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ジェラール・フィリップ生誕100年映画祭 2月24日-3月23日 名演小劇場で一挙上映 フランス映画史上最も愛された夭折のスター 

最新技術によってデジタル・リマスターされた名作群が華麗に、優雅に、スクリーンに再臨する

 「ジェラール・フィリップ生誕100年映画祭」が2023年2月24日~3月23日、名古屋市東区東桜の名演小劇場で開催される。

 フランス映画史上最も愛された夭折のスター、 ジェラール・フィリップの名作群が、最新技術によってデジタル・リマスターされ、華麗に、優雅によみがえる。

 戦後の暗い時代は、大衆のロマンと夢を一身に受けとめた映画の黄金時代でもあった。

 戦争は、フランスにそれまで隠蔽していたさまざまな矛盾を突きつけた。ナチスに占領されながら、連合軍として戦勝国になった。フランス社会は引き裂かれていた。そんな時代にジェラール・フィリップは、彗星のごとく登場し、あらゆる世代、あらゆる階級の国民のハートを鷲掴みにした。

 陽気なプレイボーイ、体制に叛逆する青年、貧困にあえぐ芸術家、手段を選ばな い 野心家、退廃した医師 。演じた役柄は、戦後フランスの矛盾そのものだった。

  1959年、キャリアの絶頂期、36歳の若さでこの世を去る。四カ月後、『勝手にしやがれ』が公開される。時代は大きく変わろうとしていた。

 生誕100年、没後62年。今、ジェラール・フィリップが、これまでとは違ったヴィジョンのもとによみがえろうとしている。

 2020年には、評伝「ジェラール・フィリップ 最後の冬」がドゥ・マゴ賞を受賞。第75回カンヌ国際映画祭では、ドキュメンタリー映画が喝采を浴びた。

 この12本の映画で彼が体現した社会の不条理が解決されない限り、そして私たちが映画に、この現実とは異なる<リアル>を希求する限り、ジェラール・フィリップはよみがえる。

ジェラール・フィリップ

 1922年12月4日、カンヌの裕福な家庭の次男として誕生。愛称は“ジェジェ”。弁護士を目指して、ニースの大学の法学部に入学。その後、マルク・アレグレ監督の勧めで俳優を目指し始める。

 1943年、巡業中にパリの興行主に認められ、舞台「ソドムとゴモラ」で大役に抜擢、脚光を浴びる。1946年には『星のない国』で映画初主演を果たし、舞台カミュ作「カリギュラ」で主役を得る。
 
 舞台が評判を呼び、ジョルジュ・ランパン監督が『白痴』(1946年)のムイシュキン公爵役に大抜擢。すでにフランス国立民衆劇場の看板的存在だったが、1946年の『肉体の悪魔』が大ヒット。その後、固定したイメージを払拭するために、『パルムの僧院』などの文学的な作品にも積極的にチャレンジした。

 1952年に映画『花咲ける騎士道』で世界中にその名を知らしめた。一躍、スターダムを駆け上がり、フランス初の国際的スターとなった。

 1953年には、フランス映画祭のため、来日。『赤と黒』(1954年)や、画家モディリアーニを演じた『モンパルナスの灯』(1958年)など数多くの作品に出演した。

 1956年には、『ティル・オイレンシュピーゲルの冒険』で監督デビューを果たす。円熟期を迎えていた1959年、映画界と演劇界で押しも押されもせぬスターだったジェラール・フィリップは、惜しまれながら肝臓がんでこの世を去った。36歳の若さだった。

スケジュール

ラインナップ

肉体の悪魔 HDデジタル・リマスター版

第一次大戦下を舞台に若き人妻と高校生の許されざる恋を描く、戦後フランス映画を代表する傑作
 第一次大戦の最中に燃える、若き人妻と高校生の許されざる恋。やがて戦争は終りに近づき・・・。夭逝の作家レーモン・ラディゲの原作を名匠クロード・オータン=ララが叙情味あふれる作品に仕上げた。当時24歳のジェラールが、10代特有の揺れ動く繊細な感情を表現し、容姿の美しさだけでなく、演技の力量も知らしめた。ジャック・タチも出演している。

1947年/123分/フランス/モノクロ/スタンダード/モノラル/PG12
監督:クロード・オータン=ララ/出演:ジェラール・フィリップ、ミシュリーヌ・プレール、ジャン・ドビュクール、ドニーズ・グレイ、バロー、ジャック・タチ
原作:レーモン・ラディゲ/脚色・台詞:ジャン・オーランシュ/ピエール・ボスト/撮影:ミシェル・ケルベ
音楽:ルネ・クロエレック/美術:マックス・ドゥイ ©Transcontinental Films
日本初公開:1952年/ ★リマスター版 日本初公開

パルムの僧院 2Kデジタル・リマスター版

聖職者を目指す青年を描くスペクタル・ロマン大作 
 1815年、聖職者になるため、ナポリでの勉学を終えて、故郷パルムに戻ってきたファブリス。恋に冒険に波乱万丈の活躍を繰り広げるスペクタクル・ロマン大作。スタンダール原作の映画化作品。オールイタリアロケ。スタントを使わず、初のアクションに挑み、ジェラールの代表作となった。

1948年/174分/フランス/モノクロ/スタンダード/モノラル
監督・脚本:クリスチャン・ジャック/出演:ジェラール・フィリップ、マリア・カザレス、ルイ・サルー、ルネ・フォール
原作:スタンダール/台詞・脚本:ピエール・ヴェリ/撮影:ニコラ・エイエ/音楽:レンツォ・ロッセリーニ/美術:ジャン・ドーボンヌ  © 1947 SND (Groupe M6) – DISCINA
日本初公開:1951年(142分バージョン)/ ★2K 日本初公開

美しき小さな浜辺 2Kデジタル・リマスター版

雨の降り続く海辺の町で、過去を見つめる謎の青年を描く名作ミステリー
 シーズンオフの海岸のさびれたホテルに、ある夜、ひとりの陰のある青年ピエールが宿泊する。ホテルでは、孤児院育ちの女中マルトと少年が働いていた。無口なピエールにマルトは興味をもち、次第に心を通わせていくが・・・。当時世界的に流行していた“絶望”を描いたペシミスティックな作品。撮影はウィリアム・ワイラー監督『ローマの休日』(1953)、ヴィム・ヴェンダース『ベルリン・天使の詩』(1987)のアンリ・アルカン。

1949年/91分/フランス/モノクロ/スタンダード/モノラル/PG12
監督:イヴ・アレグレ/出演:ジェラール・フィリップ、ジャン・セルヴェ、マドレーヌ・ロバンソン、ジャーヌ・マルカン
脚本・台詞:ジャック・シギュール/撮影:アンリ・アルカン/音楽:モーリス・ティリエ/美術:モーリス・コラソン ©1949 – PATHE FILMS
日本初公開:1999年/★2K 日本初公開

ジュリエット あるいは夢の鍵/愛人ジュリエット 4Kデジタル・リマスター版

夢と現実の間を彷徨う、獄中の青年の苦悩を描くファンタジックな恋物語
 恋ゆえ罪を犯した青年ミシェル。獄中、夢の中でも恋人を探す彼がたどり着いたのは、誰も記憶を持たない“忘却の国”だった—。監督は『天井桟敷の人々』の名匠マルセル・カルネ。撮影は『美女と野獣』『ローマの休日』など数々の名作を手掛けたアンリ・アルカン。音楽は「枯葉」などジャンソン、映画音楽を数多く手掛けたジョゼフ・コスマ。テーマ曲「失われた恋」は1951年カンヌ国際映画祭で音楽賞を受賞した。

1951年/93分/フランス/モノクロ/スタンダード/モノラル
監督・脚本:マルセル・カルネ/出演:ジェラール・フィリップ, シュザンヌ・クルーティエ、イヴ・ロベール
脚本:ジャック・ヴィオ/撮影:アンリ・アルカン/音楽:ジョゼフ・コスマ/美術:アレクサンドル・トローネル © 1950 Les Productions Sacha Gordine/2016 Tigon Film Distributors Ltd. All Rights Reserved.
日本初公開:1952年/ ★4K 日本初公開

花咲ける騎士道 4Kデジタル・リマスター版

「王女と結婚する」占いを信じ、入隊したファンファンが大活躍する冒険活劇
 軍隊に入隊した青年ファンファンは、ある日、襲撃されそうになった王女の危機を救うが・・・。フランスの民謡「ファンファン・ラ・チューリップ」にロマンスやアクションを入れ、ジェラールが大活躍する冒険活劇。“影のある二枚目”から“陽気でやんちゃ”なジェラールの一面を存分に開花させた作品で、世界中で大ヒット。第75回カンヌ国際映画祭では、ジェラール・フィリップの生誕100年を記念して本作の4K版が、『ジェラール・フィリップ 最後の冬』と合わせて上映された。

1952年/100分/フランス/モノクロ/スタンダード/モノラル
監督:クリスチャン・ジャック/出演:ジェラール・フィリップ、ジーナ・ロロブリジーダ、ノエル・ロックウェル、ジュヌヴィエーヴ・パージュ
脚本:ルネ・ウェレ、ルネ・ファレ/撮影:クリスチャン・マトラ/音楽:ジョルジュ・ヴァン・パリス、モーリス・ティリエ/美術:ロベール・ギー © 1952 – TF1 DROITS AUDIOVISUELS – RIZZOLI
1952年カンヌ国際映画祭監督受賞/日本初公開:1953年/ ★4K日本初公開

熱の孤独 2Kデジタル・リマスター版

酒浸りの元医者と未亡人、それぞれの孤独と再生を描く。サルトル原作
 メキシコのひなびた漁村で酒浸りの生活を送る元医師ジョルジュ。フランス人の旅行者ネリーは夫を伝染病で失い、見知らぬ土地で途方に暮れる。ネリーをぶっきらぼうに慰め、何かと世話を焼くジョルジュ。伝染病はますます蔓延していくが・・・。ジャン=ポール・サルトル原作「チフス」を元に、ジャン・オーランシュが舞台をインドシナからメキシコに変更して書き下ろした作品。共演は『夜の騎士道』で共演することになるミシェル・モルガン。

1953年/104分/フランス・メキシコ/モノクロ/スタンダード/モノラル
監督・脚色:イヴ・アレグレ/出演:ジェラール・フィリップ、ミシェル・モルガン、ヴィクトル・マヌエル・メンドーサ、ミシェール・コルドゥー、カルロス・ロペス・モクステマ
脚本:ジャン・オーランシュ/台詞:ジャン・オーランシュ、ジャン・クルーゾー/撮影:アレックス・フィリップス/音楽:ポール・ミスラキ/美術:オーギュスト・カペリエ/ギュンター・ゲルソ ©1953 – PATHE FILMS – REFORMA
1953年ヴェネツィア国際映画祭優秀作品賞受賞/日本初公開:1954年/ ★2K 日本初公

しのび逢い ムッシュ・リポアの恋愛修業 HDデジタル・リマスター版

ロンドンを舞台にジゴロのリポア氏を描くシニカルなラブコメディ
 女性とみると口説かずにはいられないジゴロのリポア氏。今度は自分たちの結婚式に出席した妻の友人のパトリシアを口説きにかかるが・・・。監督は『太陽がいっぱい』の巨匠ルネ・クレマン。共演はヴァレリー・ボブソン、ナターシャ・パリーなどイギリスのスター女優。また、フランス人のシャンソン歌手、ジェルメーヌ・モンテロも出演。『赤い風車』の名カメラマン、オズワルド・モリスによって隠し撮りされた当時のロンドンの雑踏が、異国を彷徨うリポア氏の孤独感を際立たせる。

1954/105分/フランス・イギリス/モノクロ/スタンダード/モノラル
監督:ルネ・クレマン/出演:ジェラール・フィリップ、ヴァレリー・ホブスン、ナターシャ・パリー、マーガレット・ジョンストン、ジョーン・グリーンウッド、ジェルメーヌ・モンテロ
原作:ルイ・エモン/脚色:ヒュー・ミルズ、ルネ・クレマン/台詞:レイモン・クノー/ヒュー・ミルズ/撮影:オズワルド・モリス/音楽:ロマン・ヴラッド/美術:ラルフ・ブリントン ©Transcontinental Films
1953年カンヌ国際映画祭審査員特別賞受賞/日本公開:1954年/★リマスター版 日本初公開

赤と黒 2Kデジタル・リマスター版

青年は愛さえ手段にして貴族階級へ転身を図るが・・・
 大工の息子ジュリアン・ソレルは仕事よりラテン語を得意とする学問好きな青年であった。町長であるレナール家の家庭教師となる。やがて美しいレナール夫人と愛し合うようになるが・・・。スタンダール原作の映画化。ジェラールにとって2本目のオールカラー作品。ジェラールは世界の文学史上に燦然と輝く主人公を演じることに対しても重大な責任を感じていたというが、唯一無二のジュリアン・ソレルを見事に演じている。

1954年/フランス/193分/カラー/スタンダード/モノラル
監督:クロード・オータン=ララ/出演:ジェラール・フィリップ、ダニエル・ダリュー、アントネラ・ルアルディ
原作:スタンダール/脚色・台詞:ジャン・オーランシュ、ピエール・ボスト/撮影:ミシェル・ケルベ/音楽:ルネ・クロエレック/美術:マックス・ドゥイ ©1954 Gaumont – Documento Films
日本初公開:1954年/★2K 日本初公開

夜の騎士道 4Kデジタル・リマスター版

「1か月以内に口説き落とす」 アルマン中尉の恋愛遊戯を描くロマンスコメディ
 アルマン中尉は仲間たちとの賭けで、町の美女マリ=ルイーズを1か月以内に口説き落とすと宣言したが、いつしか本気で彼女を愛し始めていることに気づく・・・。天才作家ルネ・クレール監督による快作ロマンティック・コメディ。本作でジェラールは、フランスの典型的なドン・ファンのイメージを見事に体現している。ブリジット・バルドーも出演。

1955年/104分/フランス/カラー/スタンダード/5.1ch
監督・脚本:ルネ・クレール/出演:ジェラール・フィリップ、ミシェル・モルガン、ブリジット・バルドー
撮影:ロベール・ルフェーヴル/音楽:ジョルジュ・ヴァン・パリス/美術:レオン・バルザック © 1955 – TF1 DROITS AUDIOVISUELS – RIZZOLI
日本初公開:1956年/★4K日本初公開

モンパルナスの灯 HDデジタル・リマスター版

世間の無理解と病魔に苦しむ実在の天才画家モディリアーニの生涯を映画化
 第一次世界大戦後のモンパルナス。天才画家モディリアーニは、芸術家としての高い自負心を持ちながらも、世間の無理解に自暴自棄となり、貧困とアルコール中毒と結核に苦しんでいた。ある日、美術学校の授業に出席し、美しい画学生ジャンヌと出会うが・・・。実在の画家モディリア―ニの生涯を、ジャック・ベッケルが映画化。ジャンヌ役には近年でも『男と女 人生最良の日々』(2019年)に出演し活躍を続けるアヌーク・エーメ。

1958年/108分/フランス/モノクロ/ビスタ/モノラル
監督:ジャック・ベッケル/出演:ジェラール・フィリップ、アヌーク・エーメ、リノ・ヴァンチュラ、リリー・パルマー
原作:ミシェル・ジョルジュ=ミシェル/監督・脚色:ジャック・ベッケル/脚色:アンリ・ジャンソン/マックス・オフュルス/撮影:クリスチャン・マトラ/音楽:ジョルジュ・ヴァン・パリス/美術:ジャン・ドーボンヌ
© 1958 Gaumont – Astra Cinematografica – Continental Film GmBh
日本初公開:1958年 ※2016年に上映された素材と同様の素材での上映となります。 提供:ザジフィルムズ

危険な関係 4Kデジタル・リマスター版

互いの情事を報告し合う外交官夫妻。ラクロ原作。全編をジャズで彩る
 外交官夫妻のバルモンとジュリエットは、パリの社交界でも目立つ存在。しかし、実際の二人は、お互いの情事の成果を報告し合う奇妙な夫婦関係を続けていた・・・。鬼才ロジェ・ヴァディム監督がラクロによる同名小説の舞台を現代のパリに移し、初映画化。セロニアス・モンク、アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズによるモダン・ジャズナンバーを全編使用。ボリス・ヴィアンも出演。

1959年/105分/モノクロ/ビスタ/5.1ch
監督:ロジェ・ヴァディム/出演:ジャンヌ・モロー、ジェラール・フィリップ、アネット・ヴァディム、ジャンヌ・ヴァレリー、ジャン=ルイ・トランティニャン
原作:コデルロス・ド・ラクロ/脚色:ロジェ・ヴァイアン/ロジェ・ヴァディム/クロード・ブリュレ/台詞:ロジェ・ヴァイアン/撮影:マルセル・グリニョン/美術:ロベール・ギガン/音楽:セロニアス・モンク ©1960 – TF1 DROITS AUDIOVISUELS
日本初公開:1961年

ジェラール・フィリップ 最後の冬

ジェラール・フィリップの生い立ちから人生の軌跡を描く最新ドキュメンタリー
 出演映画のメイキングや貴重な舞台の映像、家族とのプライヴェートフィルムなど未公開の秘蔵映像を最新技術でレストア、ジェラール・フィリップの知られざる真実を描く。ハリウッドからの高額なオファーを断り、お金に困っていた旧友の演劇に出演していたこと。1944年8月のパリ解放の時には、パリ市庁舎の奪回にも協力するなど、身を投じた対ナチ・レジスタンス運動へ参加していたこと。戦後には、コミュニストとして熱心に活動するなど、妻のアンヌにも背中を押され自分の名声を正義と平和と理想のために捧げたこと。1959年の夏、病に倒れてからも、復帰に向けて野心的に舞台の企画を立てていたこと……これまであまり明かされることのなかった「人間」ジェラール・フィリップの姿に、誰もがさらに魅了される違いない。

2022/66分/フランス/パートカラー/ステレオ/ビスタ
原作:「ジェラール・フィリップ 最後の冬」(中央公論新社 ジェローム・ガルサン著 深田孝太朗 訳)
監督:パトリック・ジュディ/出演:ジェラール・フィリップ/全編吹替ナレーション:本木雅弘
© Temps noir 2022
第75回カンヌ国際映画祭 クラシック部門正式出品作品 ★日本初公開

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1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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