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日比野克彦さんが東京芸大学長

 東京芸術大(東京)のWEBサイトによると、2021年11月25日、学長選考会議が開かれ、澤和樹学長の任期満了に伴う次期学長候補に現代美術家の日比野克彦教授(63)を選んだ。

 任期は2022年4月1日から28年3月31日まで。

 日比野克彦さんは1958年、岐阜市出身。1984年に同大大学院の修士課程を修了。2016年から美術学部長を務めている。略歴はこちら

 地元の岐阜では、2006年、日比野さんの個展が岐阜県美術館で開催されたのをきっかけに、市民との協働制作を展開。2015年からは、岐阜県美術館長を務めている。

 段ボールを用いた立体作品など、多彩な芸術活動で知られ、社会とアートをつなぐ取り組みを続けている。

 候補適任者に選ばれた5人の意思を大学側が11月25日に確認した。辞退した1人を除く4人について審議し、日比野さんを選んだ。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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