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「ギャラリーN映画展」2022年4月2-17日に開催  

映画と現代アートが交わる新しい映画祭

 名古屋のgallery N が2022年4月2〜17日、映画と現代アートが交わる新しい形の映画祭「ギャラリーN映画展」を開催する。

 1~15分の短編映画を公募。深田晃司監督らが審査員を務め、グランプリ、準グランプリなどを発表する。グランプリは副賞10万円。

 1回目となる2022年は「フィックス・ワンカット」で撮られた短編作品がテーマ。 2021年9月20日〜2022年1月30日が応募期間で、約130点の作品が集まった。

 ノミネートは、この中から選んだ9作品で、公式サイトに掲載されている。また、展示上映のみするギャラリーN特別推薦作品が4点ある。

 計13作品は、2022年4月2〜17日に、ギャラリーNの展示空間でモニターやプロジェクター、 タブレット等を使って、アート作品のように展示上映される。

 ノミネート作品の中から、深田監督らの最終審査委員がグランプリ、準グランプリを決める。ほかに観客賞も選ぶ。

 2022年4月16日(土)には、 映画界、アート界の両⽅からゲストを招き、名古屋のミニシアター、シネマスコーレで特別上映会・表彰式を行う。

概要

募集作品

募 集 期 間 :2021年9月20日(月)〜2022年1月30日(日)
テ ー マ:2022年のテーマは「フィックス・ワンカット」
ル ー ル :パン、ティルト、ズームなどを行わない フィックス(固定カメラ) 撮影であること。最初から最後まで、カットを割ることなく撮影された1カットの実写映像であること
応 募 資 格 :プロ・アマは問わない
出 品 料:無料
作 品 時 間 :1分以上、15分以内 (スタートからエンドクレジット等までを含む総尺)
フォーマット:mov もしくは mp4の動画ファイル
解 像 度 :480p以上(1920×1080を推奨)
フレームレート:29.97fps
音声 :ステレオ、サイレント作品(無音)も可
そ の 他:日本語以外の言語で制作された作品は日本語字幕が必須、CG、アニメーション作品は不可、1⼈の応募者からの複数作品の応募も受け付ける。 既に営利的な上映、放映、販売、配信などがされている作品は応募できない

開催期間

2022年4月2日(土)〜17日(日)

展示上映

会 場:gallery N
期 間:4月2日(土)〜4月17日(日)     
    OPEN 13:00 – 20:00
    CLOSE 水・木
住 所:〒464-0816 愛知県名古屋市千種区鏡池通3-5-1
入場料:無料

特別上映

会 場:シネマスコーレ
日時:4月16日(土) 19:00 – 21:30
住 所:〒453-0015 愛知県名古屋市中村区椿町8-12 アートビル1F
入場料:1000円

gallery N

 gallery N は、2008年、名古屋市に二宮拓也・二宮由利香夫妻の住居兼ギャラリーとしてオープン。若手の現代アート作家を中心に取り上げ、さまざまな人が作品や作家と触れ合うことができる場を提供している。

 SUPPOSE DESIGN OFFICE・谷尻誠氏設計の建築としても注目されている。

 2017年には東京・神田にショーケース「gallery N神田社宅」をオープン。気鋭の作家たちの作品を紹介している。

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>文化とメディア—書くこと、伝えることについて

文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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