き 2025年4月12日~6月22日

 オディロン・ルドン(1840-1916)は、フランス南西部のボルドーに生まれ、同地とパリで絵画と版画の基礎を学んだ後、神秘的とも奇怪ともいえる幻想的なイメージを、木炭画と石版画で表現していく。さらに1890年代以降は、パステルや油彩へと次第に画材を持ち替え、花や神話、宗教、人物などを主題とする色彩豊かな作品を制作した。ルドンが生きた19世紀後半と20世紀初頭は、科学の発展による技術革新が社会構造の多大な変化をもたらし、またアカデミックな芸術に対して印象派などの新しい芸術潮流が次々と生まれた時代だった。ルドンは、変貌する社会と移り変わる芸術傾向と並走するかのように、作品発表の場や人脈を広げ、新しい画題に取り組み、木炭画や石版画からパステル画や油彩画へと表現媒体を変えていく。そうした過程で生まれた、光と影が創り出す輝きを宿した彼の芸術は、時代や地域を超えて多くの人々を惹きつけていった。本展は、世界屈指の岐阜県美術館のコレクションを中心に、国内外の名品を加えた約110点の作品により、ルドンの豊穣な画業の全容を紹介する。それは、伝統と革新の狭間で、近代美術の巨匠ルドンが独自の表現を築き上げていく姿でもある。

2024年のルドン展

岐阜県美術館

清流の国ぎふ」文化祭2024 『PARALLEL MODE:オディロン・ルドン-光の夢、影の輝き-』 2024年9月27日~12月8日

 19世紀後半から20世紀初頭にかけてフランスを中心に活動した画家オディロン・ルドン(1840-1916)。ルドンはジャン=レオン・ジェロームやロドルフ・ブレスダンに学び、木炭画や版画、パステル画や油彩画と様々に技法を変えながら、イマジネーションの世界を描いた。その夢幻の芸術は、フランスのみならず日本においても美術や文学、音楽、漫画等、幅広い分野に影響を与えている。本展覧会では、約300点の作品により、両国で愛されてきたルドンの作品を読み解きながら、知られざる色彩の秘密へといざなう。国内過去最大規模の夢の大展覧会となる。

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☆アートまるケット「つなぐ人 日比野克彦」 2024年9月27日-12月8日

 南仏のフォンフロワド修道院でオディロン・ルドンが描いた世界を岐阜県美術館へとつなぐVRプロジェクト。ルドンが晩年に南仏のフォンフロワド修道院図書室のために制作した大作《昼》と《夜》の世界を、アーティストで岐阜県美術館長の日比野克彦が岐阜県美術館につなぐ。会期中には、ルドンの絵画世界から日比野克彦が感じたイメージをライブペインティングによって鑑賞者に伝える。

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