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いまおかしんじ監督特集2022 シアターカフェ(名古屋)で1月21日-2月3日開催

2022年夏に公開した4作品を一挙上映

 「いまおかしんじ監督特集2022」が2023年1月21日~2月3日、名古屋市東区白壁のシアターカフェで開催される。2022年夏に怒濤の連続公開となった、いまおかしんじ監督の新作4作品を2週間にわたり上映する。4作品をまとめて鑑賞できる貴重な機会である。

日程・料金

★日時
・1月21日(土)~27日(金) ※火・水定休
『あいたくてあいたくてあいたくて』14:00-15:20
『遠くへ、もっと遠くへ』15:45-17:35

・1月28日(土)~2月3日(金) ※火・水定休
『神田川のふたり』14:00-15:25
『甲州街道から愛をこめて』15:45-17:10

★料金
各作品1200円+1ドリンク(600円~) ※2作品続けてみる場合は2400円+1ドリンク

★定員
各回19名
予約はこちら

上映作品

『あいたくてあいたくてあいたくて』(2022年/78分) R15

脚本・監督:いまおかしんじ 出演:丸純子 浜田学 川上なな実 柴田明良 青山フォール勝ち 山本愛香 足立英 青木将彦 松浦祐也 川瀬陽太 配給協力:ミカタ・エンタテインメン

 一年前に夫を亡くした淳子は夫の残したタイ料理屋を一人で切り盛りしていた。ある日、店に置くハンドメイドのテーブルを通信販売で購入する。送られてきたテーブルは素朴で素敵な作りをしていたが、オマケで送られてきた人形の首が取れていた。

 気遣いのつもりで淳子がメールすると家具職人の祐司から送りなおすと返事がくる。そもそも不必要なものが壊れて送られてきたことに納得のいかない淳子は「親切の押し売りはやめて、あなたは宮沢賢治の『ツェねずみ』のねずみにそっくりです」と再度返信。そこから二人の会話が始まった…。

 夫との死別から立ち直ろうとする淳子と生真面目すぎるバツイチ男・裕司の心の交流が見る者の心を温かくする。人生の半ばを過ぎた大人たちに訪れた優しいラブストーリー。
 ©レジェンド・ピクチャーズ 公式サイトはこちら

『遠くへ、もっと遠くへ』(2022年/107分) R15

監督:いまおかしんじ 脚本:井土紀州 出演:新藤まなみ 吉村界人 和田瞳 川瀬陽太 大迫一平 佐渡寧子 黒住尚生 広瀬彰勇 佐藤真澄 茜ゆりか 配給協力:ミカタ・エンタテインメント

 結婚5年目の人妻・太田小夜子は心が通じない夫との将来を描けず、離婚を考えている。離婚後の住まいを探し始め、不動産屋と内見をすることになった。不動産屋の担当者は自分と同じくらいの年齢に見える設楽洋平と名乗る男だった。

 物件を見ていくうち、次第に打ち解けていく小夜子と洋平。小夜子は離婚を考えていること、洋平は妻が3年前に家を出てしまったことを互いに話す。小夜子が夫・五郎に別れ話をしようとしていた矢先、逆に五郎から離婚を切り出されてしまう。

 家を出た小夜子だったが、部屋も決まっておらず行く当てはない。途方に暮れ、不動産屋の前に立ち尽くしていた。出てきた洋平に小夜子はバツが悪そうに微笑んだ。小夜子はそのまま洋平の部屋に転がり込む。洋平が妻の光子にまだ未練があることを感じとる小夜子は奥さんに会うべきだと洋平をけしかけて……。二人はどんな未来を選ぶのか?
 ©レジェンド・ピクチャーズ 公式サイトはこちら。 

『神田川のふたり』 (2022年/83分) 

監督:いまおかしんじ 脚本:川崎龍太 上野絵美 出演:上大迫祐希 平井亜門 椎名糸 岡本莉瑚 橋本達 内藤光佑 有永結咲 美波愛子 配給・宣伝:アイエス・フィールド

 高校2年生の舞と智樹は中学時代のクラスメイトの葬儀の帰り、久しぶりに二人きりで神田川沿いで自転車を押していた。

 二人は互いに気があったものの、思いを伝えられず別々の高校へ進学していた。その気持ちはまだ続いているようだ。

 東京都杉並区永福町の幸福橋から高井戸方面へ神田川沿いを上る二人は、奇妙で濃密、キュートでファニーな24時間を共にすることに…。
 ©2021 Sunny Rain 公式サイトはこちら

『甲州街道から愛を込めて』 (2022年/82分) R15

監督:いまおかしんじ 脚本:中野太 出演:有里まりな 古瀬リナオ 遠藤史也 和田瞳 伊藤和哉 広瀬彰勇 翔〔横浜銀蝿〕 製作・配給:キングレコード

 メンバーとケンカ別れしてバンドが解散した、売れないミュージシャンのリリコ。友人で彼氏にフラれたばかりのメンヘラ女子マナミ。元ミュージシャンでフリーターのタイチ。タイチの彼女で量産型女子のルミ。

 ふとしたことがきっかけで、マナミが高校生時代に片思いしていた男子に告白するため、4人の男女は車で甲州街道を旅することになる。生きることがヘタな4人の小さな旅を描く青春ロードムービー。
 © 2022キングレコード 公式サイトはこちら

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>文化とメディア—書くこと、伝えることについて

文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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