記念の30回目 42作品を上映
女性監督の作品や女性に注目した映画を紹介する「あいち国際女性映画祭2025」が2025年9月11〜15日、名古屋の愛知県女性総合センター(ウィルあいち)とミッドランドスクエアシネマを会場に開催される。⇒リーフレット(PDF)ダウンロード
記念すべき30 回目となる今回は、会期を4日間から5日間に拡大。世界初公開2作品、日本初公開5作品、愛知初公開7作品を含む招待作品等24作品と、フィルム・コンペティション18作品の全42作品を上映する。アンバサダーは映画監督の三島有紀子さん。
30回記念特別企画として、クレテイユ国際女性映画祭(フランス)とソウル国際女性映画祭(韓国)で上映された作品を日本で初公開。
各映画祭から招くゲストとともに国際シンポジウム「わたしたちの今」を開催するほか、「女性監督の先駆者たち」と題し、フランス、韓国、日本の女性監督の先達の作品を上映する。
開催概要
主催:公益財団法人あいち男女共同参画財団、あいち国際女性映画祭2025 運営委員会
日程:2025年9月11日(木)から9月15日(月・祝)まで5日間
会場:愛知県女性総合センター(ウィルあいち)、ミッドランドスクエア シネマ
上映作品(全42 作品)
区分 | 海外作品 | 国内作品 | 計 | 備考 |
招待作品等 | 15 | 9 | 24 | 世界初公開2作品 日本初公開5作品、 愛知初公開7作品 |
フィルム・コンペティション作品 | 13 | 5 | 18 | アニメ4作品、ドキュメンタリー 4作品、ドラマ7 作品、招待3作品 |
計 | 28 | 14 | 42 |
チケット
ウィルあいち会場上映作品 ※ 全て自由席
区分 | 価格 | 販売期間 | 販売場所等 |
前売 | 1枚1,000円 障害者/子ども/学生1枚600 円 | 7月13日(日)~9月10日(水) | ・ウィルあいち(あいち国際女性映画祭事務局)販売は9/2から ・愛知芸術文化センター/今池ガスビルの各プレイガイド ・ローソンチケット(Lコード:40707) https://l-tike.com/aiwff/ ・Boo-Woo チケット https://l-tike.com/bw-ticket/event/aiwff/ |
当日 | 1枚1,300円 障害者/子ども/学生1枚600 円 | 9月11日(木)~9月15日(月) | ・ウィルあいち会場チケット売場 ・ローソンチケット (URL・Lコードは前売と同じ) ・Boo-Woo チケット (URL は前売と同じ) ※ローソンチケット/Boo-Woo チケットの販売期間は9月11日(木)から各作品上映日前日まで 9月12日(金)から9月15日(月)が対象 |
ミッドランドスクエア シネマ上映作品 ※ 全て指定席
区分 | 価格 | 販売期間 | 販売場所等 |
前売/当日 | 1枚1,300円 障害者/子ども/学生1枚600円 | 7月13日(日)~9月14日(日) | ・ミッドランドスクエアシネマ窓口 ・同シネマチケット購入サイト http://www.midland-sq-cinema.jp/ ※あいち国際女性映画祭事務局、愛知芸術文化センター/今池ガスビルの各プレイガイド、ローソンチケット、Boo-Woo チケットでは購入できない。 |
作品別ゲスト一覧
【海外作品】
・『済州島 四・三事件 ハラン』(韓国映画)
ハ・ミョンミ監督、キム・ヒャンギさん、ヤン・ヨンヒプロデューサー
・『ふたりの青い心線』(インドネシア映画)
ギナ・S・ヌール監督
・『ウォーター・サーフィス』(トルコ映画)
ゼイネプ・キョプリュリュ監督、ナザン・ケサルさん
・『強くなるとき』(韓国映画)
ナムグン・ソン監督
・『苦悩のリスト』/『あの家は黒い』
ショーレ・ゴルパリアンさん(映画プロデューサー)
【国内作品】
・『金子文子 何が私をこうさせたか』
浜野佐知監督、菜葉菜さん
・『日々 福島のルワンダカフェから』
熊谷博子監督
・『長浜』
谷口未央監督、荘司亜虎さん、加藤あんりさん
・『わたしの頭はいつもうるさい』
宮森玲実監督、藤田朋子さん
・『繕い裁つ人』
三島有紀子監督、中谷美紀さん(ビデオメッセージ)
・『長い散歩』
奥田瑛二監督、安藤和津さん
30回記念特別企画
〇クレテイユ国際女性映画祭(フランス)とソウル国際女性映画祭(韓国)で上映された作品を日本初公開。各映画祭からのゲストとともに国際シンポジウムも。
9月13日(土)
10:00~『ウォーター・サーフィス』(クレテイユ国際女性映画祭上映作品)
13:10~『強くなるとき』(ソウル国際女性映画祭上映作品)
国際シンポジウム「わたしたちの今」
登壇者:ジャッキー・ビュエさん(クレテイユ女性映画祭ディレクター)、ファン・ヘリムさん(ソウル国際女性映画祭執行委員長、プログラマー)、三島有紀子さん(当映画祭アンバサダー、映画監督)、浜野佐知さん(映画監督)
進行役:木全純治(映画祭ディレクター)
〇「女性監督の先駆者たち」
女性監督の先駆者であるアリス・ギイ(フランス)、坂根田鶴子(日本)、パク・ナムオク(韓国)の3氏に関連する作品を上映。ゲストによるトークイベントも。
9月12 日(金)
10:00~『映画はアリスから始まった』
13:50~『日本初の女性映画監督 坂根田鶴子を追って/開拓の花嫁』
16:00~『未亡人』
・9月15 日(月・祝) 10:00~『苦悩のリスト』の上映後トーク内で、フルーク・ファロクザードさんが監督した1962年製作のイラン映画『あの家は黒い』を上映。
提携・連携企画の実施
〇東京国際映画祭提携企画
2024の第37 回東京国際映画祭で上映した作品を愛知初公開。
9月13 日(土)
13:10~『トラフィック』
〇国際芸術祭「あいち2025」連携企画
国際芸術祭「あいち2025」の芸術監督フール・アル・カシミさんからの推薦作品を日本初公開。
9月11 日(金)
18:30~『ザ・ティーチャー』
フィルム・コンペティション
9月14日(日)
10:00~
「ドキュメンタリー」「アニメーション」「ドラマ」の3部門で国内外の女性監督が制作した30分以内の短編作品を上映。審査委員長は俳優で映画監督の奥田瑛二さん。授賞式では各部門の「グランプリ(賞金各20万円)」と「観客賞(賞金各3万円)」を授与。
・あいち国際女性映画祭2024 2024年9月5-8日に名古屋・愛知県女性総合センター(ウィルあいち)などで開催
・あいち国際女性映画祭2023 9月15-18日に開催
・あいち国際女性映画祭2022 愛知県女性総合センター(ウィルあいち)を主会場に9月8-11日に開催